ハーレー納車日に始めての立ちゴケ!

HARLEY'S LIFE
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大型自動二輪免許が取れたので、ハーレー(HERITAGE CLASSIC・ヘリテイジ クラシック) を納車し、社長の助けも借りて、無事に公道デビューを果たした。

そして、ディーラーで知り合った、先輩ハーレー乗りとプチツーリングも経験した。

 

今年は、梅雨が長引いていて、この先もずっと雨の予報だったので、乗れるときには乗っておきたいと思い、ひとりで、もう少し走ってから家に帰ることにした。

 

結局、納車当日は、距離にして、約100Kmくらい走った。

そして、無事に自宅まで帰ったのだが…

 

納車当日のそれまでの経緯はこちら。

ハーレー納車&公道デビュー!

ハーレーデビュー! はじめてのツーリングと失敗談

  

バイク置き場へ駐車

なんとか公道デビューを果たしたのだが、この日が納車だったので、自宅のバイク置き場にバイクを停めるのは、当然、このときが始めてだった。

 

バイク置き場は、自宅マンションの敷地内に借りたのだが、どう考えても、はみ出してしまう気がしたので、しかたなく2台分のスペースを借りた。

多少、斜めに駐車すれば、まぁ、余裕だろうと思っていた。

 

そして、取り回しに自信がないので、うるさいが、エンジンをかけたまま、半クラで敷地内に乗り入れ、バイク置き場に駐車してみた。

 

実際に駐車してみると、2台分の駐車スペースを使って斜めに駐車して、やっと収まった感じだった。

予想以上にギリギリで、やはり、1台分のスペースでは絶対に無理だった。

始めての立ちゴケ

そんな感じで、なんとか無事に自宅のバイク置き場に、納車したハーレーを駐車できたのだが、始めて駐車したので、微妙に位置が良くなかった。

ハンドルをロックするとタイヤがバイク置き場のポールに当たってしまった。

しかたがないので、ハーレーにまたがったまま、少しだけバックすることにした。

 

その時だった。

 

「えっ?」

「あれ!」

「ウソ⁉」

 

見事に、「立ちゴケ」したのだった。

 

スタンドが、完全に一番前まで完全に出切っていなかったようで、納車したてのハーレーは、ゆっくりと左に倒れてきた。

とりあえず、全力で抵抗したが、燃料込で340kg以上の車体を支えられるはずもない。

 

それでも、なんとか、ゆっくりと倒すことには成功したので、ほとんど被害らしい被害はなかった。

エンジンガードとプライマリーの下のあたりが若干、地面についたが、ほんのわずかなのキズで済んだ。

  

ガードガードはおすすめ

エンジンガードに至っては、ガードガードをつけていたので、全くの無傷だった。

ガードガードも、大きな被害はなく、まったく気になるレベルではない。

エンジンガード・サドルバッグガードを保護するエンジンガードガード【立ちゴケ対策!】

 

やはり、これはつけておいてよかった。

仮にガードガードがダメになっても、数千円なので、痛みは少ない。

初心者のうちは、「若葉マーク」のつもりで、つけておこうと思う。

 

というか、個人的には、つけていても、べつにかっこ悪いとは思わない。

ハーレー初心者には、オススメのパーツだと思う。

立ちゴケを起こす

幸いにも、はじめての「立ちゴケ」の被害は少なかったが、やはり、倒れたハーレー(HERITAGE CLASSIC・ヘリテイジ クラシック)を起こすのはかなり大変だった。

 

起こし方や、起こすときに持つところなどは、ハーレーのモデル(車重)によっても違うようなので、自分のハーレーに適した起こし方を、知っておく必要がある。

 

また、「立ちゴケ」の際には、エンジンガードは本当にありがたい。

 

エンジンガードがつていれば、真横にまで完全に倒れることがはないし、体が、車体と地面の間に挟まれることもない。

さらに、倒れた車体を起こすときには、持つところにもなる。

 

今回の「立ちゴケ」では、なんとか起こすことができたが、たぶん、私の体格では、燃料込で330Kgくらいが限界かもしれない。

よほど遠出をしないときは、燃料も満タンにはしないで、10リットルくらいずつ入れようと思う。

 

また、雑誌など、何かキズにならないものを敷いて、自分のハーレーを、わざと、ゆっくりと倒して、起こす練習をしておくといい、とディーラーの人は言っていた。

もしものときに、公道で起こせないと困るからだ。

 

今回の「立ちゴケ」は、その練習だったということにしておこうと思う。

  

おわりに

というわけで、納車当日に、見事に「立ちゴケ」まで経験した。

思えば、教習車の初回技能教習でも、ものの数分で「立ちゴケ」したのだが、そのときに比べて、倒し方もだいぶ上手くなったようだ(笑)

 

それに、「倒してなるものか!」という気持ちが、倒しても当たり前の教習車とは、まるで違う。(重さも、まるで違うが…)

 

バイクの起こし方の練習のためにも、教習所では遠慮なく、教習車を倒してしまおう。

そうしているうちに、「ヤバイ!」という、バイクを支えきれなくなるポイントも分かってくるし、起こし方も身につく。

 

逆説的だが、「立ちゴケ」をしない一番のコツは、「立ちゴケ」をしてみることだ。

 

ハーレーに乗っている以上、立ちゴケの恐怖は、常にあると思うが、早いうちに、いちど経験できてよかったかもしれない。

 

くれぐれも、スタンドは、しっかりと前まで出すように気をつけよう。(とくに2018年モデル以降)

また、モデルによっては、勢いよく前に蹴ると、スタンドは、前では止まらずに跳ね返ってくる

 

しっかりと、スタンドを押し出して、前で止まっていることを、しっかりと確認することを癖付けしようと思う。

スタンドさえ、きちんと出ていれば、教習所とは違って、降りるときに立ちゴケする心配はない。(教習所では、降車が先で、スタンドが後)

 

また、教習車や、多くの日本車は、スタンドが出た状態では発進することができないが、ハーレーは発進できてしまう。

スタンドを払ってから、ハーレーに跨る人はいないと思うが、スタンドの払い忘れにも、十分注意する必要がある。

 

それにしても、教習所の教えは、ハーレーを乗る人には、あまり役に立たない。

教習所には、「MT」「AT」の他に、「ハーレー限定コース」があってもいいのではないだろうか?

  

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