MVアグスタのブルターレ800が納車になってから、ハーレーに乗る機会が少なくなってしまったが、ブルターレのほうが面白いので、仕方がない。
絶好のツーリング日和となった5月の中旬、師匠のトムクル氏と、野反湖方面を目指してツーリングに出かける予定だった。
ただ野反湖を目指すのではなく、峠をつないで走るルートだ。
ブルターレにも少しずつ慣れてきていたので、ブルターレでワインディングを走るのが、ほんとうに楽しみだったのだが…
まさかのパンク⁉
いつものうように、トムクル氏とパーキングで待ち合わせをし、高速道路を降りてからは、基本的に、国道や市街地がNGという、ワインディング三昧の楽しみなルートだった。
これは、間違いなくブルターレの出番だ。
ハーレーだと苦労するワインディングロードも、ブルターレならスイスイと走れて楽しい。
待ち合わせの時間には、まだまだ、余裕で間に合うくらいの時間に出発しようとしたのだが、ブルターレが動かなかった。
前日までには、気が付かなかったのだが、ブルターレのリアタイヤがパンクしていたのだ。
急遽ハーレーで
待ち合わせの時間に遅れないように、ハーレーを用意して、慌てて出かけた。
待ち合わせには、間に合ったのだが、ブルターレのことが気がかりだった。
トムクル氏と合流すると、バイクのことなら、大抵のことは知っているトムクル氏に、パンクについて教えてもらいながら、とりあえず補修に必要なものをアマゾンで注文した。
具体的には、パンク修理キットと、空気入れ、エアーゲージの3点を注文した。
とりあえず、ブルターレのリアタイヤは、あとで修理するしかないので、ハーレーでツーリングに出発した。
ブルターレだったら…
ツーリングは、思った通り、ハーレーでは、ちょっと手こずる場面が多かった。
トムクル氏の今日のバイクは、トライアンフのボバーTFCで、こちらも、どちらかというとワインディング向きのバイクではないのだが、トムクル氏が操るボバーTFCは、峠でも速い。
「弘法筆を選ばず」というが、やはり、経験とテクニックが違う。
ただ、私もブルターレだったら、おそらく、後をついていけたと思う。
それを思うと、ブルターレのリアタイヤのパンクが、ほんとうに残念でならない。
また、距離が離れすぎると、インカムが切断されてしまい、復旧に苦労する。
まさかの立ちゴケ⁉
今回のツーリングは、急遽、ハーレーで行くことになったのだが、トラブルは重なるものである。
ちょっとした油断から、Uターン時に、まさかの立ちゴケをしてしまった。
派手に転んだので、ヘルメットにもキズがついたり、倒れたときに打ちつけたところが、しばらく痛かった。
いま思えば、もっと外側に重心を移すか、もしくは、もっとアクセルを開けなければいけなかったのだと思う。
ブルターレばかり乗っていたので、久しぶりのハーレーだったのだが、ハーレーでのUターンは、ほんとうに気をつけなくては危険なのだ。
これで、ハーレーのUターン時の立ちゴケは、トータルで2回目だ。
証拠写真が…
いつも、立ちゴケをしたら、証拠写真を撮っておけばよかったと思うのだが、いざ、実際に立ちゴケすると、反射的に起こしてしまう。
今回も、証拠写真を撮ることは出来なかった。
立ちゴケをしたことよりも、むしろ、そのことのほうが心残りでならない。
しかも、今回は、トムクル氏もいたので、倒れている私も含めて、写真に収められたはずだ。
ビッグチャンスを逃してしまったようだ。
しかし、今回は、トムクル氏もいてくれたおかげで、重たいハーレーも、簡単に起こすことができた。
ひとりだと、330Kgのハーレーを起こすのは、ほんとうに大変なのだ。
おわりに
やはり、今回の野反湖ツーリングは、ブルターレで行けたら最高のコースだったと思う。
飲食店がほぼ自粛中で、なかなか昼食にありつけず、コンビニもないようなルートだったので、ひたすら峠を走ることになった。
外出自粛中は、道が空いていて走りやすかったが、飲食店や道の駅、ガソリンスタンドなども自粛してしまっていたという、良い面と悪い面の両方があったが、どちらかというと、良い面の恩恵を多く受けたと思う。
あれから、だいぶ日が経ってしまっているので、この日のことは、ブルターレがパンクしていたことや、ハーレーで立ちゴケしてしまったことが、強く印象に残っている。
やはり、トラブルは記憶に残りやすい。
しかし、トムクル氏とブログを読み返すと、この日は、暑くもなく、寒くもなく、渋滞もなく、最高のツーリング日和だったことは間違いない。
詳しくは、トムクル氏のブログをご覧いただきたい。
このコース、今度は、ぜひ、ブルターレで行きたいものだ。
この辺りなら、夏でも、だいぶ涼しいはずだ。
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