ハーレー・ダビッドソンには、さまざまなシリーズ(ファミリー)がある。
ハーレー・ダビッドソンの2019年モデルは、
・SPORTSTER®
・SOFTAIL®
・TOURING
・TRAIKE
・CVO™
という構成になっている。
【関連記事】
⇒ ハーレー・ダビッドソンのファミリー・ラインナップ【2019年モデル】
そのなかから今回は、「ソフテイル・ファミリー」について取り上げる。
ソフテイル・ファミリー
「ソフテイル・ファミリー」は、いかにもアメリカンといったスタイルで、ハーレーダビッドソンのなかでも、「ツーリング・ファミリー」と並んで、圧倒的な人気を誇っている。
ソフテイル・ファミリーの特徴
「ソフテイル・ファミリー」は、
リアサスペンションが見えない「リジット風スタイル」
が最大の特徴だ。
エンジンについては、
2017年モデル以前は、「ツインカム」エンジンだったが、2017年モデル以降は、新型エンジンの「ミルウォーキーエイト」となっている。
また、2018年モデル以降、「ダイナ・ファミリー」が姿を消し、「ソフテイル・ファミリー」に統合されている。
ソフテイルの名前の由来
その昔、ハーレーには、サスペンションがなかった。
このタイプを「Rigid(リジッド)」という。
「Rigid(リジット)」とは、日本語で「硬い」という意味だ。
「リジット(硬い)」タイプは、「ハード・テイル」とも言われていた。
次第に、ハーレーにも、サスペンションが搭載されるようになった。
しかし、サスペンションがないフレームは、美しく見えることから、80年代前半には、
サスペンションを取り外すカスタム(リジッド化)
が大流行した。
この流行を取り入れたハーレー社は、
サスペンションを見えないよう取り付ける「リジッド」風スタイル
を採用した。
それはまさに、
「古き良きスタイル」と「現代的な乗り味」との両立
といえる。
古き良き「ハード・テイル」スタイルに対して、サスペンションのある、ソフトな現代的な乗り味は、「ソフト・テイル」スタイルと呼べる。
ハーレー社は、この新フレームに、「ソフト・テイル」をもじって、「ソフテイル」という名前を与えた。
これが「ソフテイル」の名前の由来である。
ソフテイル・ファミリー ラインアップ【2019年モデル】
2019年モデルの「ソフテイル・ファミリー」
・LOW RIDER®
・FAT BOB®
・SOFTAIL SLIM®
・SPORT GLIDE®
・FAT BOY™
・DELUXE
・BREAKOUT®
・HERITAGE CLASSIC
・FXDR™ 114
ソフテイル・ファミリーのエンジン
2019年モデルの「ソフテイル・ファミリー」のエンジンは、
「空冷4ストロークOHV 2バルブ V型2気筒」の「ミルウォーキーエイト」。
「ソフテイル・ファミリー」全車種に、107キュービックインチ(1745cc)搭載モデルをラインアップしている。
BREAKOUT®、HERITAGE CLASSIC、FAT BOY™、FAT BOB® の4車種には、114キュービックインチ(1868cc)のモデルも用意されている。
ちなみに、これらの8モデルのエンジンには、新しい デュアルカウンターバランサー が組み込まれている。
おわりに
2018年モデル以降、「ダイナ・ファミリー」がなくなってしまったので、「ダイナ・ファミリー」が好きだった人にとっては、基本的には、「ソフテイル・ファミリー」が新車で買えるハーレーの候補になる。
個人的には、「ソフテイル・ファミリー」のなかでも、
・DELUXE
・BREAKOUT®
・HERITAGE CLASSIC
あたりが、有力候補になっている。
関連記事
それまで、バイクには、まったく興味のなかった私が、ある日、突然、国道脇のショップで、あるバイクに心を奪われてしまった。
私が、心を奪われたのは、
Harley-Davidson SOFTAIL®BREAKOUT®(2018年モデル)
だった。
そのあたりの経緯は、こちらの記事で書いている。
ハーレー・ダビッドソンの2019年モデルのラインナップについては、こちらの記事でまとめている。
⇒ ハーレー・ダビッドソンのファミリー・ラインナップ【2019年モデル】
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⇒ ハーレー・ダビッドソン 300,000円分のパーツ&アクセサリーサポート【2019】
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