ハーレーを買ったら、なにはともあれ交換したいパーツといえば、マフラーだ。
マフラーを交換すると、
「ハーレーがハーレーになる!」
そのことは、ノーマルマフラーに乗ってから、マフラーを交換してみればわかる。
たとえ、スリップオン(サイレンサーだけ)でも、違いは歴然だ。
⇒ ハーレーのマフラー交換!バンス&ハインズ イリミネター300 スリップオン(Vance & Hines Eliminator 300 Slip-Ons)
そして、マフラーを交換すると、当然、次はエアクリーナーを交換したくなる。
チューニング計画
ハーレーのマフラーを交換すると、ハーレーに乗るのが楽しくなる。(スリップオンでも)
しかし、抜けのいいマフラーに交換すると、燃調が狂ってしまう。
燃調が狂う(薄い)と、多くの場合、ノッキングやエンジン温度の上昇、アフターファイヤーなどの現象がでて、エンジンに大きな負担がかかる。
そこで燃調を適正にするために、インジェクション車の場合は、インジェクションチューニング(EFIチューニング)が必要となる。
仮に、マフラー交換をして、インジェクションチューニング(EFIチューニング)をして、その後に、ハイフロータイプのエアクリーナーに交換すると、吸気効率がよくなるので、再度、インジェクションチューニング(EFIチューニング)が必要になる。
さらに、その後に、カム交換をした場合は、再度、インジェクションチューニング(EFIチューニング)が必要になる。
このようなことにならないために、給排気系のカスタマイズは、計画的に行う必要がある。
つまり、交換するのは、
・マフラーだけ
・マフラーとエアクリーナー
・マフラーとエアクリーナーとカム
なのかを決めて、すべて交換した時点、または、交換と同時にインジェクションチューニング(EFIチューニング)を行えば、ムダな費用を抑えられる。
インジェクションチューニング(EFIチューニング)
マフラーだけ交換して、ハーレーに乗るのもいいが、エンジンのことを考えると、インジェクションチューニング(EFIチューニング)をしたくなる。
インジェクションチューニング(EFIチューニング)には、デバイスにもよるが、スリップオンのマフラーとハイフロータイプのエアクリーナーの、両方が買えてしまうくらいの金額が必要だ。
マフラーだけ交換して、インジェクションチューニング(EFIチューニング)を行った後に、やっぱりエアクリーナーも交換する、なんてムダなことは避けなければならない。
せっかくなら、マフラー交換とエアクリーナー交換をしてから、インジェクションチューニング(EFIチューニング)を行いたい。
おわりに
やはり、実際に試してみないことにはわからないことが多いので、まずは、マフラー交換だけをした状態のハーレーに、しばらく乗ってみた。
マフラー(サイレンサー)を交換してすぐにわかったことだが、アフターファイヤーがすごい。
この状態で乗り続けるのは、さすがによろしくないだろう。
となると、EFIチューニング(インジェクションチューニング)をしなくてはならない。
ただ、エアクリーナーも交換したいので、EFIチューニングの前に、エアクリーナーを交換しなくてはならない。
もちろん、EFIチューニングと同時にエアクリーナーを交換してもいいのだが、やはり、エアクリーナーを交換して、チューニングしない場合、どのような状態になるのかを確認しておきたい。
はたして、マフラー交換だけの状態と、どのような変化があるのだろうか?
もちろん、さらに燃調が狂うので、状態が良くなるということは、まずないだろう。
そのため、エアクリーナーを交換したら、早急にEFIチューニングを行う予定だ。
最後に余談なのだが、今回、107ciのハーレーを買って思ったことがある。
もしも、同じ車種で、107ciと114ciで悩んでいるのであれば、おそらく、107ciを買ってカムまで交換してしまうほうが、コスパはいいのではないかと思う。(買うなら2019年モデル!)
おそらく、そのほうが、費用が安くすんで、しかもパワフルなハーレーになると思う。
もちろん、余裕があれば、114ciを買ってカム交換まですれば、さらにパワフルなハーレーになることは言うまでもない。
コメント