スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナーの在庫を見つけたが…【Screamin’Eagle SUPER TUNER PRO】

pro-supertuner PARTS-GEAR
この記事は約5分で読めます。

スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」は、ハーレーの純正パーツで、これまで、レースだけでなく、ハーレーのディーラーでも使用されてきた、車載コンピュータの書き換え用のモジュール(デバイス)だ。

 

しかし、2019年現在、すでに廃番となっている。

 

「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」は、空燃比も自由に設定できるため、レース以外には向かないという事で、廃番となってしまったようだ。

それに伴い、2019年モデル以降の、車両向けのマップは存在しない。

 

すでに廃番の「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」は、市場に流通している在庫のみとなっている。

   

スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー

「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」を使って、車載コンピュータへの書込みを行うことで、燃調の変更、進角度、アイドリング回転数、最高回転数など細かい調整ができる。

 

燃調を合わせてエンジンの調子を良くし、アフターファイアーなどの症状を低減できたり、アイドリングの回転数を、800回転まで落とすことができる。

 

主に、マフラーとエアクリーナーやカムを交換した時などに、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」などのデバイスを使って、車載コンピュータの書き換えを行うことが多い。

 

「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」では、アクセルを開けた時の燃料増量や、前後のシリンダーで別々のセッティングにするのうなセッティングも可能なようだ。

 

単純にトルクやパワーアップを求めるのではなく、低域から高速域まで気持ちよく回るように調整することができる。

 

実際には、ヌケの良いマフラーや、ハイフローのエアクリーナーなどへの交換も伴う場合がほとんどなので、パワーアップもする。

 

カムまで交換すれば、かなりのパワーアップも見込めるようだが、それなりの出費を覚悟しなければならない。

 

実際には、ノーマルのマフラー、エアクリーナー、カムでも、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」などを使ってインジェクションチューニングしてあげたほうが、日本仕様にデチューンされているハーレー本来の性能が発揮できるようだ。

   

2108年モデルまで対応

「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」は、すでに廃番になっているので、2019年モデル以降に関しては、ベースマップがない。

 

2019年以降のモデルを「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」を使ってチューニングを行う場合は、2018年モデルまでのデータをベースに書き換えるしかない。

 

しかし、そもそも「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」の在庫自体が、ほぼないので、社外のデバイスを使うことがほとんどだ。

おわりに

大型自動二輪免許を取ったばかりの私には、正直に言って、ミルウォーキーエイト(107ci)のトルクやパワーには驚いている。

いずれは、そのトルクやパワーにも慣れ、「もっと」を求めるようになるのだろうか?

 

しかし、

インジェクションチューニングは、決して、トルクやパワーアップだけが目的ではない

 

日本仕様にデチューンされてしまっている、ハーレー本来のもつポテンシャルを引き出し、さらにはエンジンに負荷をかけないようにすることも、インジェクションチューニングの大切な要素だ。

 

残念ながら、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」は廃番になってしまっているが、多くの社外メーカーが、チューニング用のデバイスを販売しているので、今後は、それらを使ってのチューニングが一般的になる。

 

私も、社外のデバイスでチューニングしようと思っていたのだが、なんと、近県のディーラーで、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」の在庫を見つけてしまった!

 

まだ、少し先になりそうだが、慣らし運転が終わって、マフラーとエアクリーナーを交換したら、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」を使って、インジェクションチューニングを行う予定だ。

 

しかし、ほんとうに社外のデバイスよりも、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」の方がいいのか、もう少し調べてみてからにしようと思う。

   

追記

その後の調べで、

「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」は、初期の原始的なフラッシュチューナーなので、敢えて、これを選択するメリットはないということが分かった。

 

拡張性やモニターが必要なら、DYNOJET製の「Power Vision」もおすすめらしいが、私の場合、マフラーもVANCE&HINES製にしたので、「Fuelpak3(国内正規保証対応品)」あたりが良さそうだ。

 

ということで、2019年現在、「スクリーミンイーグル PRO スーパーチューナー」にこだわる必要性は、まったくないということが分かった。(危ないく、高い買い物をするところだった!)

   

コメント

 
 
タイトルとURLをコピーしました