免許取得よりも先に、ハーレーを買ってしまった私だが、いよいよ大型自動二輪免許を取るために、教習所へ通いだした。
先日は、入所(入校)申し込みと、適性検査(必須)だけを受けたので、いよいよ今回から、技能演習のスタートだ。
私のバイク経験は、ほぼゼロである。
およそ30年前に、友人のスクーター(AT)に、少しだけ乗った記憶が、かすかにあるだけだ。
国産750cc
いよいよ、技能教習、初日を迎えた。
乗ったバイクは、国産の排気量750ccだった。(NC750L)
車両重量は、230Kgくらいだと言っていたような気がする。
それでも、
大型バイクのなかでは、排気量は小さく、エンジンパワーもかなり小さいほう
だと教えられた。
私が、すでに購入してしまったハーレーの「ヘリテージ・クラッシック FLHC(107ci)」は、排気量1,745ccで、車両重量は330kgなので、そのことは知っていたが、とりあえず黙って聞いた。
とにかく、バイクについては何も知らないのだ。
知ったかぶりはしないで、いろいろと教えてもらおうと思う。
初回技能教習
まずはじめに、
・スタンド(サイド・センター)の使い方
・走行前点検の項目
・乗り降りの仕方
・ポジションのとり方
・エンジンのかけ方・切り方
・クラッチ操作
・アクセル操作
・ブレーキ操作
・ウインナカー操作
・曲がり方
・取り回し
…
などの基本操作を教えてもらった。
それで、いきなりバイクを渡されたのだが、いきなりバランスを崩し、200Kg以上の車体を支えきれなくて、倒してしまった。
教習車には、前後にガードが付いているので、倒しても、まったく問題ない。
むしろ、怪我をしないように、ヤバイと思ったら無理をせずに、バイクは倒して、自分は逃げるようにと教えられた。
自分のハーレーは倒したくない。
せっかくなので、教習車で倒しまくって、倒さないコツを掴んでおこうと思う。
基本的には、車両重量が何キロあろうと、車体が真っ直ぐになっていれば、バイクは倒れないし、重さも感じない。
どの程度まで傾けたら、支えきれなくなってしまうのか、ということを体験しておくことは、とてもいいことだ。
大型バイクは、車体重量があるので、意外と簡単に支えきれなくなる。
バイクから降りるときも、左足の置き場所を間違えると、簡単にバランスを崩して、倒してしまう。
私が、なんども倒したせいで、教習初日は、200Kg以上の車体を、なんども起こす練習をするはめになった。
ついでに、逆側にも倒して、起こす練習もした。
また、体重が60Kg以下の私には、センタースタンドをかけるのも、かなり大変だった。
私の全体重をかけただけでは、まったく動かない。(コツが分かっていないからだと思うが)
まぁ、自分のハーレー関係ないと思うので、そこは、気にしないことにした。
いきなり外周走行
バイクについて、一通りの基本的な操作方法を教えられたあと、
半クラッチで軽く発信
↓
少し進む
↓
クラッチを切ってブレーキで止まる
という、発進と停止の練習を少ししたあとは、いきなり外周を走った。
中型バイクなどに乗っていて、バイク操作に慣れているならまだしも、ここ数年は、車ですらオートマ車にしか乗っていない私は、いきなり
「では、ゆっくり外周を走ってみましょう!」
と言われて、正直、不安だった。
しかし、いざ、走ってみたら、ぎこちないながらも、なんとか走れたので安心した。
あとは、慣れの問題だ。
それほどコースが広いわけでもないので、ギアは、せいぜい3速までしか使わない。
750ccでも、けっこうパワーがあって、早いのだと知った。
おわりに
おそらく、何度も200Kg以上の車体起こす練習をしたり、センタースタンドのかけ方を練習したからだと思うが、2時間の実技教習を終えて、帰宅したときには、クタクタだった。
仕事帰りとは言え、バイクの実技教習で、これほどまでに、疲れるとは思っていなかった。
普通に乗るだけなら、余計な体力を使うことはないと思うので、そんなにクタクタになることはないと思うが、バイクを扱うのが初めてだったことと、200Kg以上の車体と何度も格闘したせいで、かなり疲れたと同時に、己の体力のなさを痛感した。
これを気に、少しは体を鍛えようと思った、初回の実技教習だった。
最後に、
春のバイク免許取得は、けっこう混んでいて、なかなか予約がとれない。
冬は寒いので、春になると、通う人が増えるようだ。
私は、仕事帰りに、毎日でも、通うつもりでいたのだが、次回の予約は、6日後にしかとれなかった。
もしも、可能であれば、合宿免許で、一気にとってしまった方が良さそうだ。
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