ハーレーから始まった私のバックライフだが、ネイキッドであるブルターレ800に乗り、更には試乗車やほかのライダーの乗るSS(スーパースポーツ)を見たり乗ったりするうちに、自分もSSに乗ってみたくなってきた。
⇒ bimota(ビモータ) DB7と秋のツーリング【まさに走る宝石!】
もちろん、それなりのSSをツーリングで公道を走るのには、オーバースペック、ポジションがキツい、疲れるなどといった意見も多い。
それらは、おそらく正しい意見なのだと思うが、それでも、ワインディングは楽しいだろうし、見た目もカッコいい。
それに、どうせSSに乗るなら、あまり歳を取る前に、いちどは乗っておきたいとも思う。
そんなふうに思うようになった今日この頃ではあるが、その前にやらなくてはならないことがあり、先日、急ぎディーラーまで行ってきた。
チェーンメンテナンス
2020年は、11月になって急に天気が安定し、気持ちの良いツーリング日よりの日が多くなった。
11月のはじめの1週間だけで、ブルターレで1,000km以上走ってしまったのだが、オイル交換は直前に行ったばかになので、まだ大丈夫。
しかし、チェーンのメンテナンスは、夏以来やっていなかったので、清掃と調整をしたかった。
さらには、さきほど書いた1,000kmのなかでいちど、またもや、立ちゴケをしてしまった。
悔やまれるのは、今回も、立ちゴケ時の写真を撮ることができなかったということだ。
いつも、
「次こそは、立ちゴケ後の悲惨な写真を撮るぞ!」
と思うのだが、いざ、倒れた愛車を目前にすると、どうしても反射的に起こしてしまう。
これはもはや、コントロール不能な、バイク乗りの習性なのかもしれない。
立ちゴケは忘れた頃に…
今回の立ちゴケも、要因は前回と全く同じで、スタンドを出したつもりが、後ろに戻ってしまっていて、その状態でバイクを降りようとして、そのまま左に倒れてしまった。
前回は、ステップが折れたのだが、今回は、削り出しのステップに変わっていたので折れなかった。(裏側はキズになったが、上からでは見えない)
しかし、その代わりに今回は、クラッチレバーの先端が折れた。
また、シフターペグが少しキズになって、シフトアップのときに、シューズに引っ掛かるようになってしまったが、シフターペグは、ヤスリで削って均したら大丈夫になった。
それから、バーエンドも傷ついたのだが、そこは、いずれドレスアップで交換してもよいので、それほど気にならない。(黒なので、タッチアップしておけば目立たない)
ただ、グリップが少し内側にズレてしまったようで、そこは調整してもらいたかった。
そのため、チェーンのメンテナンスということでディーラーに予約をいれて、ついでに調整してもらった。
クラッチレバーは、純正品が14,000円ほどということで、在庫もあったのだが、どうせなら、少しドレスアップしたいとも思うので、すぐには買わず、違うものも検討してみることにした。
ということで、とりあえず、クラッチレバーが折れたままだが、その他は、タンクなどに一切のキズはなく、今回も、これくらいで済んでほんとうに良かったと思う。
いつも思うのだが、
立ちゴケは忘れた頃にやってくる⁉
ので、とにかく油断しないようにしたい。
MVアグスタのF3 800 RC MY2018
チェーンメンテナンスとグリップの調整が終わり、クラッチレバーに関しては保留ということで、ディーラーをあとにしようと思ったのだが、パニガーレV2の中古車があるというので、それを見てから帰ることにした。
パニガーレV2は、最近、気になっているSSだ。
試乗はできないが、見るだけでも見ておこうと思い、帰るのをやめて見に行ったのだが、そこでパニガーレV2よりも気になるバイクを見てしまった。
それは、いま乗っているブルターレ800と同じ、MVアグスタのF3 800 RC MY2018 だ。
簡単に言ってしまうと、ブルターレのSS版みたいなものだ。(ブルターレがF3のネイキット版か⁉)
F3 800 RC MY2018は、2018年モデルなので、BRUTALE 800 ROSSO(2020年)を買ったときからあったと思うのだが、そのときは、SSに乗りたいとは思っていなかったので、とくに興味はなかった。
しかし、いざ、SSに興味が湧いた状態でF3 800を目の当たりにすると、思わず、
「欲しいかも…」
と思ってしまった。
250万円の物々交換⁉
350台限定生産のRCとはいえ、遠くない時期に2021年モデルが発表されると思うと、3年落ちということになる。
クイックシフターも、私のBRUTALE 800 ROSSOよりもひとつ前の、EAS 2.0搭載となっているなど、最新装備ではない。
F3 800 RC MY2018の価格は、RACINGキットが付属していることを考えると割安なのかもしれないが、もしかしたらレーシングキットは、公道では使わないかもしれない。
私も興味を持ち、ディーラーとしても売りたいということで、とりあえず、価格の交渉になった。
ディーラーからの提案は、ハーレー(FLHC/2018/9,000km)とBRUTALE 800 ROSSO(2020/6,000km)の2台と、F3 800 RC MY2018の1台と交換というものだった。
金額にすると、およそ250万円の物々交換ということになる。
バイクは1台になってしまうが、追加の支払いなしに、F3 800 RC MY2018に乗り換えられるということになる。
ハーレーとブルターレの購入代金とカスタム代金を合わせると、およそ500万円くらいになるので、半額だ。
ハーレーは16ヶ月、ブルターレは、7ヶ月くらいしか乗っていないのに半額というのも、なんだか悲しい。
おわりに
数日考えて、F3 800 RC MY2018が、もうすぐ3年落ちになることと、2台で250万円という価格に納得がいかず、この話はなかったことにした。
かりにF3を買うとしても、最新のF3(限定車でない普通のF3)でもいいかもしれない。
それに、いま乗っているBRUTALE 800 ROSSOと、最高出力などは違えど、基本な作りは一緒なので、ハーレー(FLHC)とBRUTALE 800 ROSSOの、2台を出して手に入れるほどの価値はないだろう。
ということで、F3 800 RC MY2018については、危うく買いそうになったが、なんとか断った。
しかし、やはり、パニガーレV2も気になる。
そこで、後日、ドゥカティディーラーへ行ったみたところ、なんとパニガーレV2の試乗車が…
…続く
コメント
絶対交換なんてあり得ないよ。超無駄使いしないで良かった。 でのそれだよね。 でのそれの方が付加価値高い。