YAMAHA XSR155 の新車を探す【ヘリテイジスタイル スポーツモデル】

XSR155 YAMAHA XSR155
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ZX-25Rを売却してから、しばらくバイクに乗れなくなってしまったのだが、ほぼ2年ぶりに新しいバイクを物色し始めた。

バイク選びで外せない条件は、前回書いたが、

・軽い
・見た目がかっこいい
・好きなカラー設定がある
・すり抜けができるスリムな車体
・簡単には壊れない

という条件は外せない。

また、私の場合、これまでの経験から、高価なバイクを買っても、数年で乗らなくなったり、売ってしまう可能性が高いので、それほど高価なバイクは必要ないのかもしれない。

また、日本では、排ガス規制やら、ABSの義務化などに伴い、ヤマハ セロー250など、多くのバイクが姿を消している。

そんななか、インドやタイ、インドネシアなどの、アジアンバイクも悪くないのではないかと思えてきた。

インドネシアで製造された輸入モデルであるWR155X(モタード)なんかが、面白そうだと思って調べていたら、「これは⁉」というバイクを見つけてしまった。

   

ヤマハ XSR155

インドや中国、東南アジアには、日本とは比べ物にならないほどのバイク市場が広がっている。

そんなアジア市場(インド)で、2019年に、あるニューモデルが発表されていた。

ヤマハのYZF-R15/MT-15をベースに開発されたヘリテイジスポーツ「XSR155」である。

 

XSR155 2023年モデル(シルバー)

 

ヘリテイジスポーツと言われても、いまいちピンとこないが、ヘリテイジスタイルのスポーツモデルというのがコンセプトで、「XSR155」は、日本では、ネオクラシックスクランブラーあたりにジャンル分けされそうなスタイルだ。

 

V7 STONE(モト・グッツィ)

 

R nineT Scrambler

 

RnineT スクランブラー(BMW)や、V7 STONE(モト・グッツィ)のような雰囲気をもつお洒落なバイクだ。

ヤマハ XSRシリーズ

ヤマハのXSRシリーズは、「XSR900」「XSR700」「XSR125」のみが、日本国内では、正規販売されている。

「XSR155」は、タイとインドネシアのみで現地向けに製造・販売されている、国内では未発売の「並行輸入車」で、日本国内に正規導入されていないモデルだ。

「XSR125」が日本市場で発売されたのは2023年12月で、「XSR155」にABSをつければ、日本国内でも正規販売することはできそうが、日本国内は、「XSR125」だけで十分だと判断されたのか、「XSR155」にABSをつけて、国内販売する予定はなくなったようだ。

ただ、「XSR155」は、現地にパイプがある業者が並行輸入という形で輸入して、日本国内で販売している。(もちろんABSはなし)

日本国内で流通している「XSR155」の価格は、新車でも低距離走行の中古車でも、乗り出しで50万円前後。

この価格は、おそらく日本国内の「XSR125」の新車よりも安い。(昨今、高騰しているペットショップの子犬よりも安いくらい。)

 

どこでも取り扱いのある車両ではないが、新車と中古車の値段が、あまり変わらないのであれば、新車のほうがいい。

東南アジアやからの輸入車なので、輸送状況も含めて、当たり外れはありそうだが、新車であれば、販売元が、ある程度の保証をしてくれるはずだ。

ということで、実際に見に行ける範囲にエリアを限定して、「XSR155」の新車を探すことにした。

   

YAMAHA XSR155 の新車を探す

主に東南アジアなどで人気の150ccクラスを、新車で扱うバイクショップは、近所では見つけることができなかった。

都内だと数店、「XSR155」の新車を取り扱っているショップが見つかったので、とりあえず、電話で問い合わせてみることにした。

輸入の際に出来てしまったキズがあるため、中古車として少しだけ安く売られている「XSR155」なんかもあったが、新車と数万円しか変わらないのでパス。

そして、別のショップに電話してみると、なんと、2月にインドネシアにオーダーした「XSR155」が5月末に数台入荷するという。

しかも、私が欲しいと思っていたシルバーの「XSR155」で、発売当時に組み合わせられていたブラウンのシートにも交換できるという。

 

なんでも、インドネシアでは、「XSR155」のシルバーは、あまり人気がないらしく、在庫もないという。

ただ、30台のオーダーがまとまれば、パーツから生産して完成品を輸出してくれるらしく、そのオーダーが2月に行われ、5月末に完成品が工場から直接、日本に入ってくるということだった。

これは、いちどインドネシアの市場に出たものを輸入するよりも、状態が良さそうだ。

売約済みなので試乗はできないけど、すぐに来れば、ハンドル交換やフェンダーレス、ローダウン化などのライトカスタムされた納車前のブルーと、ノーマルのシルバー&茶シートの「XSR155」を見られるという。

実物をみれば、質感を確かめたり、カスタマイズの参考になるだろう。

高速道路を使えば、2時間ほどで行ける距離だから、これは、ぜひ見に行きたい。

To be continued.

   
 
 
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