ハーレーに乗るようになって、ブーツが欲しくなったのだが、いざ、ブーツを買おうと思うと、けっこう迷う。
ブーツについて、いろいろ調べてみて、迷う理由が分かった。
それは、ブーツには、どのような種類や違いがあるのか、ということが、ぜんぜん分かっていなかったからだ。
今回は、ハーレー乗りのブーツの選び方について。
最後に、私なりのブーツ初心者向けの、ブーツ選びの3ステップを紹介しようと思う。
エンジニアとレースアップ
ブーツにもいろいろあるが、ハーレー乗りにとってのブーツ選びは、大きく分けて、次の2つだと思う。
レースアップブーツ
レースアップブーツは、布や革製のシューレース(靴紐)で編み上がるタイプのブーツ。
エンジニアブーツ
エンジニアブーツは、筒状のシャフトに足を差し込んで履く形状のブーツ。
製法
ブーツの製法には、次のような製法がある。
・グッドイヤー製法
・マッケイ製法
・ステッチダウン製法
・ハンドソーン製法
・ノルウェージャン製法
・セメント製法
…
など、いろいろあるが、私はあまり詳しくないし、こだわりも少ない。
製法については、こだわりがある人は、こだわってほしいのだが、見た目に影響するのは、ソールの種類だ。
ソール
ソールの種類にもいろいろあり、履き心地に大きく影響するわけだが、見た目的に影響するのは、次の2種類だと思う。
トラクションソール
トラクションソールは、軽くてクッション性に優れているソールで、見た目は白い。
ラグソール
ラグーンソールは、無骨で重さがあり、見た目は茶色や黒い。
色
ブーツ選びで大きく迷うのは、色だ。
具体的には、ブラック(黒)とブラウン(茶)、もしくはレッド(赤)などで迷う。
実際には、後々、複数の色のブーツを買うことになると思うが、まず1足を買うととなると、大いに迷ってしまうが、ここは好みだ。
素材(レザー)
新品状態では、あまり違いが分からないかもしれないが、長年履き込んだときの経年変化に、大きく違いが出るのが、使う素材(レザー)の違いだ。
プルアップオイルドレザー
履き込むことで、履き皺やキズ、擦れなどが刻まれるが、クロムエクセルレザーとは異なり、擦れた部分も同じカラーなので、メンテナンス次第で状態をキープできる。
経年変化後でも、発色の良さはほとんど変わらない。
クロムエクセルレザー
履き込んで出来た擦れやキズの部分には、表面が削れることで茶芯(革の芯には染料が染み込んでいない状態)が現れる。
プルアップオイルドレザーの経年変化とは異なり、新品の時とはまた違った表情になり、クロムエクセルレザー(茶芯レザー)特有のエイジングを楽しむことができる。
まとめ(3ステップ)
ブーツには、タイプ、素材、製法、ソール、カラーなど、たくさんある。
そして、それらを組み合わせると、何通りにもなる。
調べてみて気がついた、個人的なブーツ初心者のブーツ選びの方法(3ステップ)としては、
① タイプを決める(レースアップブーツ or エンジニアブーツ)
② ソールの種類を決める(トラクションソールソール or ラグーンソール)
③ カラーを決める(ブラック or ブラウン or レッド)
という感じだと思う。
さらに余裕がある人は、素材(レザーの種類)や製法に拘るといいと思うが、素材やソール、製法によって、価格がけっこう変わってくる。
そこまで拘りがない人や予算がない人、まだ、そこまで分からない人は、上記の3ステップで決めれば、ある程度、好みに近いブーツ選びができると思う。
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