イタリアの「走る宝石」と讃えられる MV AGUSTA(MVアグスタ)。
私の住む街では、フェラーリよりも見かけることは少ない。
というか、これまでに、見かけた記憶はない。
調べてみると、私の住む地域にも、国産車と一緒に MV AGUSTA(MVアグスタ)を取り扱っているバイクショップがあることが分かった。
少し遠いが、今度、行ってみようと思う。
しかし、今回、そんな、MV AGUSTA(MVアグスタ)を、間近でみる機会を得ることができた。
MV AGUSTA(MVアグスタ)
MV AGUSTA(MVアグスタ)は、なんというか、セクシーで美しいバイクだ。
今回、縁あって、そんな MVアグスタの「BRUTALE 1090 RR」と一緒に走ることができた。
はっきり言って、ハーレーで、ついていけるはずもないのだが、後ろについて走っていると、気持ちよくコーナーを抜けていく姿は、「これぞバイクの醍醐味」といった感じで、見ているだけで気持ちがいい。
それに対して、重たいハーレーは、とにかくコーナリング中は、我慢の連続だ。
必死でリアブレーキを使って、膨らみを押さえながら、出口までパーシャルで我慢して走るのだが、この我慢は、けっこうなストレスだ。
まぁ、私に、もう少しライディングの腕があれば、ハーレーでも、気持ちよくコーナーを駆け抜けることができるのかもしれないが…
もちろん、乗り手の上手さもあっただろうが、MVアグスタ「BRUTALE 1090 RR」は、「水を得た魚」という言葉がぴったりなくらい、スイスイとコーナーを曲がっていった。
やはり、バイクという乗り物は、コーナリングが楽しくなければいけないと、しみじみ思う。
ハーレー
私のハーレー(FLHC)は、やたらホイルベースが長い。
以前は、それがカッコよくも思えたものだが、いまでは、「なんで、こんなに長いんだ⁉」と思う。
高性能なスポーツバイクは、どれもホイルベースは短く、コンパクトにつくられている。
そして、車重も軽い。
それらは、同じ2輪車でありながら、まるで違う。
ないものねだりかもしれないが、やはり、ハーレーとは間逆な、コーナーを軽快に走るために作られた、スポーツバイクが欲しくなる。
というか、乗ってみて分かったのだが、私の好みのバイクは、ハーレーではなかったのかもしれない。
しかし、そもそも、ハーレーに乗りたいと思わなければ、大型自動二輪の免許を取ることもなかったと思うので、ハーレーに乗ったことは無駄ではなかっただろう。
また、乗らなけれなば乗らないで、乗ってみたくなったことだろう。
人生、何がどう転ぶか、わからないものだ。
おわりに
ハーレーに乗っておきながら、なんなのであるが、私は、アメリカンよりも、ヨーロピアンのほうが、好みなのかもしれない。
車にしても、シェルビー・アメリカンなどのアメリカ車もいいとは思うが、基本的には欧州車のほうが、圧倒的に魅力的だ。
そして、やはり、バイクも欧州車に魅力的なものが多い。
しかし、ひとくちに欧州車といっても、それぞれのお国柄の違いから、車やバイクのデザインも、様々だ。
ドイツ車らしいBMW、イギリス車らしいトライアンフ…などもいいが、なんと言ってもイタリア車は魅力的だ。
乗りこなせるかは別として、イタリア車は、とにかく美しく、そのデザインだけで欲しくなる。
「カッコいい」という若干、幼稚な形容詞は、イタリア車には似合わない。
車もそうだが、イタリア車は、「カッコいい」というよりは、「美しい」とか「セクシー」と言ったほうがしっくり来る。
調べてみると、イタリアには、日本とは比べ物にならないほど多くのバイクメーカーがある。
そのなかでも、モビータ、MVアグスタ、ドゥカティ、アプリリアなどは、日本でもわりと有名だ。
MVアグスタ、ドゥカティ、アプリリアあたりは、モデルにもよるが、決して手が届かない価格帯ではないので、なんとか所有できないものかと企んでいる。
最後に、今回、一緒に走ってくれた MVアグスタ「BRUTALE 1090RR」のオーナーは、このサイトを訪れてくれている読者の方で、人生やバイク乗りとしての大先輩だ。
読んでくれているだけでもありがたいのだが、今回、わざわざツーリングに誘っていただき、ほんとうに、ありがたいかぎりだ。
コメント
お疲れ様でした。 いつも楽しく拝見しています。
『乗ってみて分かったのだが、私の好みのバイクは、ハーレーではなかったのかもしれない。』この下りは、まさに私もそう思いました。走りはハーレーのそれではなくて、コーナーを気持ちよく抜けるタイプで、峠向きと思いました。免許とって1年未満とは思えないです。
でもハーレーに出会って免許とって、新しい楽しみが出来るって、良いですよね。バイクの楽しさ無限大♪です。。 私も逆にレトロなブリテッシュバイクが楽しみです。 又よろしくお願いします。
トムクルさん、昨日は大変お世話になり、ありがとうございました!
次回も、楽しみにしています!
速い人と走ると、いつも、楽しさが半分、もどかしさが半分です。
走りのスタイルの好みは、どのように決まるのか不思議です。
生まれもっての性格なのか、あるいは憧れなのか。。
BRUTALE 3気筒のエントリーモデル「BRUTALE 800 ROSSO」が、もうすぐ発売になりますね。
アグスタの3気筒、すごく気になってます!