「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」には、大型のウインドシールドが標準で装備されている。
ソフテイルファミリーのなかで、大型のウインドシールドがつくモデルは、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」だけだ。
その佇まいは、まるで、ツーリングファミリーの「ROAD KING(ロードキング)」を彷彿とさせる。
今回は、「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」に標準装備されているウインドシールドについて考えてみる。
脱着可能な標準装備
「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」には、大型のウインドシールド、両サイドのサドルバッグ、タンデムシートなどの実用的な装備が、標準で装備されている。
それらの装備は、どれも脱着可能となっているので、なんとなく外してみたくなる。
すべてがついた状態では、かなり大きく見える(というか大きい)のだが、全て外してしまえば、スッキリとする。
じつは、このスタイルも、かなりカッコいい。
しかし、それらを取り外したまま、2度と取り付けることがないのであれば、「SOFTAIL SLIM(ソフテイルスリム)」などのモデルを選んだほうがいいかもしれない。
ウインドシールドを外す
私も、納車当日に、ウインドシールドを外してみた。
工具も不要で、ただ上に持ち上げるだけで、簡単に外れてしまう。
サドルバッグとタンデムシートは、工具が必要なので、次の休みにでも外してみようと考えていた。
しかし、
それならば、「SOFTAIL SLIM(ソフテイルスリム)」などを選んだほうがよかったということにならないか。
大型のウィンドスクリーンや、両サイドのサドルバッグがついた、この「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」のスタイルが気に入って選んだはずなのに…
ウインドシールドはあったほうがいい
見た目はともかく、ウインドシールドをつけた状態と、外した状態で乗り比べた感じは、大きくことなる。
当たり前だが、ウインドシールドを外すと、他のモデルと同様にダイレクトに風を受ける。
それがバイクという乗り物だと言えば、その通りなのだが、実際には、80Km以上になると、体は、かなりの風圧を受ける。
一方、ウインドシールドをつけて走ると、風圧は、かなりマイルドになる。
感覚としては、オープンカーに乗っているような感じに近い。
それがいいのか、物足りないのかは、人それぞれだと思うが、私は、やはりこのマイルドさが心地よい。
おわりに
私の場合は、かなりの風圧を直接、体に受けて走り続けていると、首筋が固まってくる。
これが、風圧の問題なのか、乗り方の問題なのか、無意識に力が入ってしまうからなのか、Tシャツ1枚で走っているからなのかは、バイク歴の浅いの私には判断できないが、ウインドシールドをつけて走ったほうが、体がラクなことだけは確かだ。
一般道で、これだけ差があるということは、高速道路を走れば、さらに大きな差があると思う。
好みのスタイル、乗り方などは、人それぞれなので、何が正解ということはない。
自分がいいと思うバイクを買って、自分の好きなようにカスタマイズすればいい。
とにかく見た目重視というのも、別に悪くない。
ただ、マイルドに風を受けて、ゆったりと流して走りたい人にとっては、大型のウインドシールドを装備した「HERITAGE CLASSIC(ヘリテイジ クラシック)」は、オススメだと思う。
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