ハーレー乗りの心構え【ハーレーに乗れることに感謝!奢り高ぶりは禁物!】

HARLEY DAVIDSON HARLEY'S LIFE
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ハーレーに乗る前と、大型自動二輪をとって、ハーレーに乗り始めてからは、明らかに、気分というか、心構えが変わった。

 

ひとことで言うと、

「強くありたい!」

「逞しくありたい!」

「舐められてたまるか!」

というような心境になった。

 

言ってみれば、アウトローな心境に近いかもしれないが、だからといって、夜中に騒音を撒き散らす暴走族(たぶん中型免許所持)のような生き方をしたいわけではない。

ただ、「軟弱な生き方は、ハーレー乗りには似合わない」というだけだ。

 

そして、だからといって、優しさや親切心、感謝の気持ちが不要ということではない。

ハーレー乗りにふさわしい、逞しい人間になりたいというだけだ。

 

今回は、ハーレー乗りの心境について。

   

災害列島

日本は、近年になってからは、戦争こそないが、毎年のように発生する災害は、避けることができない。

つい最近も、大型で強力な台風により、各地が被災した。

いつもながら、被災された方には、心よりお見舞い申し上げたい。

 

私の場合、住宅や車よりも、屋外保管のハーレーが、心配だったのが、何ごともなくすんで、ほんとうによかった。

ありがたいことだ。

 

家や車が流されるような災害に見舞われたら、普段、いくら「重たい!」と思っているハーレーであっても、ひとたまりもないだろう。

 

台風の翌日、相棒の無事を確かめるかのように、目的もなくハーレーに乗ったのだが、それ自体が、とてもありがたく、感謝すべきことなのだと思った。

百獣の王

ビッグツインのハーレーに乗っていると、公道では、少し大げさかもしれないが、自然界で言うと、ライオンになったかのような、ちょっとした王様気分が味わえる。(峠では、すぐにSSに道を譲るが…)

 

ハーレーが、二輪車の中で最高とは言わないし、もっとパワーがあったり、もっと早いバイクも、たくさんあるが、それでもハーレーには、明らかに、存在感や重厚感、そして高級感がある。

 

チーターやヒョウなどは、走ればライオンよりも早いが、百獣の王といえば、やはりライオンだろう。

いうなれば、そんな感じだ。

   

負ける気がしない

そして、バイクに興味がない人でも、「ハーレー」という名前くらいは、ほとんどの人が知っているだろう。

自動車で言えば、「ベンツ」や「フェラーリ」や「ポルシェ」、時計で言えば、「ロレックス」のような知名度がある。

 

私も、ハーレーに乗る前は、公道で見かけるポルシェなどを、羨ましく思ったりもしたが、いまでは、たとえ横に並ばれても、なんとも思わない。

 

なぜなら、公道では、明らかにミルウォーキーエイトを積んだ、ビッグツインのハーレーのほうが、トルクフルで早いから。

 

公道でフェラーリやマクラーレンに遭遇することは、めったにないが、そのへんの「ベンツ」や「ポルシェ」くらいなら、決して負けはしない。

最近では、レクサスが幅を利かせているようが、相手ではない。

 

バイクは車に比べて車重が軽いので、出だしで車に負けることは、決してない。

そして、バイクは、遅い車や信号待ちなどでも、すり抜けができるので、間違いなく車よりも先に行ける。

 

また、ビッグツインのハーレーは、度胸さえあれば、200kmくらいは出せると思うので、高速走行でも負けないと思う。(排気量が小さいハーレーは、ここが厳しい)

 

このように、ビッグツインのハーレーに乗っていると、無敵になれたような錯覚をしてしまう。

引け目を感じるのは、自分のハーレーよりも、もっとすごいハーレーに遭遇したときくらいだ。

   

奢り高ぶるべからず

公道で、ビッグツインのハーレーに乗っていると、怖いものはない。

あるとすれば、白バイくらいだろうか(笑)

 

タラタラと低速で走る車の後ろは、自分も車なら、イライラしてしまいがちだ。

場合によっては、煽ったりしてしまうかもしれないが、ハーレーなら、さっさと抜いてしまえばいい。

僅かな隙さえがあれば、前に出れる。

 

しかし、そのような運転をしているうちに、心や運転に「驕り高ぶり」が生じるのも事実だ。

だが、実際には、べつに、ハーレーに乗っているから偉いわけではない。

 

また、大型自動二輪免許をとったことは、自慢できることではあるが、だからといって、普通自動二輪免許(中型免許)の人や、400cc以下のバイクを馬鹿にするのもよくない。

おわりに

考えてみれば、ハーレーに乗れるということは、

・健康である
・五体満足である
・それなりの身長がある
・多少のお金がある
・被災していない
・家族の理解がある
・大型自動二輪免許が取れた
・ハーレーが買えた
・ハーレーの駐車スペースがある

などなど、つい忘れてしまいがちな、すべてのことが、クリアできているということだ。

これらは、大いに感謝すべきことではないだろうか?

いつまでも、ハーレーに乗れるように、これからも、感謝の気持ちを忘れずに、生きていきたい。

 

ハーレーは、ただのバイクではない。

乗ってみると分かるが、ちょっと不思議な乗り物だ。

はじめは「乗り物」かもしれないが、次第に「相棒」という感じになっていく。

 

「今の自分を変えたい!」と悶々としているような人は、思い切って大型自動二輪の免許を取って、ハーレーに乗ってみるといいと思う。

きっと、人生がいい方に動き出すと思う。

 

そして、ハーレー乗りは、新たなハーレー乗りを歓迎するものなので、人間関係も、きっと大きく広がると思う。

   

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