大型自動二輪免許をとって、ハーレーに乗り始めて、これまで縁のなかった人たちとも、出会うようになった。
ハーレー乗りにも、いろいろなタイプの人がいるが、大きく分けると、2つのタイプに分かれるような気がする。(完全に私見)
べつにどちらが良くて、どちらが悪いという話ではない。
ハーレーの楽しみ方や生き方は、人それぞれでいいと思う。
ただ、一緒に走るのは、同じタイプの方が、お互いにストレスが少ないかもしれない。
今回は、ハーレー乗りの2つのタイプについて。
ファッションとしてのハーレー
ほかのスポーツバイクと違って、ハーレーをファッションアイテムのひとつと考えている人も多い。
そのようなタイプの人は、どちらかというと、走ることよりも、
・ハーレーを所有すること
・ハーレーをカスタマイズすること
・ハーレーを磨き上げること
・ハーレーを眺めること
・ハーレーを誰かに見せること
などに重きを置いているように思う。
そして、工具を自分で買ったりせず、メンテナンスやカスタマイズなどは、人に任せる場合が多い。(もちろん、そうでない人もたくさんいる)
ハーレーに乗るときも、走りを楽しむというよりは、誰かとツルんで何かを食べに行くとか、自分のハーレーを誰かに見せたり、ほかのハーレーと比較することが目的となる場合が多い。
仮にこのタイプを、「ファッションタイプ」とする。
この「ファッションタイプ」が、ひとつ目のタイプで、自分も当初は、このタイプなのだと思っていた。
しかし…
走ることが好き
もうひとつのタイプは、単純に走ることや、モータースポーツ、そして、バイクそのものが好きなタイプの人たちだ。
そのような人たちは、暑くても寒くても、そして、たとえひとりでも、峠などを走っていたりする。
バイクは、べつにハーレーでなくてもいいのだが、数あるバイクのなかから、ハーレーを選んだか、タイプの異なるバイクを複数所有している中に、ハーレーも含まれているのかのどちらかだろう。
そのような人たちは、メンテナンスやカスタマイズも、自分で出来ることは自分で行う傾向にある。
もちろん、自分ではできないことは、ショップなどに任せたり、手伝ってもらったりもするが、ネットなどでパーツを取り寄せて、自分で取り付けたり出来ることも、案外と多いものだ。
また、オイル交換もやろうと思えば、自分でも出来る。
ひとつ目のタイプの人からすると、面倒だと思うようなことが、このタイプの人たちにとっては、けっこう楽しいのだ。
必然的に、工具類も、すでに持っているか、買い揃えることになる。
仮にこのタイプを、「走り屋タイプ」とする。
おわりに
免許をとって、ハーレー(バイク)に乗るようになると、それまでの人生では出会わなかった人と、出会うようになる。
免許取り立てで、ハーレー(バイク)に乗りはじめたばかりのころは、右も左もわからないので、誰かの影響を受ける。
それが、どちらのタイプかで、その後のハーレーライフも変わってくるかもしれない。
はじめのころは、私も、よくひとりでも走っていたので、走るのは好きな方なのだと思う。
そして、ひとりで走っていると、同様にひとりで走っている別のバイク好きに、よく出会う。
誰かとツルんでいるときは、あまり声を掛け合わないものだが、お互いひとりだと声をかけやすい。
そして、知らないうちに、一緒に走るようになったりする。
私は、はじめ、「ファッションタイプ」だと思っていたが、そういうのが、なんとなく違うように思えてきた。
そして、実際には、「走り屋タイプ」だったようだ。
今では、「もっとバンク角が大きいバイクに乗りたい」と思うようになってしまったが、とりあえず、買ったばかりなので、いまのハーレーで修行しようと思う。
また、理想は、乗り換えではなく、増車だ。
この先、歳を重ねていくうちには、のんびりと走りたくなるようになるかもしれないので、いまの空冷のハーレーも残しておきたい。
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