XSR155やXSR125には、残念ながらヘルメットホルダーが標準装備されていない。
125ccクラスだと、暑い時期には、ハーフヘルメットも被りたくなるが、だとしても、脱いだヘルメットの扱いに困ってしまう。
私もXSR155を納車した帰り道、最初の高速道路のパーキングで気がついたのだが、ヘルメットホルダーがないと、けっこう不便だ。
純正によくあるタイプの、上にハンドルから伸びたバックミラーであれば、そこに被せることもできるが、バーエンドミラーの場合には、それもできない。
シートの上だと、落下の危険性があるので、地面に置くか、持ち運ぶしかない。
これは、早急になんとかしなくては!
と思って、調べてみると…
デイトナ XSR125/ 155専用 ヘルメットホルダー
調べてみると、デイトナ製のXSR125/ 155専用のヘルメットホルダーが販売されていた。
取り付けは簡単で、左のタンデムステップステーと共締めで止めるだけ。
純正ではないので、キーはバイク本体のマスターキーを使うことはできないので、購入時に付いてくるキーを使ってロック操作を行う。
価格は、定価4,180円だが、実勢価格で3,500円くらいだと思う。
XSR125(24) [8BJ- RE46J]
XSR155(20ー23)インドネシアモデル [BBS1/BBS5/BBS8/BBSA]
取り付け工具
デイトナ製のXSR125/ 155専用のヘルメットホルダーは、左のタンデムステップステーと共締めで固定するので、タンデムステップステーのボルトを外す必要がある。
使用する工具は、6mmのヘキサゴン(ヘックス)ビットソケット。
さらに、ステーに取り付ける為の付属のネジを締めるために、4mmのヘキサゴン(ヘックス)ビットソケットが必要になる。
六角レンチでもOKだけど、各パーツの増し締めなどでもよく使うので、ヘキサゴン(ヘックス)ビットソケットは、持っておくと便利だ。
工具にこだわりがなければ、SK11が安いのでおすすめ。
単品で買う場合は、まずは、6mmと4mmを優先的に買っておくといいと思う。
私は、ヘキサゴンビットソケット(4mmと6mm/EIGHT)と、六角のセミディープソケット(10mm/KTC)、スタビー ラチェットハンドル(SK11)をセットで持ち歩いている。
左からSK11、EIGHT ✕2、KTC
これくらいなら、シート下に入れておくことができて、外で何かあったときに、けっこう対応できる。
セットで購入する場合は、やはりSK11が安いが、大体10mmで済む場合が多い。
セミディープソケットやディープソケットは、隙間の狭いところのネジを、緩めたり締めたりするのに便利だ。
スマホホルダーなどの細かなパーツのネジで、ときどき3mmを使うことがあるが、小さな六角レンチが同梱されていることがあるので、それを使えばいいが、かなり使いづらい。
また、単品で購入する場合、差込角が9.5mm(3/8)一般的だが、小さいサイズのソケットは、6.35mm(1/4)のこともある。
その場合は、変換アダプターが必要になるので、差込角が統一されているセットを購入しておくと安心かもしれない。
また、ソケットを使用するときは、差込角が一致しているラチェットハンドルも必要になるので、標準的な差込角の9.5mmのラチェットハンドルも、用意しておく必要がある。
大きな力はかけづらいが、バイクのシート下などに入れて持ち運ぶのには、小さいサイズのラチェットハンドルがあると便利だ。
また、スマホホルダーの取り付けなど、ハンドル周りなどの狭いスペースでの作業も、小さいサイズのラチェットハンドルは、けっこうやりやすい。
各種ソケットアダプターがあれば、差込角の違う工具を利用できるので、持っていると役に立つ。
最後に注意点
デイトナ製のXSR125/ 155専用のヘルメットホルダーは、取り付けてしまえば、後付感はまったくない。
はじめから付いていた純正部品のようだ。
そして、ヘルメットホルダーがあると、ヘルメットを脱いだときには、とても助かる。
まだ、付けていない人は、どんなヘルメットを被るかにかかわらず、早めに取り付けたほうがいいと思う。
注意点としては、ヘルメットホルダー専用のキーを別途持ち歩く必要があるので、もしも、ツーリング先などで、そのキーをなくすと、
ヘルメットを被れない=そこからバイクに乗れない
という自体に陥る。
私のおすすめは、スペアキーをシートに忍ばせておくことだ。
そうすれば、万が一のときには、それが使える。
バイク自体のマスターキーをなくしてしまったら、どうにもならないが…
鍵の管理さえしっかりできれば、デイトナ製のXSR125/ 155専用のヘルメットホルダーは、とてもおすすめできるアイテムだと思う。
取り付けも、工具さえあれば、自分で簡単にできる。