二輪車は、四輪車と違って、バランスを崩すと転倒する。
とくにハーレーは重たいので、「立ちゴケ」の危険性も高くなる。
ハーレーを地面に倒してしまうと、もちろんキズが付く。
キズくらいですめば、いいほうかもしれない。
ひどい場合には、ハーツが破損する。
さらには、自分が車体と地面の間に挟まれると、ケガをする危険性もある。
というわけで、「エンジンガード」や「リアガード(サドルバッグガード)」があると安心だ。
そして、「エンジンガードガード」まであると、さらに安心だ。
エンジンガード、リアガード
「エンジンガード」や「リアガード」というと、教習所の教習車のイメージが強いかもしれない。
多くの人が、教習所でお世話になる「CB400」や「NC750」などの教習車には、前後にしっかりとガードが付いている。
教習生にとって、あれは、非常にありがたい。
転倒しても、バイクと地面の間に空間ができるので、体が挟まれてケガをすることはない。
また、「引き起こし」の際に、ガードが持つところにもなるので、「引き起こし」が容易になる。
ハーレーの場合
前後にガードが付いている教習車のネイキッドをみると、実際、格好のいいものではない。
自分のネイキッドに、あれを付ける人はいないだろう。
しかし、ハーレーの場合は、少し事情が違う。
大型のハーレーは、車重が300Kg超あるので、ガードなしに倒したら、おそらく、1人では起こせないと思うし、挟まれたら、かなり痛そうだ。
ハーレーのなかでも、「スポーツスターファミリー」などには似合わないかもしれないが、「ソフテールファミリー」や「ツーリングファミリー」などの大型のハーレーの場合は、「エンジンガード」や「リアガード(サドルバッグガード)」が付いていても、決して格好が悪くならない。
ドレスアップパーツとして
大型のハーレーに、「エンジンガード」や「リアガード(サドルバッグガード)」が付いていても、格好が悪くならない。
むしろ、ドレスアップパーツになる。
さらに、「エンジンガード」には、ハイウェイペグやドライビングライト、「リアガード(サドルバッグガード)」には、ドリンクホルダーなど、さまざまなものを取り付けることもできる。
「エンジンガード」や「リアガード(サドルバッグガード)」を付けるには、多少のお金はかかるが、ガードなしに大型のハーレーを倒してしまったときの損害に比べたら、予め付けておいたほうがいいように思う。
エンジンガードガード
「エンジンガード」や「リアガード(サドルバッグガード)」は、ハーレーの車体を守るためのパーツであるが、ドレスアップパーツにもなる。
そのため、
「転倒時のためのパーツでありながら、転倒させてキズを付けたくない」
という、おかしな欲求が生まれる。
そのため、「エンジンガードガード」なるパーツが存在するのだ。
「エンジンガードガード」は、転倒してから、「エンジンガード」に付いてしまったキズを隠すために付けてもいいが、金属パーツにキズを付けたくない場合は、乗り始める前から付けておくほうがいいと思う。
おわりに
レザー製の「エンジンガードガード」は、1セット(1つ)5,000円くらいするので、仮に前後左右付けると2万円になる。
しかし、ここまでやっておけば、「立ちゴケ」も怖くない。
仮に「立ちゴケ」しても、キズが付くのは、「エンジンガードガード」だけだ。
そして、体が、ハーレーと地面の間に挟まれる心配もない。
国産バイクと違って、ハーレーなどの輸入バイクは、お金がかかる。
しかし、それは、仕方がない。
それが嫌なら、ハーレーには乗らないことだ。
私の「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック) FLHC」2018年モデルにも、「エンジンガード」、「サドルバッグガード」、「エンジンガードガード」を付ける予定だ。
「エンジンガードガード」は、7連のパーツで1セットになっている。
2セット買って、3連と4連のパーツに分割して付ければ、半額になるので、できそうならやってみようと思う。
もしも、うまく行ったら、改めて紹介するかもしれない。
*アイキャッチ画像は、DEGNERオンラインショップ より引用。
コメント