Cardoのインカム(Freedom4+以上)は、ボイスコマンド(音声コマンド)が使えるので、かなり便利だ。
インカム(Cardo)を呼び出して使う「Hey Cardo」と、スマホ(Siri)を呼び出して使う「Hey Siri」、Androidの場合は「OK Google」が、それぞれが使える。
Androidのスマホは、使ったことがないので、この記事では、「Hey Cardo」と「Hey Siri」についてだけ書くことにする。
Hey Cardo
「Hey Cardo」は、設定した言語の発音で呼びかけると、概ね反応するのだが、ときどき、まったく反応してくれずに、なんど呼びかけても、無視を決め込まれることがある。
私は音楽が好きなので、とくに、よく使う
「ヘイ カルド ミュージック」
「ヘイ カルド ミュージック オフ」
などの反応が鈍いときがある。
日によって違うということは、自分の発音や、カツレツの問題なのだろうか?
または、カルドには、機嫌が悪いときがあるのだろうか?
Hey Siri
一方の「Hey Siri」については、インカムの使用とは関係なく、設定時に自分の声を認識させているので、ほぼ反応してくれる。
そのため、「ヘイ カルド ミュージック オフ」と何度、繰り返してもダメなときは、
「Hey Siri 音楽止めて!」
と言ったほうが早い。
Siriは、優秀な「AI」なので、決まったコマンドでなくても、理解してくれる。
「Hey Siri 音楽止めて!」や「Hey Siri music off!」、さらには、別の言い方でも、意味が通じれば、理解して操作してくれるだろう。
もしかしたら、音楽操作だけに限れば、「Hey Cardo」は、必要ないのではないかと、少し思っている。
しかし、できないことについては、「それはできない」とSiriに言われてしまうが、少なくとも無視はされない(笑)
Hey Siri はできることが多い
「Hey Cardo」は決まったコマンドにしか反応してくれない。
たとえば、音楽なら、「再生」、「停止」、「曲送り」、「音量の上げ下げ」だけだ。
しかし、「Hey Siri」を使えば、
「Hey Siri! アヴリル・ラヴィーン のプレイリストをランダム再生して!」
なんていう指示も実行してくれる。
しかも、「アヴリル・ラヴィーン」などという、ややこしい発音も、下唇なんて噛まない日本人の発音でも、ちゃんと認識して、実行してくれる。
ツーリング中に、プレイリストを変更したいときは、「Hey Cardo」ではできないが、「Hey Siri」を使えば、できてしまう。
おわりに
基本操作だけであれば、「Hey Cardo」のほうが、タイムラグななくて、スムーズだ。
しかし、「Hey Cardo」が反応しないときや、もっと複雑な操作を音声で頼みたいときは、「Hey Siri」が活躍する。
ただし、ロックを解除しないとできない動作については、Siriからロックを解除するように指示されたりする。(「ロック中にSiriを許可」をオンの場合でも)
iphoneのロック解除は、権限が与えられていないため、Siriにはできないのだ。
そのあたりは、「Hey Siri」の使い方になるので、別途、調べる必要がある。
また、例えば、
「Hey Siri! GoogleMapsで、自宅までのルートを案内を開始!」
と、音声で指示した場合、自宅までのルートまでは示してくれるのだが、「開始」を画面タップしないと、ルート案内が開始されない。
スマホ対応のグローブなら、簡単にタッチできるが、スマホ非対応のグローブの場合、それだと走行中は困る。
この点については、なんとかならないものだろうかと思う。
これができるようになれば、走行中に、音声操作だけで、ルート案内を起動することができるので、道に迷うことはなくなるのだが…
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