XSRシリーズ比較【XSR900・XSR700・XSR155・XSR125】

ヤマハのXSRシリーズは、日本国内では、XSR900・XSR700・XSR125がラインナップされている。

そして、海外専用モデルの XSR155 があり、主に東南アジアや欧州で販売されている。

XSR155は、日本にも並行輸入車として輸入されており、専用のカスタムパーツが販売されるほどの人気がある。

今回は、XSR900・XSR700・XSR125・XSR155 の違いについて、数値的な比較を簡単にまとめてみた。

   

XSR比較

XSR900・XSR700・XSR125・XSR155は、エンジンの気筒数と排気量、免許区分に伴う制限が大きな違いとなる。

エンジンはすべて、

水冷・4ストローク・4バルブ・フューエルインジェクション・セルフスターター式

となっているが、気筒数や排気量がそれぞれ異なり、当然、車両重量も異なる。

2021年10月以降は、ABSの装着が義務化されているが、国内仕様と海外仕様とで、一部異なる。

その他は、必要な免許や高速道路走行の可否、車検の有無が異なる。

詳細は、以下の表にまとめた。

エンジン

スペック

サイズ

主要装備

その他

   

あなたはどのXSR？

XSRシリーズは、免許区分によって、乗れるバイクが異なる。

もちろん、大型自動二輪免許があれば、すべて乗ることができるが、乗れるのと乗りたいはイコールではない。

 

高速道路に乗る必要があるのなら、XSR125が、

ABSが必要ならXSR155が、

大型自動二輪免許がなければ、XSR700とXSR900が、

クルーズコントロールが必要であれば、XSR900以外のすべてが、

それぞれ候補から外れる。

 

価格は、

XSR125とXSR155が、50〜60万円

XSR700とXSR900が、100万〜130万円

のレンジなので、およそ2倍の差がある。

 

パワーを求めるなら、明らかにXSR700とXSR900だ。

私なら３気筒エンジンのXSR900を選ぶだろう。

 

パワーは求めず、日常使いのしやすさを考えるなら、XSR125とXSR155だろうか。

国内正規モデルがよければ、XSR125、輸入車でもよくて、ABS非装着が許容できるのならXSR155が良さそうだ。

私は、迷いなくXSR155を選んだ。

 

あなただったら、どのXSRを選ぶだろうか？