Kawasaki Ninja ZX-25R納車!【4気筒 250ccのバイクを購入した理由とは⁉】

Kawasaki Ninja ZX-25R Kawasaki Ninja ZX-25R
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3台目のバイクが納車になった。

 

念のために書いておくと、3台持ちになったのではなく、3台目に買ったバイクという意味だ。(ハーレー → MVアグスタ → 今回のバイク)

 

たくさんのバイクあっても、残念ながら、乗る時間がない。

 

いまのとこと、NDロードスターと今回のバイクの、合計2台だけですら、十分に乗る時間が確保できていない。

 

梅雨から夏(6月〜9月)くらいは、湿度と暑さが過酷なので、その間はロードスターに乗って、バイクには乗らないことにした。

 

そのため、新しいバイク選びには、3〜4ヶ月の猶予があった。

 

そして、涼しくなり始めた10月1周目の週末という、ほぼ予定通りのタイミングでの納車となった。

 

正直、このバイクに乗ることになるとは、3〜4ヶ月前には予想していなかった。

 

しかし、これまでの2台とは違って、購入前に試乗もしたうえで、今回は、このバイクを選んだ。

 

ちなみに、最近の私のバイクに対する考え方は、別の記事で書いている。

 

バイク選びの3つのポイント【軽さ・高回転エンジン・スタイル】

アメリカンバイクやネイキッドバイクでは満足できない⁉【排気量やパワーは重要ではない!】

 

今回、購入したバイクは、Kawasaki NInja ZX-25R 2022年モデルだ。

 

決して軽いバイクじゃないけど、それ以外は、私の求めるバイクに近いかもしれない。

   

ほんとうに大型がいいのか⁉

私は、そもそも、ハーレーに乗ろうと思って免許をとったので、必然的に大型の免許をとることになった。

 

そして、ハーレーのスポーティではないところが、すぐに嫌になってしまった。

 

ハーレーの次に購入したのは、3気筒エンジンのブルターレ800だっだが、それも大型バイクだ。

 

ブルターレ800

ブルターレ800 ロッソ

 

つまり、私は、大型バイクにしか乗ったことがなかった。

 

巷には、排気量でマウントをとる人(通称:大型はいいぞおじさん)がいると聞くけど、私は、そんなことしたことはない。

 

しかし、実際には、大型免許を持っているが故に、大型以外は対象外にしていたので、もしかしたら、小排気量のバイクを下に見ていたのかもしれない。

 

実際に小排気量のバイクに乗っていて、物足りなくなった人が、大型バイクを選んで乗っているのならいい。

 

しかし私は、小排気量のバイクに乗ったことがないので、大型バイクと小排気量のバイクを比較することもできないし、大型バイクが自分にあっているのかも分からない状態だった。

BMW S1000RR

正直、欲しいバイクは、あまりなかった。

 

いや、実際には1台だけあった。

 

BMWのS1000RRは、もう少しで買うところだった。

 

S1000RR

S1000RR

 

だけど、どう考えても、あれはオーバースペックだろう。

 

大きめのサーキットにでも持ち込めば、少しは性能を発揮できるかもしれないが、それでも今度は、腕のほうががついていかないのではないか。

 

トラコンは、レインモードでも十分すぎるくらいかもしれない。

 

パニガーレV4、S1000RR、CBR1000RRR、ZX-10R、R1…のような、おそらくベテランライダーが乗って楽しいようなバイクに、半世紀近くバイクとは無縁の生活の末、突然、バイクの免許をとって2年くらいの素人が乗るのもどうかと思う。

 

はっきり行って、猫に小判だろう。

 

しかし、最近のバイクは、電子デバイスなども充実していて性能がいいので、バイクが人間の下手さをカバーしてくれるだろうから、乗って乗れないこともないかもしれない。

 

そう考えると、逆に、安全性は高いのかもしれない。

 

ただそれは、バイクを乗りこなすというよりも、バイクに乗せらているといった感じだろう。

   

ニーゴー(250cc)で十分⁉

それは、自分自身がパニガーレV4とかZX-10Rにも乗っていたという、とあるバイクディーラーのスタッフが、ぽろっと、こんなことを言ったことがきっかけだった。

 

そのへんの峠やストリートを走るなら、ぶっちゃけニーゴー(250cc)で十分かも…

 

250ccなんてラインナップにないディーラーのスタッフが、そんなこと言っちゃマズイだろ…と思いつつも、突然、250ccのSSに興味が湧いた

 

リッターSSは明らかにオーバースペックだし、せいぜい600cc前後なら、まだバランスがよさそうだと思っていたが、400ccを通り越して、250ccという選択肢があったとは…

 

大型だとトルクとパワーに任せて、なんなら、3速オートマのような走り方も出来てしまうが、250ccともなると、そうもいかない。

 

ちゃんとパワーバンドを維持して走らないと、まともに走らないだろう。

 

もちろん、パワーを抑えて走る必要などないだろう。

 

それらのことをネガティブに捉えて、250ccのバイクのことを、「回さないと走らない!」などとレビューしている人がいるけど、私に言わせれば、バイクなんて「回してなんぼだろう!」と思ってしまう。

 

大型バイクだとハイパワーすぎて、フルスロットルにできないことが多いが、250ccなら躊躇なくフルスロットルで走れるということだ。

 

それって、つまり…

 

最高じゃないか。

 

フルスロットルが好きな私にとっては、大型バイクよりも、小排気量のバイクのほうが向いているのかもしれないと思うようになった。

   

