ブルターレが納車になってからは、ハーレーの出番が、ぐっと減ってしまった。
それでも、ハーレーは、納車してから10ヶ月で、9,000kmも乗ってしまったので、少し控えるくらいでちょうどいいのかもしれない。
最近では、もちろん、ブルターレに乗ることが多い。
納車したばかりだからということもあるのだが、それだけではない。
ハーレーだけだと飽きる⁉
ハーレーは、ファッションアイテムや快適な移動手段としては、いいバイクだ。
お金に余裕があれば、一家に一台くらい欲しいところだ。
スペースがあれば、飾っておくのも悪くない。
しかし、その楽しみ方は、カスタムや磨き上げること、他のハーレーとの比較が多くを占める。
ハーレーに乗っていて、「もっと速く走れるようになりたい」という気持ちには、なかなかならないものだ。
だから、人によっては、「ハーレーは飽きる」と思う。
私がバイクに乗り始めてから知り合った友人も、今は、BMWの「S1000RR」に乗っているのだが、かつてはハーレーに乗っていて、やはり飽きてしまったという。（今は、S1000RRとセローの2台持ち）
ハーレーに乗り始めたばかりの自分には分からなかったのだが、いまでは、その気持が、よくわかる。
もちろん、ときには、ハーレーに乗って、のんびり、まったり走るのも、いいものだ。
だけど、世の中には、「それだけで満足できる人」と、「それだけではつまらなく感じてしまう人」の二通りがいる。
先ほどの私の友人や私は、おそらく後者なのだろう。
理想は3台持ち⁉
バイクライフの理想は、2台持ち、できれば3台持ちだろうか。
SS・ネイキッド
まずは、バイクに乗るからには、SS（スーパースポーツ）やストファイ（ネイキッド）など、サーキットや峠を速く走れるバイクがなくてはつまらない。
サーキットを走るならSSのほうが良さそうだが、峠を走るならネイキッドでも、十分に楽しい。
スタイリングやポジションなど、SSかネイキッドかは、好き好きだろう。
アメリカン
速く走れるバイクのほかに、ハーレーなどのゆったり乗れる、アメリカンなどがあると、気分で乗り分けられる。
乗る機会は減るだろうが、それなら、飽きることはなく、逆に新鮮に思えるかもしれない。
SSとネイキッドという組み合わせの人にとっては、気楽に走れるネイキッドが、ハーレーのような位置づけになるのだろうか。
それから、バイクが一台だと、あっと間に走行距離が増えてしまう。
最近では、私の年間の走行距離は、車よりもバイクのほうが圧倒的に多くなった。
一台のバイクを、年間1万km以上乗ってしまうのは、ちょっと乗りすぎだと思う。
しかし、複数のバイクがあれば、分散されるので、そうはなりにくい。
オフロードバイク・アドベンチャー
そして、バイクに乗り始めると欲しくなってくるのが、オフロードも走れるバイクだ。
私が、次に買おうと企んでいるのは、この手のバイクだ。
オフロードも走れるバイクと言っても、多くの種類があり、どのようなステージを走るかで、選ぶべきバイクが違ってくる。
より深く山の中に入っていきたいなら、セローなどのオフロードモデルが良さそうだが、そこまでを必要としない人や、オンロードも考えると、アドベンチャーも魅力的だ。
おわりに
SS、ネイキッド、アドベンチャー、アメリカン、モタード、オフロード…
バイクには、たくさんの種類があるが、考えてみれば、これは車も一緒だ。
スポーツカー、SUV、セダン、ミニバン、エコカー、軽自動車など、車にも、たくさんの種類があり、同じ車でも、用途がまるで違う。
本来であれば、用途別に、それぞれ3台ずつ程度の、複数所有ができればいいのだが、お金や駐車スペースのことを考えると、キリもなく買えない。
もしも、それぞれ一台だけ選ぶとしたら、車なら「SUV」、バイクなら「アドベンチャー」がもっともオールマイティに使えそうだ。
また、オールマイティなだけでなく、それぞれのステージでの性能も高く、逆に、使えない場面は少ないように思う。
実際に、最近、世間で売れているのも、「SUV」や「アドベンチャー」のような気がする。
そして、仮に、1台だけ選ぶとしたら、その選択は間違っていないとも思う。
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