ハーレーもいいけど、ハーレー以外のバイクも面白そうだ。
もともと私は、ネオクラシックなバイクが好きだったのだが、実際にバイク(ハーレー)乗りになってみると、それ以外のバイクも乗ってみたくなってきた。
最近では、「ストリートファイター」も、とても魅力的に思えてきた。
ストリートファイター(ストファイ)とは
「ストリートファイター」は、略して、「ストファイ」とも呼ばれている。
「ストリートファイター」とは、簡単にいってしまうと、
「スーパースポーツ(SS)」を、ネイキッド化したバイク
のことだと思えば分かりやすい。
「ストリートファイター」は、「SS(スーパースポーツ)」などの、スポーツ性の高い車種からカウルを取り外し、さらに変更を加えて、攻撃的なスタイルにしたタイプのバイクで、近年、世界的に人気が高まっている。
典型的な「ストリートファイター」の外観は、単にカウルを取り外すだけではなく、異形ヘッドライトや、ポジションの高いバーハンドルなどが用いられることが多い。
ストリートファイターの起源
「ストリートファイター」の原型は、もともと、ヨーロッパで人気となったスタイルだと言われている。
「ストリートファイター」のスタイルは、1980年代に、日本製のフルカウルのスポーツバイクに乗っていた、ヨーロッパの若者たちが、転倒などで壊れたカウルを、「どうせ、また転倒するのだから…」と、買い替えずに、そのままカウルを取り外して乗るようになったのが始まりという説が有力だ。
その気持、なんとなく分からないでもない。
「ストリートファイター」のスタイルは、そのスタイルに目をつけたカスタムビルダーや、バイク雑誌が取り上げるようになり、次第に広まっていくことになる。
そして、「ストリートファイター」という、ひとつのジャンルが、確立されたようだ。
「ストリートファイター」のスタイルは、ヨーロッパのライダーによって広められ、世界中で人気が高まっていった。
そして、バイクメーカーも、1990年代後半には、「ストリートファイター」という用語を採用し、メーカー製の「ストリートファイター」モデルが作られるようになり、現在に至っている。
ちなみに、「ストリートファイター」という言葉は、イギリスのフォトジャーナリストと、ハーレーダビッドソンのカスタムビルダーによって用いられたのが、最初のようだ。
おわりに
「ストリートファイター」の中身は、「SS(スーパースポーツ)」譲りなので、かなり、ハイスペックなバイクだ。
これまで中免すら持っていなかった、大型初心者にとって、いきなり、「SS(スーパースター)」や「ストリートファイター」に乗るのも、少し気が引ける。
それに、確実にオーバースペックで、すぐには、上手く乗りこなせないだろう。
本来なら、250ccなどのネイキッドで、腕を磨くべきなのだろう。
しかし、いずれは、乗るつもりで、いろいろな車種に試乗したりするのも悪くないし、それも楽しいものだ。
バイクは、乗ってみなくては、絶対に良さが分からない乗り物だ。
ドゥカティ、BMW、トライアンフ、カワサキ、ホンダ…
などなど、かっこいい「ストファイ」やその他のバイクは、たくさんある。
もちろん、ハーレーもいいバイクだが、できれば、タイプの違う複数の車種を、用途によって乗り分けられたら最高だ。
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