ハーレー乗りは、やはり、他のバイク乗りとは少し違う。
その最たるものが、かぶっているヘルメットだろう。
ハーレー乗りの基本は、ハーフヘルメット(半ヘル)という人も多いとは思うが、秋以降は、ハーフヘルメット(半ヘル)寒くなってくる。
今回は、少し寒くなってくる季節の、ハーレー乗りのヘルメット選びについて。
ハーフヘルメット(初夏〜初秋)
多くのライダーは、年間を通して、フルフェイスが基本だが、ハーレー乗りは、ハーフヘルメット(半ヘル)が基本だ。
安全性、云々ということは、ハーレー乗りにとっては、あまり問題ではない。
それでも、なかには、ハーレーでも、フルフェイスで、攻める走りをすることを好む人もいるが、多くは、半ヘルで、ドコドコと鼓動を楽しむような走りをする人が多い。
フルフェイスや、ジェッペル(ジェットタイプのヘルメット)のように、耳を塞いでしまうタイプのヘルメットでは、音をはじめ、いろいろなものを遮断してしまう。
転倒時の安全性については、正直、どうかと思うが、いちど、ハーフヘルメット(半ヘル)を体験してしまうと、やはり、それがしっくりくるような気がする。
また、ハーフヘルメット(半ヘル)のいいところは、脱いだときにサドルバッグの中に収納することができることだ。
しかし、それも、初秋までのことだろう。
フルフェイス・ジェッペル(秋以降)
秋も深まってくると、朝晩を中心に、次第に寒くなってくる。
ハーレーに乗っていなければ、それほどではなくても、ハーレーに乗って風を切って走ると、けっこう寒く感じるようになってくる。
本格的に寒くなれば、ハーレーに乗っていなくても、首周りや顔、耳などは、とくに寒いので、防寒をする。
ましてや、ハーレーに乗って走っていれば、さらに寒いので、ハーフヘルメット(半ヘル)では、だんだんキツくなってくる。
となると、フルフェイスかジェッペルの出番だ。
じつは、私もフルフェイスが欲しくなってきた。
寒い冬は、絶対にフルフェイスのほうが、温かいに決まっている。
しかし、免許を取る前の無知なときに、ジェッペルを買ってしまったので、とりあえずは、ジェットヘルメットも使ってみようと思う。
オフヘル(SHOEI EX-ZERO)
そして、ハーレーに乗るようになってから手に入れた、SHOEI(ショウエイ)のEX-ZEROもそろそろ出番かもしれない。
ネットでは、運が良ければ在庫があり、買えるときは買えるのだが、在庫切れの場合のほうが多い。
バイク用品店でも、人気の色と車種は、入荷までに半年か、それ以上、待たされるようだ。
そんなレアなヘルメットが、ふらりと行ったバイク用品店にあったので、思わず買ってしまったのだが、まだまだ暑かったので、箱にいれたまま放置してある。
SHOEIのEX-ZEROは、見た目的にも、かなりいいと思う。
そして、なんと言っても、SHOEIのヘルメットは軽い。
SIMPSON(シンプソン)でも、同じようなデザインのヘルメットがあるが、日本製と海外製とでは、やはり作りが違うと、SIMPSONも持っている人が言っていたのだが、とりあえず、半年も待てないという人は、SIMPSONもいいかもしれない。
おわりに
私も、ハーレーに乗り始めてから、そうなってしまったのだが、やはりハーレーには、ベースボールキャップの上から、ハーフヘルメット(半キャップ)をかぶって乗るのが、いちばん、しっくりくる。
しかし、寒くなると、ハーフヘルメット(半キャップ)ではキツくなってくる。
寒くなってからは、とりあえず、SHOEIのEX-ZEROや、SIMPSONなどのオフヘルが、今っぽいと思う。
そして、SHOEIのEX-ZEROや、SIMPSONなどのオフヘルは、意外とハーレーにもよく似合う。
じつは、私は、オフヘルには、まったく興味がなかったのだが、試しにSHOEIのEX-ZEROをかぶってみたら、
「これ、いいじゃん!」
と、思わず即買いしてしまった。
ハーレーというと、ジェッペルというイメージも強いかもしれないが、じつは、オフヘルもよく似合うので、ぜひ、近くのバイク洋品店などで、試着してみてほしい。
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