梅雨の中休みで、天候に恵まれた週末、KOMINE(コミネ)の取り付けベース付のバンクセンサー(ニースライダー)を装着して、膝擦りの練習にお気に入りの峠に行ってきた。
あまり早く登っていくと、おそらく峠も「密」状態だろうから、その前に、天空のサーキットで、少し練習して、それから山に登ることにした。
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案の定、私が登っていったときには、ものすごい数のバイクが、山を下るところだった。
この時期は、18時〜19時くらいまで走れるので、午後から登っても十分に練習できる。
ただし、雲行きが怪しいときは、夕方、山の上は雨が降りやすいので、そこは注意が必要だ。
右コーナーが苦手だった理由
お気に入りの峠では、数台のバイクは、まだ走っていたが、まったく気にならないくらいの台数だったので、自分のペースで練習することができた。
ここ最近、コーナーを曲がるときに、怖くない乗り方が少しだけ分かってきた。
しかも、左右どちらも、同じように乗れるようになってきた。
少し前までは、とくに右コーナーが苦手だったのだが、ユーチューブとかを観て調べた結果、その原因が分かった。
左右の違いを簡単にいうと、右コーナーが苦手な原因は、左足が右足(利き足)のように、うまく使えていなかったからだった。
左コーナーの場合、スムーズに、右足(利き足)が動かせつので、うまくタンクを押したりできるのだが、右コーナーの場合は、思ったように左足が動かせなかったり、力が入れられずに、うまくタンクを押したりできていなかった。
しかも、自分では、そのこと自体に気がついていなかった。
左足がうまく使えていないことに気が付かず、
「なんで、右コーナーは上手く曲がれないのだろう?」
とか、
「右コーナーのほうが怖い!」
と思っていた。
利き足と逆の足
このことは、
「右足(利き足)と左足では、どちらがうまくボールを蹴れるのか?」
と置き換えると分かりやすい。
当然、右足(利き足)のほうが、上手にボールを蹴ることができる。
遠くまで蹴ったり、繊細なコントロールができるのは、右足(利き足)だ。
そして、練習しなければ、なかなか左足では、上手にボールを蹴ることができるようにならない。
そう、大切なのは、意識して苦手なほうの足を、得意なほう足(利き足)よりも練習する必要があるということだ。
もちろん、ワインディングの左右は選べないが、少なくとも不得意な方のコーナーを、より意識して、練習することは可能だ。
右コーナーの苦手意識克服
左足が上手く使えていないことを意識できてからは、右足では自然とできることを、左足でもできるように、意識的に練習することにした。
その結果、なんとなく、左右で同じ乗り方ができるようになってきた。
それに伴って、右コーナーが怖くなくなり、苦手意識もなくなった。
ただ、それでも無意識で動かせる右足(利き足)とは違い、左足は、意識的に力を入れたりしているが、それでも、以前とは大違いだ。
なによりも、右コーナーが怖くなったのことが、すばらしい。
おわりに
コーナーの曲がり方は、バイクの種類、ステップの位置、タンク形状、乗る人の体型などなどによって、人それぞれだと思う。
自分のバイクやセッティング、体型にあった乗り方を見つけるしかないと思う。
私の場合は、ステップが少し低いような気がしている。
そのため、コーナリングでは、つま先を立てるようにしてステップを踏んで、高さを稼ぎ、それによって、腿とタンクの凹みを密着させるようにしている。
バックステップに替えたら、もっと乗りやすくなりそうだ。
考えてみたら、乗る人の身長や足の長さはマチマチなのに、セッティングが同じでは、おかしい。
車だって、シートの前後と高さ、ハンドルの前後と高さを調節して、ベストなドラポジに調節する。
本来、バイクもそうするべきだ。
さて、右コーナーも左コーナーも、同じように曲がれるようになってきたのだが、肝心の膝擦りはできたのだろうか?
…続く
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