勢力が強い台風などが、自分の住んでいる地域にやってくると、ハーレーの転倒防止対策をしなければならない。
「ガレージがあればなぁ…」
と、いつも思うのだが、日本は地震も多い国だ。
常に転倒防止対策は、考えておいたほうが安心だと思う。
⇒ ハーレーの台風対策【雨よりも強風対策・転倒防止対策を!】
ハーレーダビッドソンの正規ディーラーも持つ、有限会社寺田モータースより、「転倒棒止 Anti Rollover Rod」という商品が販売されているので、ひとつ持っておくとよさそうだ。
⇒ ハーレーの強風対策【転倒棒止 Anti Rollover Rod TMOシリーズ】
「転倒棒止 Anti Rollover Rod」がない場合は、車などのジャッキがあれば、それでも代用できる。
今回は、ジャッキを使った、ハーレーの転倒防止対策について。
車載ジャッキ
車を持っていれば、ほぼ100%、ジャッキは積まれていると思う。
いざというときに積んでいないのは不安だが、そうめったに使うものでもない。
台風のときくらい、車から出してきて、ハーレーの転倒防止に使ってみた。
イメージとしては、こんな感じだ。
バイクは、基本的には、スタンド側には倒れにくい。
しかし、スタンドと逆方向には、転倒する可能性がある。
そこで、スタンドと反対側にも、「つっかえ棒」をしてやることで、転倒を防げる可能性が高くなる。
その「つっかえ棒」としてジャッキを使う。
角度があったほうが…
バイクは、多少、スタンド側に傾いてはいるが、スタンドと反対側のフレームを真下から押し上げることで、転倒が防げるのだろうか?
何もないよりはマシだとは思うが、多少は、角度をつけて、斜めから押したほうが、より効果的のような気がする。
ということで、工具箱の中にあった、適当なプラスティック製の白い板を外側にかましてみた。
これで、多少の角度がついたはずだ。
ジャッキがフレームに当たる部分は、タオルを挟んで、傷がつかないようにした。
ジャッキは、手で回わせる程度に、テンションをかけておいた。
手だけの力でも、300Kg以上のハーレーが、微妙に持ち上がるものだ。
おわりに
ジャッキでも、台風のときなどの転倒防止対策はできるが、地震は、いつ襲ってくるかわからない。
できれば、ハーレーを停車するときは、常に転倒防止対策をしておければ安心だ。
そうなると、いちいちジャッキを使うよりも、「転倒棒止 Anti Rollover Rod」などの専用商品を使ったほうが手間がかからない。
⇒ ハーレーの強風対策【転倒棒止 Anti Rollover Rod TMOシリーズ】
「転倒棒止 Anti Rollover Rod」は、サイズによって6種類あるが、Amazonでは、いちばん長い「A-type TE-01」といちばん短い「E-type TE-00」2種類だけ販売されていた。
また、いつもジャッキを使うとなると、常に、車の中にジャッキがない状態になってしまう。
「転倒棒止 Anti Rollover Rod」は、台風の前になると、在庫切れを起こす可能性が高いので、在庫があるうちに、ひとつ買っておくと、日常的な転倒防止対策として使えそうだ。
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