私のハーレーは、「ヘリテージクラッシック(FLHC 2018年モデル)」なのだが、純正のサドルバッグを外してある。
しかし、サドルバッグなしでツーリングに行くのは、かなり不便だ。
そこで、何かしらのサドルバッグをつけることになるのだが、サドルバッグの取り付けには、「サドルバッグガード(サドルバックステー)」というパーツが推奨されている。
しかし、「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」がなくても、サドルバッグを取り付けることはできる。
そこで、今回、予算の関係もあり、とりあえず、「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」なしで、サドルバッグを取り付けて、しばらく乗ってみることにしていた。
サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)
ハーレーにサドルバッグを取り付ける際には、「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」というパーツが推奨されている。
しかし、ものにもよるが、この「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」は、安物のサドルバッグ本体が買えてしまうくらいの価格だ。
ハーレーには、このような目立たない地味な部分にも、意外とお金がかかる。
つまり、一番安い、ナイロン製のサドルバックを買ったとしても、取り付けまで含めると、自分で取り付けるにしても(工賃なし)、2倍の予算が必要になってしまうのだ。
「ヘリテージクラッシック」には、純正でサドルバッグがついていたので、当初は、サドルバッグを買う予定はなかった。
しかし、やはりそのあたりもカスタマイズしたくなり、社外のサドルバッグをつけることになったのだが、予算がない。
そこで、本当は「ROUGH TAIL(ラフテール)」の、本革製のサドルバッグをつけたいところだったが、当面は、あるサドルバッグを試しに使ってみるここにした。
それは、
「ラフテール MAD アサルトバッグ 20L(ブラック)」だ。
⇒ ラフテール MAD アサルトバッグ 20L ブラックを取り付けてみた!
しかし、予算を抑えるためと、実験も兼ねて、「サドルバッグガード(サドルバックステー)」を取り付けずに「ラフテール MAD アサルトバッグ 20L」だけで、乗ってみることにした。
サドルバッグガードは必要!
実験も兼ねて、「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」を取り付けずに、「ラフテール MAD アサルトバッグ 20L」だけで、乗ってみることにしたのだが、やはり、その状態は、あまりよろしくないことがよくわかった。
サドルバッグの前側は、スイングアームの上にくるので、あまり問題はない。
しかし、問題は、後側だ。
写真では隠れてしまっているが、サドルバッグの後側は、ドライブベルトカバーの上にくる。
走っていると、当然、サドルバッグは動くので、この状態は少し怖い。
巻き込みも心配だ。
しかも、サドルバッグの一部が、ドライブベルトカバーの角に、引っかかってることすらあった。
これは直ちに「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」を取り付け必要があると思った。
KIJIMA製 サドルバッグガード(ドッキングハードウェア対応)
というわけで、サドルバッグをつける際は、「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」をつけたほうがいい。
そのほうが安全だし、車体やサドルバッグにもキズがつかない。
私は、「ヘリテージクラッシック」納車当時から、ナンバーの位置をなんとかしたいと思っていたので、ナンバーをサイドナンバー化して、サイドナンバーステーをサドルバックステーとして兼用できないだろうかと考えた。
しかし、サイドナンバー化するためには、工賃も伴うので、けっこうな予算が必要だ。
であれば、シンプルに「サドルバッグガード(サドルバックステー・サドルバッグサポート)」を買って、自分で取り付けるのが、いちばん安上がりな方法だ。
ということで、オーソドックスな「サドルバッグガード」を購入して、自分で取り付けてみた。
もちろん、取り付けには「インチ工具」が必要になる。
⇒ ハーレーにはインチ工具が必要!【必要な工具から揃えよう!】
取り付けたのは、KIJIMA製の「サドルバッグガード(ドッキングハードウェア対応)」だ。
おわりに
KIJIMA製の「サドルバッグガード(ドッキングハードウェア対応)」の取り付けは、インチ工具(六角レンチ)があれば簡単だ。
しかし、もともと止まっているボルトが、トルクスレンチがないと外せない場合は、トルクスレンチも必要になる。
そのあたりは、
の中にも書いてあるので、参考にしてみてほしい。
サドルバッグガードの色は、ブラックにしたので、ほとんど目立たない。
そして、サドルバッグガードを取り付けて、その上にサドルバッグを取り付けてみると、「始めからつけておけば良かった!」と強く思う。
実際に、サドルバッグを取り付けてみると、車体とサドルバッグの間に、完璧なクリアランスが確保できていることがわかる。
こんなことは、当たり前のことなのだが、サドルバッグガードなしで、しばらく乗っていた人間としては、感動ものだ。
しかも、サドルバッグガードを取り付けたことによって、サドルバッグの脱着が容易になり、さらに、バタつき防止の紐の脱着も簡単になった。
つまりは、良い事づくしだった。
初めから「サドルバッグガード」取り付けておけば、車体(フェンダーストラット)やサドルバッグに、要らぬキズをつけずに済んだことだろう。
ということで、スイングアームバッグ以外であれば、どのようなサドルバッグをつけるにせよ「サドルバッグガード」は、初めから取り付けることを強くおすすめする。
なお、「サドルバッグガード」は、「サドルバックステー」や「サドルバッグサポート」など、呼び名はさまざまだが、すべて同じ機能だと思う。
「サドルバッグガード」購入の際は、車種との適合や、「ドッキングハードウェア」に対応しているかなど、十分に確認してから購入しよう。
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