少し前に買った、タンデム用のヘルメットとインカムを試してみることにした。
いま現在、メインで使っているのは、SHOEIのZ-7とCARDOのFREECOM4+という組み合わせだ。
そして、今回、コスパを重視して購入したヘルメットとインカムは、OGK KABUTOのKAMUI3とCARDOのFREECOM 4 LiTEという組み合わせで、Z-7とFREECOM4+という組み合わせに比べると、トータルで2万円くらい安い。
タンデム用ではあるが、私もかぶれるようにサイズ選びをしてあるので、一度くらい試してみようと思い、用意をして外に出たのだったが…
インカムの操作方法がわからない⁉
ブルターレの空気圧をチェックして、エンジンをかけ、ヘルメットを被り、走り出す前に音楽の再生/停止だけチェックしておこうと思った。
iphpneとのペアリングは済ませてあったので、音楽の再生は問題なかった。
しかし、音楽を停止させようと、インカムに4つついているボタンを適当に押しても、どうしても音楽再生を止められないのだ。(やはり、上位機種の音声コマンドは有り難い!)
これまで使ってきたFREECOM4+とは、操作をするためのボタンが少し異なる。
それでも、同じメーカーの同じシリーズなので、そこまで大きくは違わないだろうと、事前にテストは行なわなかった。
そして、もちろん、取扱説明書も持ってきていない。
グーグル先生にも訊いてみたが、なぜか見つからない。
それほどの猛暑ではないとはいえ、30度超えの気温のなか、ヘルメットをかぶっったまま、走らずにいるのは、けっこう暑くて、いよいよ諦めて、いちど家の中に戻ることにした。
取扱説明書は必要⁉
FREECOM4+には、ジョグダイヤルが付いていて、そのダイヤルを回してボリューム調整を行い、ダイヤル自体を押すことで停止できる。
しかし、FREECOM 4 LiTEには、上下左右にひとつずつボタンがあり、それらを1回押したり、2回押したり、長押ししたりして操作を行う。
どこのボタンを何回、または長押しすればいいのかは、やはり取扱説明書を見ないことには分からない。
適当にいろいろ試してみたが、
「電波が届きません」
という謎のアナウンスが流れるだけで、どうやってもインカムの操作で、音楽を止めることができなかった。
諦めてバイクをしまい、家の中に入って、取扱説明書を探した。
そして、操作方法をみつけ、その通りにおこなったら、無事に、音楽を停止させるができた。
FREECOM 4 LiTE の音楽操作方法
取扱説明書によると、電話(前後左右の4つのうちの後)のマークのボタンを
停止中は、
・2秒間長押しすると停止
再生中は、
・2回押すと前の曲へ
という操作方法だった。
ひとつのボタンで4通りの組み合わせがあると、さすがに知っていないと分からない。
やはり、Apple製品のように、取扱説明書がなくても、直感で操作できるガジェットがいい。
おわりに
これまで、FREECOM4+を使ってきたので、ほとんど同じようなものだろうと思って、事前に操作テストをしなかった自分が悪いのだが、せめてポケットガイド(取扱説明書)くらい持って外に出ればよかった。
そして、FREECOM4+の場合は、音声コマンドが使え、さらにSiriも使えるので、たとえボタン操作がわからなくても、
「Hey,Cardo…」
もしくは、
「Hey,Siri…」
と話しかけることで、操作が可能だ。
それに慣れていたこともあって、あまり、ボタン操作を覚えておこうとしなかったのかもしれない。
まぁ、これだけ苦労したので、もう忘れることはないと思うが、操作方法に慣れるまでは、やはり、取扱説明書を持っていたほうが安心だ。
バイクの場合は、車と違って、走行中にいろいろな操作をするのは、難しい。
そういう意味でも、音声コマンドは、かなり便利だ。
もしも、FREECOM4とFREECOM4+で迷っている人がいたら、多少、高くなるが、FREECOM4+を選んだほうがいいと思う。
そして、FREECOM 4 LiTEとFREECOM4+の重要な違いは、音声コマンド以外にもあるのだが、それについては、また別の記事で。
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