MVアグスタ「ブルターレ800ロッソ」を納車して、およそ1週間になる。
現在の走行距離は、800kmくらい。
走行距離500kmの時に、いちど、オイルとエレメントを交換をした。
走行距離と、そのときに回しても良い回転数は、オーナーズマニュアルに記載がある。
走行距離と回転数
ブルターレのオーナーズマニュアルによると、
0〜500kmは、5,500〜6,000回転まで
500〜1,000kmは、8,000〜9,000回転まで
1,000〜2,500kmは、11,000回転まで
ブルターレ オーナーズマニュアルより
となっている。
2,500km以上は、無制限ということだろうが、いったい何回転まで回るのだろうか?
オイル交換
ブルターレのオーナーズマニュアルによると、オイルは、「MOTUL(モチュール)7100 4T 5W40」が純正オイルとなっている。
しかし、ディーラーの勧めで、オイルは、「PANOLIN(パノリン)RACE 10W-50」を入れた。
ブルターレには、こちらのほうが調子がいいらしい。
オイルは、およそ2.6L入った。
ハーレーとは違って、交換するオイルは、この2.6Lのみだ。
ハーレーのように、エンジンオイル、ミッションオイル、プライマリーオイルなどと分かれてはいない。
ハーレー(FLHC)の場合は、ぜんぶ変えると、7L近くのオイルを必要とする。
それに比べれば、パノリンの1Lあたり3,300円というオイル代も、安く感じる。
PANOLIN(パノリン)RACE 5W-50
PANOLIN(パノリン) 二輪車用エンジンオイル RACE(レース) 5W/50 1L 1130011202
●超高性能 スーパーハイテック エステルオイル
●薄くて強靭な油膜による鋭いアクセルレスポンスと安定したミッションタッチを長時間持続。
摩擦抵抗が少なく、エンジン本来のパワーをロスせず発揮させる、勝つ為のオイル。●5つの特徴
1、熱ダレ対策に効果的
添加剤に頼らない独自の精製技術によりエンジン熱によるオイル変化が少なく、熱ダレ対策にも効果を発揮。2、高温域まで確実にエンジン保護
PANOLINオイルは金属への吸着性が高く、高温域までしっかりとエンジンを保護。3、変わらないシフトタッチ
良質のベースオイルを使用することで、熱による変化が大きい添加剤に影響されることなく、気持ちいいシフトタッチが長く持続します。4、エンジンレスポンスの向上
薄くて強靭な皮膜はフリクションロスを低減し、快適なレスポンスに貢献。5、圧倒的なロングライフ
熱・水分・せん断などによるオイルの劣化が少なく、これまでのエンジンオイルとは異なる高いパフォーマンスを実現。
スラッジなどの発生も抑制し、他に類を見ないロングライフ性能を実現。出典:amazon.co.jp
音や感覚で判断
初回オイル交換の500kmくらいまでは、一応、回転数を気にして走っていたが、そもそも、ブルターレの回転数の表示は、それほど見やすくはない。
進行方向を見ずに、メーターなどをみていては危険だ。
そこで、なんとなく音や感覚で判断するしかない。
幸い、普通に走るのであれば、6,000回転も回せば、十分に速い。
一般道の制限速度を考えれば、十分すぎるほど速い。
しかし、今回、500kmでオイル交換をしたことで、回転数の制限が、9,000回転までとなった。
おわりに
初回のオイル交換を終え、ためしに6,000回点以上まで回してみたのだが、ストレスなく、力強く吹き上がる。
まさに「猛獣」のようだ。
この加速感は、4気筒エンジンのなめらかな加速とは、まるで違う。
振動も大きく、ある程度、回しながら走り続けていると、手も痺れてくる。
これは、2気筒エンジンにみられるような「鼓動」というよりは、「振動」だ。
じつに荒々しい、3気筒エンジンだ。
ブルターレは、110馬力しかないので、200馬力もあるようなマシンには敵わないが、車重の軽さも相まって、峠では、そこそこ速く走れそうだ。
あとは、練習して、うまく乗りこなせるようになるだけだ。
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