真夏にフルフェイスをかぶるときの注意点【猛暑のなかフルフェイスでハーレーに乗ってみた!】

HARLEY DAVIDSONHELMET
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梅雨が明けてから、危険な暑さの日々が続いている。

 

世間はお盆休みに入り、多くのバイカーたちが暑さに負けず、集団でバイクに乗っているのを目にする。

 

きっと、このような休みにしか、仲間と予定を合わせて、バイクに乗って遠出ができない人も多いのだろう。

 

「暑いのは分かっている…でも乗りたい!」

 

その気持はよく分かる。

 

それに、いままで、コロナで自粛していた人は、もう、暑いとか寒いなんて、言っていられないのかもしれない。

  

猛暑の中 ハーレーで実家へ!

お盆ということで、父方の実家へ行ってきた。

 

私の住んでいる地方は、数日前には、40度を超え、最近は38度前後の日が続いている。

 

今日も、間違いなく暑いことは分かっていた。

 

しかし、意を決してハーレーで行ってきた。

 

しかも、頭には、フルフェイス

 

車で行けば、エアコンが効くので、暑さなど感じないばかりか、ときどき寒くなることすらある。

 

それもなんだか違うような気がする。

 

昔は、夏になれば、汗をかきながら、扇風機の風だけで過ごし、スイカを食べたりアイスクリームを食べたりして、それなりに楽しく過ごしていたはずだ。

 

夏なのだから、多少の暑い思いはするべきだ。

 

そして、冬になれば、夏の暑さが懐かしく思えるのだ。

 

それに、真夏にフルフェイスをかぶったら、どうなるのかを身を、持って体験してみようと思ったということもある。

  

最高気温 38.5度!

私の住む地方の本日の最高気温は38.5度で、全国で14位だった。

 

私の住む県は、いつもランキング上位の暑さだ。

 

和服は、ジーンズにTシャツ+アームカバーという軽装だったが、ヘルメットは、フルフェイスのZ-7をかぶっていった。

 

先日、購入したパワーエイジ PORON 肘サポーターは、ハーレーということもあって、使わなかった(洗濯が面倒なので…)

 

パワーエイジ PORON 肘サポーターがいい感じ!【夏の安全性と快適性のバランスは難しい】

 

やはり、インカムを使って音楽を聴けないのは、つまらないので、半ヘルなら涼しいことは分かっていても、フルフェイスを選んだ。

 

それから、先程も書いたとおり、真夏にフルフェイスをかぶったらどうなるのかを、確かめてみたかったからという理由もあった。

徹底的に街中を避けて!

私の家から父親の実家までは、普通に走れば、往復でも100km以内だ。

 

しかし、今日は、徹底的に街中を避けるルートで走った

 

そのため、往復で180kmくらい走った。

 

帰りなどは、あえて逆方向に向かって、わざわざ山に登ってから、裏道をつないで帰った。

 

標高1,000mを超える山の上は、なかなかに涼しく、27〜28度という、暑くもなく寒くもなくて、とても快適な気温だった。

 

よほど湿度が高くない限り、25度〜28度くらいは、バイクに乗っていて、とても快適な気温だ。

 

緑のない都会のコンクリートだらけの場所では、40度前後まで暑くなるので、ずっとそんなところを走っていたら、おそらく危険だ。

 

それに、走っているときは、風が入ってくるので、それほど暑くないのだが、信号や渋滞で止まったときが地獄だ。

 

止まると、下(バイクや路面)からも熱が上がってくる。

 

その暑さが恐ろしいので、今日は、混雑して、しかも日陰のない街中は、極力避けて走った。

 

そのため、疲れたことは疲れたが、思ったほどでもなかった。

  

内装が洗えるヘルメットを!

今回、フルフェイスをかぶっていった(シールドは開けっ放し&サングラス)のだが、ずっと走り続けることができれば、いいのだが、信号などで止まると、すぐにチークパットが汗で湿ってきた。

 

これまで、このレベルの暑さのなかを、フルフェイスをかぶったことがなかったので、ヘルメットの内装は洗ったことがない。

 

しかし、さすがに、今日は帰ってから、チークパットを外して洗った。

 

それ以外の内装は、COOLMAX素材のヘルメットインナーキャップをかぶっていることや、外し方はよくわからなかったので、リセッシュをしておくことにした。

 

 

ヘルメットインナーキャップは、今回、新たに「スポーティ」を買って試してみたが、なかなかいい感じだ。

 

夏場のフルフェイス(まとめ)

ということで、夏場のフルフェイス体験会は、無事に終了したのだが、気がついたことをまとめておくことにする。

 

・シールドを空けて走れるよう、アイウェアかインナーバイザーがあるといい

・COOLMAXのヘルメットインナーキャップは、かぶったほうがいい


・汗をかくので、内装が外せるヘルメットを選んだほうがいい


・信号や渋滞の多い、街中走行はなるべく避けたほうがいい


・もっとも暑い時間(11時〜15時くらい)に走るなら、涼しいところを


・自然は、そこまで暑くならない。暑いのは人間が住む街中だけ
  

おわりに

暑い!暑い!と言いながら、みんながエアコンを使えば、室外機の熱で、街は更に暑くなる。

 

街中が「危険な暑さ」でも、大自然の中は涼しいのだ。

 

標高の高いところは、紫外線は強いので、日焼けには注意が必要だが、木陰はほんとうに涼しい。

 

最近の夏の暑さは「危険な暑さ」と連日ニュースになっていて、あたかも人間が被害者のような印象だが、実際には、人間は加害者側だろう。

 

夏の猛暑も、ゲリラ豪雨も、豪雨災害も、コロナウイルスも…、もとはといえば、人間が自然を破壊し続けていることが原因なのだ。

 

空調の効いた空間ばかりいると、なかなか気がつけないが、バイクに乗って自然の中を走ってみると、そんなことを考えさせられずにはいられない。

 

人間が猛暑に苦められているのではなく、人間が猛暑をつくりだしているのだということを…

  

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