先日、ネット上で、
『自動車希望ナンバー「358」人気急上昇なぜ?』
という記事を見かけた。
現行の制度では、残念ながら、バイクの希望ナンバーは取得することができない。
バイクの場合は、陸運局で登録する順番に、ナンバーが割り振られてしまう。
そのため、ハーレー乗りには、関係ない話かもしれないが、じつは、私も過去にいちど、自動車で「358」の希望ナンバーを取得したことがある。
そして、自動車希望ナンバーで「358」が人気の理由を、私は知っている。
自動車希望ナンバー「358」人気急上昇なぜ?
『自動車希望ナンバー「358」人気急上昇なぜ?』という記事のなかには、次のように書かれている。
「希望ナンバー」とは、ナンバープレートの大きな4ケタの数字(一連指定番号)を任意に選べる制度です。
3ナンバー車(普通自動車)では、「1」や「8」といった1ケタ数字が人気だったり、5ナンバー車(小型自動車)や軽自動車では、「2525(ニコニコ)」、「1122(いい夫婦)」といった語呂合わせの数字が人気だったりする傾向は変わりませんが、ランキングのなかには、由来がよくわからない数字もみられます。
そのような「謎めいた数字」のひとつに、「358」が挙げられるでしょう。
「358」は、たとえば盛岡ナンバーと前橋ナンバーにおいて、5ナンバー車および軽自動車で2019年版1位。
2017年版ランキングでもいくつかの地域で見られたものの、1位になっている地域はありませんでした。
さらに2019年版では、軽自動車ナンバーで全国総合6位にランクインするなどしており、全国自動車標板協議会も近年、交付が増えているといいます。
出典:自動車希望ナンバー「358」人気急上昇なぜ?
「358」の由来や意味は不明?
「358」の由来や意味については、『自動車希望ナンバー「358」人気急上昇なぜ?』の記事のなかでは、次のように書かれている。
「358」の由来や意味については、全国自動車標板協議会もよくわからないそうで、一過性のブームとも考えられるとのこと。
出典:自動車希望ナンバー「358」人気急上昇なぜ?
このように書かれているが、意味もなくブームになるはずがない。
私が「358」の希望ナンバーを取得したのは、もう10年以上も昔だ。
もちろん、「358」を選んだのには、明確な理由があった。
そして、その時はまだ、“彼”は存命中だった。
その後も自動車のナンバーは、ずっと「358」でも良かったのだが、私は、飽きっぽい性格なのか、車を買い換える度に、違う希望ナンバーを取得してきた。
小林正観
先ほど、
その時はまだ、“彼”は存命中だった
と書いたが、その当時、“彼”の著者は、一部の人たちの間でしか知られておらず、今のように、どこの本屋でも買えるような本ではなかったと思う。
また、インターネットを通じて、一瞬で情報が拡散するような時代でもなかった。
そのため、いまほど、“彼”のことを知っている人は、少なかった。
“彼”とは、小林正観氏のことだ。
希望ナンバー「358」が人気の理由
私が「358」の希望ナンバーを取得した当時と比較すると、確かに「358」というナンバーをつけた自動車は、増えているように思う。
先日などは、小さい3桁の数字も「358」で、大きな4桁の数字も「358」という車を目撃したばかりだ。(これには驚いた)
小林正観氏は、すでに、この世にはいないが、いまでは、数えられないくらいの著書が出版されている。
また、ネット上には情報が溢れている。
小林正観氏は、生前、日本全国を飛び回り、年に300回以上の講演活動をしていたので、本にする内容には事欠かない。(しかし、どの著書でも、伝えようとしていることは、一貫して同じだ。)
たしか、小林正観氏の著書の中では、「3」、「5」、「8」は、「聖なる数字」として紹介されていたと思う。(どの著書だったか忘れたが…)
そして、
『車のナンバーを「358」にしたところ、燃費が2割から3割よくなった』
というエピソードは有名で、たびたび登場していたように記憶している。
おそらく、この情報が、10年以上かかって、一般の人にも広まっていった結果、自動車の希望ナンバー「358」が、人気となっているのではないか、と私は考えている。
感謝・ありがとう
小林正観氏が、一貫して伝え続けていたことは、「感謝」の一言に尽きる。
もう、ほんとうに「感謝」と「ありがとう」の大切さだけを説いていた人だった。
唯物論者の彼が、40年間におよぶ研究で得た結論は、
「どうやら、『ありがとう』を口にすると、神様が味方になってくれるらしい」
ということだったそうだ。
そして、人間の行為・行動のなかで、神様が好むベスト3は、
・掃除
・笑い
・感謝
だといい、彼はそれを『そ・わ・かの法則』と名付けている。
そして、『そ・わ・かの法則』というタイトルの本も、出版されている。
■ 書籍版
■ オーディオブック版
おそらく、小林正観氏の、どの本を読んでも、どの公演を聞いても、『感謝』や『ありがとう』、そして、『そ・わ・かの法則』について語られているはずだ。
そして、彼の面白いところは、
「感謝するべき」
「ありがとうと言うべき」
とは、決して言わなかったことだ。
そうではなく、損得勘定で考えたとき、「感謝」したほうが、「お得」だと言っている。
この世には、「正しいこと」も「正しくないこと」も存在しない。
同様に、「良い」も「悪い」も、「幸せ」も「不幸」も存在しない。
それらは、「人による」、もしくは、「時と場合による」のだ。
ただ、どちらが「お得」なのかということになると、現実に判断することができる。
小林正観氏の教えは、
「ありがとう」と感謝して、頼まれごとをこなしながら、淡々と生きたほうが「お得」ですよ。
という、ただそれだけだ。
おわりに
今回は、ハーレーとは、全く関係ない話だったが、じつはそうとも言えないかもしれない。
間違った方法で、“自力”オンリーで努力するよりも、小林正観氏が言うように、
「ありがとう」と感謝して、頼まれごとをこなしながら、淡々と生きたほうが、人生が、思い通りに運ぶ可能性が高いのだ。
なんとなく気になった人や、なにか引っかかった人は、小林正観氏の本を読んでみるといいと思う。
もしかしたら、私が、何の苦労もなくハーレーを買えたのも、小林正観氏のおかげかもしれない。
小林正観氏の本は、いまでも増え続けているので、何十冊あるか分からないが、書いてあるエッセンスは、ほぼ一緒なので、どれでもいいから、適当に1冊読んでみればいいと思う。
そんなこと言っても、「どうせならオススメの1冊を…」という人には、ベスト盤(ベストメッセージ集)が3冊発売されているので、それらを読んでみるといいかもしれない。
読むのが面倒な人(最近の私)には、オーディオブック版がオススメだ。
小林正観 ベストメッセージ集
ベストメッセージ集1『ありがとうの神様』
■ 書籍版
■ オーディオブック版
ベストメッセージ集2『ありがとうの奇跡』
■ 書籍版
■ オーディオブック版
ベストメッセージ集3『ありがとうの魔法』
■ 書籍版
■ オーディオブック版
小林正観 一覧
■ 書籍版
■ オーディオブック版
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