ハーレーに続いて納車した、MVアグスタのブルターレ800ロッソには、そういえば、オプションらしいオプションは、ほとんどつけなかった。
唯一、納車前につけたものと言えば、ETCとリムステッカーのみだった。
ハーレーの場合は、半年以内に、かれこれ50万円以上を、オプションパーツやチューニングに使ってしまった。
いま思えば、もったいないと思うのだが、ハーレー乗りの世界では、それが当たり前のようなところがある。
ハーレーディーラーも、本体価格を値引くのではなく、
「オプションパーツ30万円分プレゼント!」
などという販売促進のキャンペーンをよく行う。
「どうせ、カスタマイズするのだから、値引きと一緒でしょ!」
という理屈だ。
ハーレーカスタム
しかし、そもそもハーレーは高いのだから、もう少し、完成された状態で販売してほしいものだ。
買ってから、カスタムにお金がかかりすぎる。
さらに、カスタムパーツは、売るときは、ほぼ価値がない。
むしろ、ノーマルに戻すことを求められることも多い。
まぁ、そんなこと気にしないという人が、ハーレーを買うのだろうが…
ハーレーは、ファッションアイテムみたいなところがあり、ノーマル状態で乗っても、あまり嬉しくないし、むしろ劣等感のような感覚を味わうことになる。
そして、やり始めたら最後、ハーレーカスタムに終わりはない。
いま思えば、そこそこカスタマイズされた、程度のよい中古のハーレーのほうが、よかったのかもしれない。
ブルターレカスタム
MVアグスタのブルターレ800ロッソも、ベースグレードなので、カスタマイズしたら、もっともっと良くなるだろう。
基本的に二輪車は、立ちゴケが心配なので、もしも、これが初めてのバイクだったら、フレームスライダーなどのパーツは、絶対につけたであろうが、すでに重量が2倍近いハーレーに乗っていたので、
「この軽さなら、立ちゴケは大丈夫だろう…」
と、ナメてかかり、何もつけなかった。
ディーラーでも、コロナの影響で在庫が品薄だったのか、それほど勧めてこなかった。
しかし、実際には、納車11日目で、まさかの立ちゴケをしてしまった…
⇒ MVアグスタ ブルターレ800ロッソで日本初の立ちごけ⁉【ガードやスライダーは必要⁉ノーマル状態での被害状況】
ただ、幸運にも、スライダーがなくても、キズは浅かった。
ただし、鋳物のステップは、ポキっと折れてしまい、これは交換することになった。
折れたノーマルステップ
しかし、ステップに関しては、いずれ交換するつもりではあったので、交換するいいきっかけになった。
⇒ MVアグスタ ブルターレ 800 ロッソ 立ちごけで折れたステップを注文!【とにかく納期重視で!】
⇒ MVアグスタ ブルターレ 800 ロッソのステップ交換【見た目と食いつきのよさにビックリ!】
ETCとリムステッカー
納車前につけたオプションとしては、ETCとリムステッカーがある。
ETCに関しては、絶対に高速道路は使わないという人以外はあったほうがいいので、納車前の見積もりにも、勝手に入っていたほどだ。
たまに、ETCが使えない現金の料金所を通るときは、かなり面倒くさい思いをするので、そういう料金所はなくして欲しいくらい。
ということで、唯一、とくに必要性もなく、誰にも勧められていないのに、取り付けたカスタムパーツは、リムステッカーのみだ。
リムステッカーは、国産車では、はじめからついていることも多いくらい、ありふれたパーツだ。
トリコローレ リムステッカー
ブルターレ800RR などになると、カラーリングは少し派手になるのだが、ブルターレ800ロッソは、個人的には、少し地味な印象だ。
ブルターレ800ロッソ
なので、赤のリムステッカーを貼ったら、少しはいい感じになるのではないかと思い、Amazonで見つけた3,000円くらいのリムステッカーを、ディーラーで貼ってもらった。
リムスタッカーは、トリコローレタイプ(レッド)の6mm幅を選んだ。
納車当日のブルターレ800ロッソ
たぶん、リムステッカーは、自分でも貼れるとは思うが、やったことないので、うまく貼れなかったりすると、イライラするし、時間がもったいない。
私は、スマホのガラスフィルムも同じような理由で、よく人に頼んでしまう。
そんなことに時間をかけるのがもったいないし、うまくいけばまだしも、自分でやった結果が、満足できる仕上がりにならなかった場合は、本当に後悔することになる。
ならば、はじめからプロに頼んでしまったほうが、いいように思う。
スマホのガラスフィルムに関しては、最近は子供に頼むことにしている。
子供には、どうせ、お小遣いをあげなくてはならないので、何らかの対価として払ったほうがいいように思うからだ。(仕上がりは、けっこう雑なのだが…)
おわりに
もちろん、ブルターレ800ロッソにも、カスタマイズしたい箇所はたくさんある。
しかし、ハーレーのように、
「とりあえず、マフラーとエアクリーナーとインジェクションチューニングだけは必須!」
みたいなことはないので、少しずつ、やっていけばいい。
カスタムパーツもそうだが、修理代もかからないようにも、気をつけなくてはならない。
最近、立ちゴケしてしまうことも多いので、免許取り立ての頃のように、「絶対に倒したくない!」という強い気持ちを忘れないようにしようと思う。
最後に、リムステッカーを貼ったのは、まったくの思いつきだったのだが、3,000円くらいのにもかかわらず、とても満足度が高いカスタムパーツだったと思う。
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