ハーレーでエンストしたときにエンジンが掛からないときの解決方法【原因は安全装置】

HARLEY DAVIDSON HOW TO RIDE HARLEY
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私は、ひとりで乗っているときは、ほとんどエンストしないのだが、誰かと一緒に走っているときには、ときどきエンストをかますことがある。

 

自分のペースで発進できるときには、ほぼエンストなんてしないのものだ。

 

しかし、たとえば、自分が発進しようと思ったタイミングで、前の人が慎重過ぎて、発進しなかったときなど、調子がくるってエンストしてしまったりする。

 

ときどきしかエンストしないので、突然、エンストすると軽くパニクってしまう。

 

そして、「エンストしたときに、エンジンが掛からなくなった!」なんてことになれば、さらにパニクってしまうだろう。

 

今回は、「エンストしたときに、エンジンが掛からなくなった!」という悩みにお答えする。

 

と、偉そうに書いてはいるが、私自身、これまでに数回、同じような体験をし、今回、ようやく調べる気になったので、調べてみたというだけの話だ。

   

エンジンが掛からない!

これまで、数回あったのだが、ハーレーに乗っていて、道路の真ん中でエンストしてしまったときに、慌ててエンジンをかけようとしても、エンジンが掛からないことがある。

 

後ろの車から、クラクションを鳴らされようものなら、けっこうなパニックになり、冷静な判断ができなくなる。

 

ハーレーは重すぎるので、ハーレーを押して、とりあえず横に退けるなんてことも、とっさにはできない。

 

パニクっていると、立ちゴケしてしまう危険性もあるので、跨ったままのほうが、きっと安心だ。

 

先日、久々に、仲間の後ろを走っていて、右折待ちの交差点の真ん中で、やらかしてしまった。(なんで行かんのだ!)

 

エンストしても、すぐにエンジンがかかれば、とくに問題ない。

 

しかし、道の真ん中で、エンストして、エンジンがかからなかったら、一気にパニックに陥る。

キルスイッチとセルボタン

今回で、おそらく3回目くらいなので、過去2回にそのような事態に陥ったときに、調べておくべきだったのだが、そんなこと、すっかり忘れていた。

 

私のハーレー(FLHC・2018)は、キーレスなので、キルスイッチセルボタンしかない。

 

通常であれば、キルスイッチをオフ(イグニッションオン)の状態で、セルボタンを押せば、エンジンは掛かるはずだ。

 

しかし、道路の真ん中でエンストしてしまったときに限って、エンジンが掛からない。

 

これは、非常に困る。

 

そして、今回、ようやく調べてみて、その原因がわかった。

   

原因は安全装置

キルスイッチがオフ(イグニッションオン)の状態でも、ギヤがニュートラル(N)でない場合(たいていは1速)、いくらセルボタンを押しても、エンジンが掛からないようになっている。

 

これは、ギヤが入った状態でセルを回すと、ハーレーが、いきなり「ドン」っと、前に動いてしまい、場合によっては、転倒してしまう危険性があるため、それを防止するための、安全装置として備わった機能である。

 

解決策としては、とりあえず、クラッチを握ってからエンジンを掛けるようにすれば、湿式クラッチのため、多少、前に動こうとする力が働くかもしれないが、これでエンジンは掛かるはずだ。

 

余裕があれば、ギヤをニュートラル「N」に入れてから、エンジンを始動すれば、なお良いと思う。

おわりに

ハーレーに乗って、8ヶ月以上経つのに、お恥ずかしながら、こんな簡単なことも知らなかった。(私の場合、納車説明が何もなされなかったのが、良くないと思う。)

 

通常は、そんなにエンストしないので、調べようとも思わなかったが、いざ、交差点の真ん中で、エンジンが掛からなくなったら、けっこうパニクる。

 

いざというときに、パニックにならないように、知るべきことは知っておいたほうがいい。

 

パニクったときは、たいてい、冷静な判断ができず、正しくない行動をとってしまいがちだ。

 

しかし、「こういう場合は、こうする」ということが、しっかりと頭に入っていれば、慌てずに対処できるはずだ。

 

もしも、不安に思うことがあったら、調べて、対処方法を知っておくことは、とても重要だ。

   

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