CARDOのインカム FREECOM4+と FREECOM4 LiTE を比較【決め手は ボイスコマンドとJBLサウンド】

CARDO FREECOM4 HELMET
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インカムを使う場合、やはりフルフェイスのほうが、なにかと都合がいい。

 

ジェットヘルメットにシールド、アームマイクの組み合わでも使えるが、フルフェイスのほうが、圧倒的に走行風の影響を受けづらい。

 

ただ、猛暑の中でのフルフェイスは、キツい。

 

というか、猛暑のなかでヘルメットをかぶって、バイクに乗ること自体がキツい。

 

ということで、もはや、猛暑が当たり前となってしまった感のある8月は、あまりバイクに乗る機会がほとんどなかった。

 

少し前に、短時間だけど乗ってきたのだが、その際、せっかくだったので、買ったままで、いちども使用していなかったヘルメットとインカムをテストしてきた。

 

今回は、前回の続きで、CARDOの「FREECOM4」シリーズのインカム比較となる。

   

FREECOM4+ vs FREECOM4 LiTE

先日は、新しいインカムということもあって、操作方法に手間取ってしまい、そのせいで乗れる時間が少なくなってしまった。(けっこうメカ音痴⁉)

 

CARDO FREECOM 4 LiTEの音楽再生を止めることができなかった【新しいインカムは操作方法を調べてから使おう!】

 

しかし、それでも、これまで使っていたインカムとの違いは十分に分かったので、軽く比較してみようと思う。

 

比較するのは、CARDOの「FREECOM4+」と、同じくCARDOの「FREECOM 4 LiTE」。

 

 

 

 

CARDOの「FREECOM 4 LiTE」は、かつて発売されていた「FREECOM4」の廉価版だ。

 

新しく「FREECOM4+」が発売されたことにより、「FREECOM4」が廃盤となり、その後、「FREECOM4」のパッケージングなどを、かなり簡素化して発売されたモデルが「FREECOM 4 LiTE」となる。

 

つまり、もともとの「FREECOM4」が、価格を抑えて発売されているということだ。

 

ちなみに、「FREECOM 4 LiTE」が発売されているのは、シングルパックのみとなっており、DUO(2台セット)は発売されていない。

 

また、同じ「FREECOM」シリーズでも、「FREECOM1+」や「FREECOM2+」には、廉価版の「FREECOM1 LiTE」や「FREECOM2 LiTE」は発売されていない。

 

この廉価版が発売されているのは、「FREECOM4」だけなのだが、それには大きな理由がある。

   

操作方法の違い

操作方法に関しては、インカムのボタンの数や、配置位置が異なれば、当然、違ってくるので、予め、取扱説明書などで、操作方法を確認しておくしかない。

 

なんとかなるだろうと思って、ナメていると、後悔することになるかもしれない。

 

また、少しだけ面倒だけど、「Cardo Update」というPCサイトに接続して、ファームウェアを最新版にアップデートしておこう。

 

「FREECOM1+」や「FREECOM2+」に廉価版がなくて、「FREECOM4+」にだけ廉価版の「FREECOM 4 LiTE」があるのには、大きな理由がある。

 

それは、「FREECOM4+」にだけ、「ボイスコマンド」と「JBLサウンド」が搭載されているからだ。

 

「ボイスコマンド」については、やはり、あると便利なのだが、詳しくは、前回の別の記事も参考にしてほしい。

 

CARDO FREECOM 4 LiTEの音楽再生を止めることができなかった【新しいインカムは操作方法を調べてから使おう!】

ボイスコマンドだけでも…

ボイスコマンドは、使えるとかなり便利なので、それだけでも、十分に「FREECOM4+」を選ぶ理由になる。

 

ipnoneの場合、「Siri」に頼めば、再生するプレイリストも変えたりできる。

 

もちろん、再生、停止、曲送りなどの基本操作は、「Cardo」に頼んでも、「Siri」に頼んでも、どちらでも使える。

 

いちど、ボイスコマンドに慣れてしまうと便利なので、ボイスコマンドなしに戻れなくなるかもしれない。

 

しかし、ボイスコマンド以上に、明らかな違いを感じるのは、「JBLサウンド」のほうだ。

 

音楽を聴かない人や、音質に拘りがない人にとっては、不要かもしれないが、その差は歴然だ。

 

初めて部屋の中でヘルメットをかぶって、インカムテストをしたとき、「JBLサウンド」のあまりのいい音に、しばらくヘルメットを脱ぐことができなかった。

 

とにかく、臨場感が素晴らしい。

   

JBLサウンドは素晴らしい!

私の場合、初めてのインカムが、「JBLサウンド」搭載の「FREECOM4+」だった。

 

そのため、ある意味、その音質が当たり前だったのだが、いざ「FREECOM4 LiTE」を使ってみると、あまりの音質の違いに、改めて驚いた。

 

もしかしたら、「FREECOM4 LiTE」の音質も、それほど悪くないのかもしれない。

 

しかし、「FREECOM4+」と比較してしまうと、雲泥の差があり、かなり物足りなく感じる。

 

それほど、「FREECOM4+」の「JBLサウンド」は素晴らしい。

 

この違いは、誰でも明らかに実感できるレベルで、大した違いは感じないと思う人は、まずいないと思う。

 

そもそも会話や通話がメインで、まったく音楽は聴かないという人には、それほど魅力はないかもしれないが、音楽好きなら間違いなく、「JBLサウンド」搭載のモデルを買うべきだと断言できる。

 

ちなみに、「JBLサウンド」が搭載されているのは、「FREECOM」シリーズでは、「FREECOM4+」のみとなっている。

 

また、メッシュ接続が可能な上位機種の「PACKTALK BOLD(パックトーク・ボールド)」と「PACKTALK SLIM(パックトーク・スリム)」の現行モデルには、もちろん、「ボイスコマンド」と「JBLサウンド」は搭載されている。(以前のモデルには搭載されていなかった)

 

 

おわりに(まとめ)

大人数でインカム接続を行いたい場合は、上位機種の「PACKTALK」シリーズの方に分があるが、1〜2人での仕様がメインなら、「FREECOM」シリーズで十分だ。

 

「FREECOM」シリーズのなかでも、上位機種譲りの「ボイスコマンド」と「JBLサウンド」が使える「FREECOM4+」は、いちばんのオススメモデルだと思う。

 

また、「FREECOM」シリーズは、コンパクトでスッキリとしたデザインとなっているのも嬉しい。

 

CARDO FREECOM4

FREECOM4 LiTE(奥)・FREECOM4+(手前)

 

実際のサイズは一緒だが、比較すると「FREECOM4 LiTE」のほうが、よりスッキしたデザインとなっている。

 

まとめると、

 

・少しでも音質に拘りがある人は、「FREECOM4+」の満足度が高い

・音質に拘りがない人は、「FREECOM LiTE」のコスパが素晴らしい

 

ということができる。

 

 

 

コメント

  1. ようのすけ より:

    HIROさんの記事をみて僕もCardo Freecom4+を買いました!素晴らしい音に満足です。
    参考になる記事ありがとうございました!!

    ただボイスコマンドって、なかなかうまく反応してくれないですねー。。。

    • HIRO CRUISE HIRO CRUISE より:

      ようのすけ さん
      コメントありがとうございます!
      freecom4+の音質は最高ですね。
      ボイスコマンドには、ちょっとしたコツがあって、何度かやっているうちに反応してくれるようになると思いますよ!
      コツは、片言の和製英語ですw

 
 
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