ハーレーダビッドソンの「ソフテイルファミリー」は、リアサスペンションが見えない、古き良き時代の「リジット風スタイル」が最大の特徴のアメリカンだ。
そんな「ソフテイルファミリー」のなかで、個人的なイメージだが、「イージーライダー」に出てくるチョッパースタイルと並んで、
「これぞハーレー!」
というスタイルなのが、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」だ。
ハーレーのイメージ
ハーレーは、毎年、モデルチェンジが行われるのだが、
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」の2018年モデルと2019年モデルでは、どこが、どう変わったのだろうか?
エンジン・フレーム
エンジン
ソフテイルファミリーのエンジンは、2018年モデル以前は、ツインカムエンジンだったが、2018年モデル以降は、新型エンジンの「Milwaukee-Eight(ミルウォーキーエイト)」となっている。
エンジン排気量は、
「107ci」と「114ci」の2種類から選択可能することができる。
・FLHCS…114キュービックインチ(1868cc)
フレーム
ソフテイルファミリーのフレームは、2018年モデルからは、新設計となる「モノショック型カーボンスチールフレーム」へと変わっている。
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」は、左右にサドルバックが付いているのが特徴なので、それらを外さない限り、隠れて見えないのだが、リアサスペンションが見えない、「リジット風スタイル」は変わらない。
これら、エンジンやフレームについては、2018年モデルも2019年モデルも共通となっている。
スペック・装備
エンジンやフレーム以外でも、ディメンションをはじめ、スペックや装備を比較してみたが、2018年モデルと2019年モデルとでは、ほぼ一緒だった。
唯一、変わっているのは、カラーバリエーションと価格くらいだろうか。
あとから振り返ったときに、何年モデルなのか、ひと目で分かるカラーは、以下のカラーだろう。
カラーバリエーション
2018年モデル
オリーブゴールド/ブラックテンペスト
2018 オリーブゴールド/ブラックテンペスト
2019年モデル
ビリヤードブルー/ビリヤードホワイト
2019 ビリヤードブルー/ビリヤードホワイト
価格
価格は、2019年モデルのほうが、数万円高くなっている。
また、純正のカスタムパーツも、同じ品番にもかかわらず、2019年版のカタログでは、軒並み価格が高くなっている。
2018年モデルと2019年モデル
私が、2019年5月に契約したのは、「HERITAGE CLASSIC FLHC(107ci)」の2018年モデルで、ボディカラーは、Vivid Black(ビビッドブラック)だ。
⇒ HERITAGE CLASSIC(ヘリテージ クラッシック)FLHC 107ci【2018年モデル】
2019年の5月の時点では、2018年モデルと2019年モデルの、両方のモデルから選ぶことができた。
Vivid Black(ビビッドブラック)の場合、2018年モデルと2019年モデルとでは、おそらく区別がつかないのではないかと思う。
以下に、2018年モデルと2019年モデルの写真を、並べてみる。
上が2018年モデルで、下が2019年モデルだ。
2018(上)・2019(下)/ビビッドブラック
微妙に色味が違うが、実物の差ではなく、これは撮影による差だと思われる。
それ以外で、どこか変わっているのだろうか?
おわりに
2017年以前のモデルから、2018年以降のモデルでは、見た目も中身もけっこう変わった。
2017年モデル
基本的には、エンジンやフレームは進化し、見た目は、ブラックアウト化が進んでいる。
メッキパーツをふんだんに使った、ギラギラしたハーレーが好きな人にとっては、少し寂しいかもしれない。
しかし、ハーレーをノーマルのまま乗る人も少ないだろう。
カスタマイズで、理想の1台に仕上げるのも、また楽しい。
ディーラーで話をきいても、「HERITAGE CLASSIC FLHC」は、2018年モデルから、2019年モデルでは、ほとんど変わっていないようだ。
とくに、Vivid Black(ビビッドブラック)では、まったくと言っていいほど、違いが分からない。
2018年モデルが、いつまで新車で購入できるのか分からないが、Vivid Black(ビビッドブラック)であれば、2018年モデルでいいと思う。
2018年モデルのほうが、多少だが、価格も安いし、サポートも手厚い。
⇒ ハーレー・ダビッドソン 300,000円分のパーツ&アクセサリーサポート【2019】
もしも、2019年モデルしか選べないとしたら、私は、
ビリヤードブルー/ビリヤードホワイト
を選んだかもしれない。
ホワイトが入ると、レトロ感が増して、いい感じだ。
ただし、この色(ビリヤードブルー/ビリヤードホワイト)は、写真と実物がけっこう違うので、実際の色味を確認してから、購入することをおすすめする。
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