東京都では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を防ぐために、都知事からの休業要請を受け、自動車教習業も休止になるようだ。
近隣他県でも、東京都にならい、休止になるかもしれない。
ということは、休止となってしまった教習所では、教習中の人は、先に進めず、これから免許を取ろうという人も、5月以降まで待たなければならない。
教習所も休業要請の対象に
当初の予定通り、およそ1ヶ月(5月6日まで)で緊急事態宣言が解除されれば、自動車教習所なども順次、再開できるだろうが、もしも緊急事態宣言が長引けば、教習所の再開なども延期になるだろう。
そして、その可能性も、なくはないと思う。
もう少しで免許が取れそうな人は、ほんとうに気の毒だ。
また、この春に免許を取れる年齢になった人や、免許取得を決意した人は、せっかくのやる気が削がれてしまう。
とくに、なくても困らない「大型自動二輪免許」などは、取ろうと思った人は、思い立ったその時に取らないと、そのまま諦めてしまうことにもなりそうだ。
思いつきを行動に
私が、
「よし、大型自動二輪の免許を取ってハーレーに乗ろう!」
と思ったのは、昨年の4月だった。
5月1日から、元号が「平成」から「令和」に変わるのを機に、大型自動二輪の免許取得を決めたのだ。
もしも、あのとき、今回のような自粛要請で、教習所に通うことができなかったとしたら、そのままバイクに乗らない人生を送っていたかもしれない。
思いたったけれども、行動に移さないうちに忘れてしまったことは、これまでの人生でも、たくさんある。
いや、実際に行動に移せたことのほうが、少ないかもしれない。
そして、今となっては、どんなことを思いたったのかすら、もはや思い出せない。
充実した人生を送れるかどうかの分かれ道は、思いついたことを、どれだけ挑戦できたかで決まるような気がする。
春は教習シーズンでもある
私が、はじめて教習所へ行ったのは、2019年5月2日だった。
季節は春ということもあり、教習所はけっこう混んでいて、なかなか予約が取れなかった。
とくに、二輪免許は、四輪ほど指導員が多くないので、なおさら予約が取れなかった。
しかし、しばらくすると、梅雨に入り、二輪はキャンセルが多く出て、たくさん乗ることができ、なんとか2ヶ月ちょっとで、大型自動二輪免許を取ることができた。
そして、それによって、それまでの人生は一変してしまった。
バイクに乗るようになって、
「自分はなぜ、生まれてきたのだろう?」
などということは、考える暇がなくなった。
また、バイクに乗らなかったら、決して出会うこともなかったような人とも、たくさん知り合うことができた。
たったひとつの思いつきで、人生が大きく変わることを身を以て体験した。
そう、バイクに乗ろうと思ったのは、長年の夢とかではなく、たんなる思いつきだったのだ。
おわりに
もちろん、バイクに乗ることだけが人生ではない。
人生は、人それぞれでいいと思う。
しかし、
・生活(お金や仕事)のこと
・人間関係(家族や職場)のこと
・美容や健康のこと
などだけを考えて生きているという人も多い。
べつにそれでもいいのだが、ふと心に浮かんだことや、やってみたいことに挑戦すると、人生が面白くなると思う。
必要なお金は、不思議となんとかなるものだ。
都市部から離れた、自粛要請のでていない自動車教習所は、開校していると思うし、まとまった時間がとれるのならば、個室宿泊の合宿免許などを利用して、短期間でとってしまうのもありだと思う。
注意
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についての状況は、日々、刻々と変化しているので、最新情報をチェックすることが必要だ。
また、当サイトで公開している記事は、あくまで、管理人一個人の考えとしてお読み頂き、最終的には、ご自身の考えや判断に基づく行動をお願いしたい。
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