Cardoのインカム(FREEDOM4+)を使いはじめて、しばらく経った。
思ったよりも電池の持ちがいいようだ。
フル充電で一日使用しても、80%もの残量が残っているくらいだ。
そのため、油断して、しばらく充電するのを忘れていたら、使用中に突然、「バッテリー・ロー」というアナウンスが流れて、充電切れになったしまった。
そこで、もはや、インカムなしの一人ツーリングは、ありえないということに気がついた。
ボイスコマンド
私が「NO MUSIC, NO LIFE.」な人間だからなのかもしれないが、一人で走っているときには、やはり好きな音楽が聴けるほうが、圧倒的に楽しい。
峠などに差し掛かって、少しペースを上げたいときは、
「ヘイ カルド ボリューム ダウン!」
と音声で指示すれば、手を話すことなく、ボリュームを下げたり、
もっと集中して走りたいときは、
「ヘイ カルド ミュージック オフ!」
と音声で指示すれば、音楽を停止してくれるので、ライディングに集中できる。
自動音量調整機能
カルドのインカム(FREEDOM4+)には、速度に応じて、自動で音量を調整してくれる機能が備わっている。
この自動音量調整機能は、外部のノイズに合わせて音量を調整してくれるのだが、スピードを出すほどに、どんどん音量が大きくなり、正直いって、うるさい。
インカム通話時などには、便利な機能かもしれないが、ロックなど、少しうるさめの音楽を聴いているときは、音が大きくなりすぎてしまい、そのたびに「ヘイ カルド ボリューム ダウン!」と言って、音量を下げていたので、この機能はオフにすることにした。
いまのところ、それで問題ないようだ。
走行中の会話
通話に関しては、まだ、2台での接続しか試したことはないが、ツーリング中に、会話できるのは、楽しいし、便利だ。
ルート(右左折)の共有、追い越しの合図、休憩の合図、休憩の確認…などなど、止まったり、大きな声を出さずに、意思の疎通ができる。
また、インカムがないと、たとえ丸一日、一緒にツーリングをしていても、バイクを止めて、食事や休憩をするわずかな時間しか、会話をすることができない。
しかし、インカムがあれば、走行中もずっと話すことができるので、走りながらも、いろいろな会話や情報交換をすることができる。
ライディングが上手いベテランの人と一緒に走っているときなどは、走りのテクニックやアドバイスなども、気になったその場できくことができる。
おわりに
私は使わないが、インカムを使えば、スマホナビの音声案内利用できるので、スマホ画面を見なくても進路がわかるので、それも便利だと思う。
私は、「この先を右です」、「間もなく右です」、「右です」、「右です」…と、あまりにもしつこく指示されるのが苦手で、車でもバイクでも、音声案内はオフにしている。(たまに曲がりそこねるが…)
ツーリングは、たとえ数台で走っていても、インカムがないと、一人で走っているのと、それほど変わらない。
しかし、インカムがあれば、まったく違ったツーリング体験を味わえる。
そして、集合場所までや解散後には、一人で好きな音楽を聴きながら走れるので、まったく退屈ではない。
やはり、インカムは、いまやツーリングの必需品だと、つくづく思う。
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