あなたは、変化することを好むだろうか。
それとも、変化しないことを好むだろうか。
私は、これまでの人生を振り返ると、何かを積極的に変えようとしてこなかったかもしれない。
「変化」には、「ストレス」を伴う場合も多い。
しかし、現状に満足していないのであれば、なんであれ、積極的に変えていけばいいと思う。
嫌なことを我慢し続けるのも、また「ストレス」なのだ。
決意表明
これまで生きてきて、いちばんの「変化」は、やはり、大型自動二輪の免許をとったことだろう。
ちょうど、1年前の今頃、
「よし、大型バイクの免許をとろう!」
と決意していた。
しかし、その程度の決意であれば、以前にも、決意したことがあっただろうが、気がつけば、それがなんであったのかすら、いまとなっては、思い出せないくらいだ。
死の間際に、
「あ〜、あれやっておけばよかったな〜」
などとは思いたくないものだ。
元号が、平成から令和に変わった2019年5月2日、教習所へ行って、申込みと支払いを済ませた。
本当は、きりよく、5月1日にしようと思ったのだが、仕事があり、やむなく2日にした。
お金さえ払ってしまえば、あとはやるしかない。
お金を支払うというのは、一種の決意表明でもあるのだ。
このお金が無駄になったら絶対に嫌だ!
はじめの1歩を踏み出すか、踏み出さないかで、その後の人生は大きく変わる。
「よし、大型バイクの免許をとろう!」
と決意しても、
「でもなぁ…」とか、
「この年でとれるかな?」とか、
「お金ないしなぁ…」とか、
「バイクも買わなくちゃだし…」とか、
「やっぱり、お金ないしなぁ…」
…などなど、
一歩を踏み出せなくさせる理由は、いくらでも湧いてくる。
それを断ち切るには、何かしらの行動をとるしかない。
行動の中でも、やはり、決して安いとは思えないお金を支払ってしまうのが、いちばん、効果があると思う。
申し込みだけでも、一歩前進だが、それだと、まだ、後戻り(キャンセル)も可能だ。
また、金額が安いと、ツラくなった時に、
「やっぱり、やめようかな〜」
などという気持ちが湧いてきて、簡単に諦めてしまうことにもなる。
「このお金が無駄になったら絶対に嫌だ!」くらいの金額を払ってしまうのがいちばんだ。
お金はエネルギー
バイクの免許取得費用を支払ったり、バイクを購入すれば、それ相応のお金が必要になる。
おそらく、そのお金を使わなかったとしても、そのお金が手元に残る保証はない。
不思議と、どこかに消えてしまうものだ。
お金とは、エネルギーであり、そのような性質のものなのだろう。
「お金がない」を言い訳にしてしまうと、何もできないし、なにも「変化」を起こせない。
おわりに
最後に、私が、ある本で読んで、実際に試している法則を紹介しようと思う。
それは、
「人生は先払い」
という法則だ。
これは、
「お金に困っていても、無理して浪費しろ」
という話ではない。
直感でも、熟考の末でもいいが、やると決めたら、その決意が揺らぐ前に、「先払い」でお金を支払ってしまうということだ。
たとえ、お金がないと思える状況であっても。
そうすれば、もう、あとには引けない。
その「先払い」が無駄にならないように、前を向いて進んでいくしかなくなる。
そうすれば、その決めたことは実現するだろうし、そのためのお金も、不思議と、なんとかなってしまう。
そして、仮に、その「先払い」を支払わなかった場合でも、その金額が、余剰資金として、手元にのこるわけではないのだ。
「だったら、使ったほうがいいではないか⁉」
と、いうことになる。
現在、そんな実験をしているところだ。
いまのところ、結果は、概ね良好だ。
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