少し前から、インカムを取り付けるために、新しいヘルメットを探してはじめ、最終的に購入したのは、フルフェイスだった。
ヘルメットも海外ブランドを含めると、多くの選択肢があるが、国産メーカーの、Arai、SHOEI、OGKあたりから選んでおけば、フィッティングについては、まず安心だ。
これから暖かくなる季節なので、国産のシールド付きジェットヘルメットも検討したが、「インカムをつける」という目的を考えたとき、やはりフルフェイスを試してみたくなった。
今回は、ハーレー乗りが、はじめてフルフェイスのヘルメットを、かぶってみた感想について。
SHOEI Z-7
今回、購入したフルフェイスは、SHOEIの「Z-7」だ。
⇒ ハーレー乗りが選んだ初めてのフルフェイスヘルメット【選んだのは やっぱり SHOEI Z-7 】
SHOEIは、とにかく軽く、締め付けもキツくないので、かぶっていても、ほとんど苦にならないところが決め手だった。
カラーリングは、ソリッドモデルのツヤありブラックにした。
これなら、ビビットブラックの、私のハーレー(FLHC)とも相性がいいだろう。
もちろん、納車待ちの「ブルターレ800ロッソ(レッド☓ブラック)」でも使える。
ただ、シンプル過ぎるので、今後、ステッカーチューンくらいは考えている。
とにかく快適!
SHOEIの「Z-7」をかぶって、なんどかハーレーに乗ってみた。
まだ、気温はそれほど高くはなく、天気がよく、暖かくなっても、せいぜい20℃くらいなので、暑さはまったく感じなかった。
フルフェイスヘルメットの感想をひとことで言ってしまうと、「とにかく、快適」だ。
もちろん、真夏は暑いのだろうが、少なくとも、それ以外の季節は、とても快適に使えそうだ。
とくに、真冬は、どう考えてもフルフェイスのほうが快適に決まっているので、どうして半年前に買わなかったのだろう?とかなり後悔した。
シールドを閉めてしまえば、顔に風は当たらないので、冬場の肌の乾燥も防げそうだ。
そして、何よりも、温かいはずだ。
ハーレーの場合、「ドドドドド」という、サウンドも楽しみたいということもあって、寒い真冬でも、ゴーグルをかけ、ネックウォーマーを目の下まで上げて、ハーレーに乗っていた。
また、顔にいろいろなものが飛んできて当たると、けっこう痛いので、ゴーグルとネックウォーマーは必須だった。
まぁ、それらも経験なので、よかったのだが、次の冬からは、フルフェイス以外、考えられない。
音楽も最高
フルフェイスは快適ということが、いまさらながら、よくわかった。
しかし、それだけではない。
Cardo(カルド)のJBLスピーカー搭載のインカムを取り付けたので、いい音で音楽も聴ける。
ジェットではなく、フルフェイスにしたことで、間違いなく風切り音は少なく、静粛性が高いので、音楽もかなりよく聞こえる。
マフラー音と音楽が、どのように混ざるのか気になっていたのだが、音楽は、耳のすぐそばで鳴っているているので、とてもよく聞こえる。
マフラー音も、とくに不快な感じではない。
ほかのメーカーの音質は分からないが、音質は、Cardo(カルド)を選んでよかったと思う。
また、ボイスコマンドも快適に使えるので、かなり便利なインカムだ。
⇒ Cardoのインカムでボイスコマンド(音声コマンド)を認識させるコツ【Hey Cardo !】
おわりに
ハーレーに乗りはじめたときは、正直、フルフェイスをかぶることになるとは、思っていなかった。
ハーレーといえば、ジェットか半ヘル(ハーフヘルメット)というイメージが強く、飛ばすバイクでもないので、フルフェイスをかぶる人は、日本では、まだまだ少ない。
しかし、ハーレーの運動性能も少しずつ向上しているので、旧車乗りでもなければ、これからは、ハーレー乗りでも、フルフェイスをかぶる人が増えてくる思う。
真夏になってもかぶれるかどうかは、試してみないと分からない(たぶんムリ!)が、それ以外の季節は、フルフェイスの方が、間違いなく快適だと思う。
ハーレー乗りで、フルフェイスを買おうかどうか迷っている人は、ぜひ、試してみてほしい。
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