CBR250RRかZX-25R

昨今の現実的な選択肢として、250ccのSSに乗るとしたら、CBR250RRZX-25Rのどちらかだろう。

 

この2台はよく比較され、どちらに乗っても満足できるマシンだと言われているけど、エンジンが2気筒4気筒なので、キャラクターはだいぶ違うと思う。

 

2発と4発では、なにより音が違う

 

CBR250RRは、2気筒と言っても、ハーレのVツインのような2気筒とは違い、それなりに回せるエンジンだろうから、きっと速いに違いない。

 

車重は、CBR250RRのほうが、ZX-25Rよりも軽い。

 

また、CBR250RRは、燃費までいいそうだ。

 

一般的に、4気筒は「ツマらない」とか「飽きる」などと言われ、2気筒には「味わいがある」などと言われるけど、私は昔からバイクに乗っているわけではないので、ちょっと感覚が違うのかもしれない。

 

昔あった250ccの4気筒は、規制などの様々な理由から、次第に2気筒に置き変わっていったようだが、当然、私は、昔の250cc・4気筒なんて知らない。

 

私の中で2気筒は、低回転でドコドコと鼓動感を楽しみながら、ゆっくり走るハーレーのようなバイクのイメージだ。

 

だから、ドゥカティのLツインに乗ったときは衝撃的だった。

 

ドゥカティ パニガーレV2とストリートファイターV4Sに試乗【初めてのドゥカティ⁉】

 

そして、多くの人がいうように、

 

「その鼓動感が堪らない!」

 

…とはならなかった。

 

ブルターレ800の3気筒に乗ってみて、「もっと2気筒より」と「もっと4気筒より」の、どちらがいいのかといえば、だんぜん「もっと4気筒より」がいいと思った。

 

私は、ドコドコとトルクフルで、下から力強い2気筒エンジンよりも、スムーズに高回転まで一気に吹け上がる、4気筒エンジンのほうが好きなようだ。

 

前にも書いたけど、最初に購入したハーレーは、私の好みの対局にあるようなバイクで、2000回転以下で走るようなバイクだった。(FLHCの排気量はZX-25Rの約7倍⁉)

 

乗り始めてずぐに、

 

「なんか違うかも…」

 

と思ったのも無理はない。

   

おわりに

2気筒か4気筒かでいえば、いまは4気筒に乗ってみたい。

 

正直、過度な振動は疲れるだけだし、なによりも、あの4気筒サウンドが最高だと思った。

 

私は、車もバイクも、野太い音よりも、甲高い音のほうが好きみたいだ。

 

そのため、ほとんど迷うことなく、Kawasaki Ninja ZX-25R を選んだ。

 

Kawasaki Ninja ZX-25R

Kawasaki Ninja ZX-25R

 

グレードやカラーは、2022年モデルも、スタンダードモデルの黒(メタリックスパークブラック)が選べたので、迷わずそれを選んで、オプションやアフターパーツをつけた。

 

クイックシフターとシングルシートカウルは純正オプションだけど、それ以外は、社外品にできたたので、好きではないカラーのSE(スペシャル・エディション)を買うよりも、むしろ好都合だった。

 

Kawasaki Ninja ZX-25R については、これからいろいろと書いていくと思うけど、とりあえず、いま言いたいことは、

 

大型バイクを買うお金がないから…

 

などという、決して消極的な理由から買ったのではないということだ。(ZX-25Rは、Ninja650よりも高いくらい。)

 

250ccの4発に、ほんとうに乗ってみたかったし、実際に試乗もしてみたけど、そこまでトルクがないとも思わず、これなら大丈夫だと確信した。

 

もちろん、それなりに回して走る必要はあるけど、17000〜18000回転も回せるなんて、楽しくないはずがない。

 

そして、実際のところ、公道を走るなら、250ccでも十分に速いと思う。

 

長いストレートがなく、タイトコーナーが続くような峠などでは、大型バイクにだって、ついていける気がする。

 

ということで、3台目のバイクは、Kawasaki Ninja ZX-25R という、思いもよらないバイクとなった。

 

初の国産、初のSS、初の250ccと、はじめてづくしのバイクだ。

 

まずは、なにはともあれ、1000km程度の慣らし運転を終わらせて、オイル交換をしなくては…

 

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コメント

  1. トムクル より:

    まだ一緒に行けてないけど、先日同じの乗りました。いやはや強烈な個性で面白い!!かなーり前に乗ってた19000回転レッドのcbr250ファイヤーブレードを思い出して懐かしかったーそうそうこの感じ。6000回転で流してて、加速しようと思ったけどアクセル全開しても加速しないから怖かったけど、9000回転から実用域って印象。難しいー!うまく乗るにはテクニックが入りそうですね。ハーレー氏のライディングスタイル知ってるだけに、この先のインプレが楽しみです。それにしても音は良かったなーあれは快感ですね。   

    • HIRO CRUISE HIRO CRUISE より:

      トムクルさん こんにちは。
      大型に慣れているとちょっと面食らいますね。
      これの6速は、大型の2〜3速って感じです。
      ただ8000回転より上をつないで走れば、それなりに走ってくれそうです。
      下はダメ…ということもありませんが、なるべく使いたくない領域です。
      大型よりも気を使って走らなくてはいけないので、スキルアップにはいいかもしれませんね。
      まだ慣らし運転中につき、12000回転くらいまでにしていますが、その先が楽しみです!
      甲高い4気筒サウンド、最高です!

 
 
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