Cardoのインカムでボイスコマンド(音声コマンド)を認識させるコツ【Hey Cardo !】

Hey CardoINCOME
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カルド(Cardo)のバイク用インカムを買った。

 

まずは、「PACKTALK SLIM(パックトーク・スリム)」を、購入店舗で、途中まで取り付けはじめたのだが、本体(バッテリー)ユニットが、SHOEIのZ-7のヘルメット形状には合わず、ヘルメットから浮いてしまうという事態になり、急遽、「FREECOM4+(フリーコム4+)」に変えてもらった。

 

初めてのインカムのため、ほかのメーカーのインカムとは、比較のしようがないのだが、やはり、カルドはいいと思う。

 

まだ、誰とも接続したことがないので、まずは、音質とボイスコマンドについてレビューしようと思う。

 

また、Cardoのインカムで、ボイスコマンド(音声コマンド)を認識させるコツについても、書いてみる。

  

FREECOM4+

「FREECOM4+」には、ハイエンドモデルの「PACKTALK」シリーズと同様に、JBLスピーカーが付属してくる。

 

他社製のインカムを使ったことがないので、比較のしようがないのだが、たぶん、かなり音質はいいと思う。

 

「PACKTALK」シリーズになると、アプリのイコライザーで音質が変えられるようだが、「FREECOM4+」には、そこまでの機能はない。

 

しかし、それでも十分にいい音だ。

 

取り付けたヘルメットが、SHOEIのZ-7だったこともあり、ヘルメットをかぶったまま、何時間でも音楽を聴いていられそうだし、実際に、買った日は、カルドの操作方法やボイスコマンドの使い方を覚えるために、数時間、家の中で、ヘルメットをかぶりっぱなしで、音楽を聴いていたくらいだ。

ボイスコマンド(音声コマンド)

音楽を聴きたければ、

ヘイ、カルド、ミュージック!

と、言えばいい。

 

ボリュームを上げたいときは、

ヘイ、カルド、ボリューム、アップ!

 

ボリュームを下げたいときは、

ヘイ、カルド、ボリューム、ダウン!

 

でOKだ。

 

インカムやスマホに触れる必要はない。

 

音楽をミュートしたいときは、

ヘイ、カルド、ミュート!

 

ミュートを解除したいときは、

ヘイ、カルド、ミュート、オフ!

 

と言えばいい。

 

ボイスコマンドは、普通に反応してくれる。

 

しかし、なぜか、

ヘイ、カルド、ミュージック、オフ!

には、なかなか反応してくれない。

 

なんど、言っても反応してくれないので、頭にきて、

ヘイ、シリ!、音楽を止めて!

と言ったら、Siriが止めてくれた。

 

「Siri」は、賢い。

 

そして、

ヘイ、シリ、音楽かけて!

でも、

ヘイ、カルド、ミュージック!

でも、また音楽が再生される。

 

このように、「カルド」と「Siri」をミックスで使うなんてこともできてしまう。

  

ボイスコマンドと言語設定

なぜか、

ヘイ、カルド、ミュージック、オフ!

には、なかなか反応してくれなかった。

 

カルドは、スマホのアプリで各種設定を行う。

 

その設定の中に、「言語」があり、各国の言葉を設定できる。

 

基本的に、私が分かるのは、日本語と英語くらいだ。

 

英語には、

English(United States)

English(United Kingdom)

との2種類がある。

 

つまり、アメリカ英語とイギリス英語を、選んで設定することができる。

 

試しに、それぞれの英語に設定して、指示してみたが、ときどき反応したが、ほとんど反応しなかった。

 

そのようなことを、いろいろ試して、分かったことがあるので、ボイスコマンドのコツを紹介する。

ボイスコマンドのコツ

ボイスコマンドを使うときには、設定した言語で、指示する必要がある。

 

「English(United States)」なら、アメリカ人の発音で、「English(United Kingdom)」なら、イギリス人の発音で、指示する必要がある。

 

そして、日本語の場合は、

「これでもか、というくらい、下手くそな英語」

で指示するのがコツだ。

 

中途半端に、英語の発音をすると、かえって反応してくれない。

 

「へい、かるど、みゅーじっく、おふ!」

と、若干、棒読みくらいのほうが、反応してくれる。

 

Hey Cardo,music off!

という英語を、中途半端に発音するのではなく、

 

へい、かるど、みゅーじっく、おふ!

と、まるで幼稚園児のように、日本語で指示しないと、反応してくれないのだ。

 

このコツが分かれば、ほぼすべてのコマンドで反応してくれるはずだ。

  

おわりに

カルドのボイスコマンドは、使えると便利だが、指示を認識してもらうためには、ちょっとしたコツが必要だ。

 

その点、「Siri」は優秀だ。

 

適当に喋っても、反応してくれる。(初期設定は必要)

 

しかし、ご存知のとおり、「Siri」を呼び出すと、その間は、すべてが中断されてしまう。

 

そして、「Siri」の反応には、多少のタイムラグが発生する。

 

それに対し、「カルド」は、聞き取ってもらえれば、タイムラグなしに、すぐに反応してくれる。

 

使えるコマンドは、

・音楽の操作
・ラジオの操作
・ボリュームの上げ下げ
・ミュート
・バッテリー残量
・インカム(これはまだ不明)

などの、決まった操作だけなので、それぞれ、何回か練習して、コツを掴んでおくと、便利に使いこなせるようになるだろう。

 

れっつ、えんじょい、みゅーじっく、ほー、かるど!(Let’s enjoy music for Cardo!)

というくらいの発音で、ちょうどいい。

  

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