これから、大型自動二輪免許を取ろうと思っている人もいると思うが、世の中には、どれくらい、大型自動二輪免許を持っている人がいるのだろうか?(平成30年時点)
ちなみに、全国で、なんらかの運転免許の保有者数は、8,200万人ほどいるらいい。
もちろん、そのなかで、一番多いのが、普通自動車免許(第一種の普通・準中型・中型など)だろう。
近年の道交法の改正で「準中型」とかいう区分が増えて、ややこしくなっているが、一般にいう「車の免許」だ。
たいていの人は、18歳以降になると、男女と問わず、「車の免許」を取得すると思う。
大型自動二輪免許 保有者数
警察庁交通局運転免許課の調べによると、平成30年時点での自動二輪の運転免許の保有者数は、以下の通りとなっている。
・大型自動二輪免許所持者(大型二輪)… 23,981人
出典:警察庁交通局運転免許課
全免許保有者数、約8,200万人のなかで、大型自動二輪免許を持っている人は、わずか2.4万人ほどという、驚くほど少ない人数だ。
率にすると、わずか0.029%となる。
この人数は、あまりにも少ない。
日本で走っている高級車輸入車の数よりも、日本人の大金持ちの数よりも少ない。
データが間違えているのではないのか、と思えるほどの少なさだ。
追記:訂正
やはり、私のデータの拾い方が間違っていたようで、実際には、
大型二輪免許を所有している人数は、9,126,995人
のようだ。
いくらなんでも、23,981人では、あまりにも少なすぎる。
23981人というデータは、「大型二輪免許を所有しているが、自動車の免許を所有していない人」ということらしい。
コメントで教えて下さった方に感謝!
考えられる理由
大型自動二輪免許を持っている人が、2.4万人というのは、驚くほど少ない。
少し古いデータをみると、もっと多いデータも見つかるので、それと比較すると、やはり間違えているのではないかと思ってしまう。
しかし、過去の免許制度をみると、
・1959年(昭和34年)以前に生まれた人は、いきなり排気量限定なしの自動二輪免許が取得できた。
・1947年(昭和22年)年以前に生まれた人は、普通免許の取得すると、排気量限定なしの自動二輪免許がオマケでついてきた。
という歴史があるので、これまでは、事実上、多くの高齢者が「大型自動二輪免許」を保有していたことになる。
そして、高齢者の免許証返納や死亡により、大型自動二輪免許の免許保持者は、毎年10万人以上のハイペースで減少して、現在に至っているということで、近年は、大型自動二輪免許の免許保持者が減少しているのだろう。
⇒ 自動二輪免許の年齢別保有者数は?【迷っている時間が無駄である!】
おわりに
平成30年時点での、大型自動二輪の運転免許の保有者数が、わずか2.4万人というのが本当だとしたら、現在、大型自動二輪免許を所持している人や、いま、教習所で取得に向けて頑張っている人は、それだけで、珍しい人種だといえる。
日本の大金持ちや、公道を走っている高級車の方がよほど多い。
なんだか、それだけでも、大型自動二輪免許を取りたくはならないだろうか。
私も、もうすぐ、大型自動二輪免許が取得できるので、2.4万人という珍しい人種のひとりになる。
先に購入してしまったハーレー(HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) FLHC 2018年モデル)も、納車前のカスタム中だ。
大型自動二輪免許取得は、思ったよりも大変だった。(すでに取れた気でいる(笑))
しかし、だからこそ、挑戦する意味があるし、ハーレーに乗れる喜びも大きい。
あなたもぜひ、そんな珍しい人種のひとりになってみてはどうだろうか?
大型自動二輪免許取得は、教習所の予約が取れないと、意外と時間がかかる。
費用面等も考えると、可能ならば、合宿免許を利用するのもおすすめだ。
大型自動二輪免許を取って、ハーレーに乗ろう!
コメント
Harleys様
自動二輪運転免許保有者数のデータですが、23981人というデータは「大型二輪免許を所有しているが、自動車の免許を所有していない人達」になります。これは下の注釈「2種類以上の~」が重要です。つまり例えば、「大型二輪免許を所有し、かつ普通自動車の免許を所有している人達」は「普通」に含まれています。
恐らくHarleys様が示したいデータは「運転免許統計補足資料1」の「12 年齢別・種類別運転免許現在数(計)」の方で、大型二輪免許を所有している人数は9126995人になると思います。ご参考まで。
エレ長
コメントありがとうございます。
私も、明らかに少なすぎると思いつつ、23,981人という数字を記載してしまいました。
大型二輪免許を所有している人数は、9,126,995人と追記で訂正させていただきました。
教え得て頂き、ありがとうございました。