両足が痛い!
とくに、膝周辺の筋肉痛が酷い。
間違いなく、梅雨の合間の週末に、2日間続けて、ひとりでブルターレに乗って練習したのが原因だろう。
半日で200km
休みの日は、それほど早く起きる気がしないのだが、季節は梅雨だ。
前日も雨だったこともあり、午前中は、まだ路面がウエットの可能性もあるので、午後からのほうが安心だ。
それに、ちょうど夏至を迎え、昼の長さがいちばん長い時期なので、午後からでも十分すぎるくらい走れる。
ほとんど混んでいないような、山の中の道を選んで走れば、半日でも200kmくらいは余裕だ。
ブルターレは、ガソリン満タンで200kmくらい走るので、暗くなる前に、200kmくらい走って、給油をして帰るとちょうどいい。
ニーグリップ
思い起こせば一年前、教習所では、「ニーグリップ!ニーグリップ!」と、うるさく指導されたが、実際には、しっかりとニーグリップできていなかったように思う。
気を抜くと、すぐに膝が開いていた。
人間とは、ついつい楽な方に流されてしまう生き物だ。
だから、いろいろな課題が、なかなか上手く出来なかったのだと思う。
そして、不覚にも、2回も卒検に落ちた後、なんとか免許を取ってからは、ハーレーに乗っていたので、
「ニーグリップなんて関係ないね!」
という感じだった。
しかし、ハーレーなりに、多少、攻めた走りをするとなると、やはり怖いので、ニーグリップがしたくなる。
とは言え、私のハーレーには、飛び出したエアクリーナーがあったりするので、タンクとエアクリーナーでホールドする感じになる。
そんな感じで、私のハーレーでも、一応はニーグリップできるのだが、スポーツスターなどでは、それすらも難しい場合がある。
やはり、基本的には、ハーレーにニーグリップは必要ないのだろう。
セルフステア
「バイクは下半身で乗る乗り物!」
知識としては知っていても、いざ乗り始めると、ついつい上半身(腕)の力で曲げようとしてしまう。
教習所では、荷重移動のやり方などは、そんなに教えてくれない。
初心者は、怖いので、やはりハンドルで曲がろうとしてしまう。
しかし、上半身に力が入り、ハンドルで曲げようとすればするほど、曲がらない。
怖いくらい曲がらない。
曲がらないからブレーキをかけてしまうので、バランスを崩す…
上半身に力が入ってしまうと、大事な大事なセルフステアを阻害してしまうので、いいことはない。
もちろん、不必要に腕も疲れる。
そのことは、なんとなくハーレーでなら分かるようになっていた。
しかし…
コーナーが怖くない!
ハーレーでは、セルフステアの大切さを理解できていたが、ブルターレに乗りはじめてからしばらくは、やはり上半身(腕)に力が入ってしまっていた。
頭では上半身(腕)の力を抜かなければならないことは分かっていても、いざ、乗り始めると、なかなか上手くできないのだ。
しかし、ブルターレを納車して2が月近く経った最近、ようやく上半身(腕)の力を抜いて走れるようになった。
そのためには、やはり下半身でしっかりと、バイクをホールドできるようにならなくてはならない。
本格的にそれをやりだしたから、両足が筋肉痛になったのだ。
これまでは、なんちゃってニーグリップだったのだろう。
下半身でしっかりとバイクをホールドするには、車種にもよるかもしれないが、膝よりもくるぶしを意識したほうが、上手くホールドできる。
そして、ニーグリップができるようになると、自然に上半身(腕)の力を抜くことがでるようになり、セルフステアを阻害しないので、自然にバイクが曲がっていく。
あとは、荷重移動と目線で、行きたい方向へ曲がって行けるようになる。
すると、コーナーがまったく怖くなくなった。
おわりに
教習所で習ったことだけでは、上手く公道を走れないが、基本であるニーグリップだけは、バカにできない。
ニーグリップと目線
この辺りは、教習所で繰り返し指導されたはずだ。
私は、
「ハーレーに乗るから、あまり関係ないかも⁉」
なんて思っていたが、とんでもない。
やはり、二輪に乗る以上、
ニーグリップと目線
そして、
セルフステアと荷重移動
これらの基礎が、ほんとうに重要だと、あらためて感じる、今日、この頃である。
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