Kawasaki Ninja ZX-25Rの慣らし運転【新基準で緩和されたとはいえ過酷⁉】

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Kawasaki Ninja ZX-25Rの慣らし運転は過酷だ。

 

カワサキのこれまでの距離と回転数の条件にくらべたら、2000回転ほど上に緩和されているみたいだけど、それでも始めの200kmまでは、とくに辛い。

 

慣らし運転は、車もバイクも1000kmというのが目安で、納車して1000km、もしくは1ヶ月で初回点検とオイルやオイルフィルターの交換を行うのが一般的だ。

 

実際には、もう少し長く慣らしていく必要もあるかもしれないが、とりあえず1000kmのオイル交換までの初期慣らしくらいは、後々のことを考えて、きちんとやっておきたい。

 

今回は、ZX-25Rの慣らし運転について。

 

また、最後にショートムービー(動画)のおまけも。

  

1000kmの慣らし運転

ちまちまと乗っていては埒が明かないので、1日300km前後の慣らしツーリング数回で、1000kmの慣らし運転を終わらせることにした。

 

私は高速道路の走行が大嫌いなので、今回は、ZX-25RにETCすら取り付けていない。

 

滅多に使わないのだから、なくてもさほど困らないだろう。

 

そして私は、早起きが苦手なので、下道オンリーだと、1日で走れるのは、せいぜい300kmといったところ。

 

ということで、3回の慣らしツーリングを行って、残り150kmになり、次回、午前中に距離合わせで少しだけ乗って、午後に1ヶ月点検とオイル交換というのが、理想的だったし、それも可能だった。

 

しかし、その「次回」は、あまりにも天気が良すぎたので、ふだん乗らない高速にまで乗って、つい遠出をしてしまった。

 

当然、帰りは真っ暗になっていたし、疲労困憊で、1ヶ月点検とオイル交換は持ち越しとなった。

 

それどころか、1000kmを目指して慣らし運転をしていたのに、この日だけで460kmも走ってしまい、トータルで1300km以上と、300kmも余分に走ってしまった。

 

まぁ仕方がない。

 

とにかく、あとは、1ヶ月点検とオイル交換を済ませれば、レッドゾーンまで回せる。

 

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慣らし運転の基準

ZX-25Rの慣らし運転の基準は、私が納車したときと、それ以前とでは、少し基準が緩和されたということだ。

 

ZX-25Rの旧条件は、以下のように定められていた。

 

走行距離エンジン回転数
0〜200km4000回転
200〜350km6000回転
350〜1000km控えめな運転

 

そして、ZX-25Rの新条件は、以下のように定められている。

 

走行距離エンジン回転数
0〜200km6000回転
200〜350km8000回転
350〜1000km控えめな運転

 

0〜200kmの、4000回転と6000回転の差は、とくに大きい。

  

0〜200km

とくに辛いのが、始めの200kmまでだ。

 

6速・6000回転では、軽自動車なども含む交通の流れに、ギリギリ乗って走れるというレベルだ。

 

はっきりいうと、軽自動車に煽られるレベルだ。

 

これが旧条件の4000回転だったら、一般の道路の流れに乗って走るのは難しいのではないだろうか。

 

それって、なかなか危険ではないかと思う。

 

始めの200kmは、あまり交通量のない道路を走ったほうがいいし、高速道路なんて論外だ。

200〜350km

200kmまでは、とにかく根性で乗りきるしかない。

 

しかし、その先の8000回転縛りとなると、少しだけ余裕が出てくる。

 

それでも、追い越しなどは辛い。

 

一瞬でスパッと抜けないので、通常の追い越しよりも危険性が高まる。

 

気持ちとは裏腹に、とにかく前に出ないのだ。

 

しきりに馬の尻にムチを打つ、ジョッキーのような気分になる。

 

ZX-25Rに関しては、慣らし運転中の追い越しはやめたほうがいいだろう。

 

また、200〜350kmというのは、間隔的に短くはないだろうか。

 

こんなに細かく刻む必要があるのか疑問だ。

  

350〜1000km

200〜350kmが細かすぎるのも謎なのだが、350kmを超えると、次の基準は、「控えめな運転」だ。

 

「控えめな運転」ってなんだ?

 

あまりにも曖昧な基準だ。

 

とりあえず・・・

 

350kmまでが8000回転だったので、1000kmまでは10000回転あたりが妥当だと考え、自主的に「控えめな運転」を10000回転までと定めた。(最後に動画あり)

 

10000回転回せれば…

 

と思ったけど、実際には8000回転とそれほど変わらない。

 

これからが本領発揮!

 

というところで止めなくてはいけないので、8000回転も10000回転も大差ない。

 

とはいえ、ここまで来ると、交通の流れよりも速い速度域で走れるようになるから、バイクのメリットが活かせるようになる。

おわりに

8000回転を過ぎてからが、このバイクの本領発揮なので、下手に回してしまうと、なかなか途中でスロットルを緩めるのが難しい。

 

実際には、1000kmまでは10000回転までという縛りは、自分自身で勝手に決めた回転数だったし、慣らし運転の最後の方は、気も緩んでいて、12000〜14000回転くらいは回してしまっていた。

 

いちいちタコメーターを見ながら走っていても楽しくないので、だんだんと感覚で走るようになるので、超えてるな…とは思いつつも無視して走った。

 

それでも、自分的には「控えめな運転」をしたつもりだ。

 

今回は、できれば長く乗り続けたいと思うが、車検もない250ccなので、自分の責任で維持していかなくてはならない。

 

ZX-25Rの慣らし運転は、他の車やバイクよりも、我慢と忍耐が必要だ。

 

そして、自分自身との戦いとなる。

  

ショートムービー(おまけ)

ZX-25R 慣らし運転のショートムービー(約1分)も、読者限定で公開していますので、よかったら覗いてみてください。

 

この動画は、給排気気音をメインにしているため、余計なテロップやBGMはなしの無編集となっています。(音量注意!

 

よかったら、チャンネル飛んでもらって、別の動画をチェックしたり、チャンネル登録をしてもらえると嬉しいです。

 

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