Husqvarna(ハスクバーナ)は、モトクロスやエンデューロ、スーパーモタードなどのオフロード系で、しかも、ラインナップの大半がレースモデルというバイクメーカーだった。
そんな、オフロードモデルに特化していたHusqvarna(ハスクバーナ)だが、一時期、BMW傘下だったときに、F800系の水冷DOHC4バルブ パラレルツインエンジンをベースにした、初の完全なロードモデルとなる「NUDA 900」や「NUDA 900R」を発売している。
NUDA900
その後、Husqvarna(ハスクバーナ)は、KTM傘下となった。
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VITPILEN と SVARTPILEN
Husqvarna(ハスクバーナ)は、2018年に、「VITPILEN(ヴィットピレン)」と「SVARTPILEN(スヴァルトピレン)」という、個性的なオンロードモデルを、新たに投入している。
2018年の発売当初は、「VITPILEN401」と「VITPILEN401」そして、「SVARTPILEN401」の3台がラインナップされた。
VITPILEN701
VITPILEN401
SVARTPILEN401
そして、2020年モデルとして、新たに、「SVARTPILEN701」と「SVARTPILEN250」が、ラインナップに加わりそうだ。
SVARTPILEN701
SVARTPILEN250
また、「VITPILEN250」については、発売されるという情報もあるが、Husqvarna(ハスクバーナ)の公式サイトには、2020年モデルとしては掲載されていない。
いずれも、ベースは、KTMの「DUKE(デューク)」となる。
Husqvarna(ハスクバーナ)2020年モデル
ここで、一旦、整理すると、Husqvarna(ハスクバーナ)の公式サイトに掲載されている、2020年モデルは、
・VITPILEN401
・SVARTPILEN701
・SVARTPILEN401
・SVARTPILEN250
の5つのラインナップとなる。
その他の「VITPILEN250」については、出るとは思うが、Husqvarna(ハスクバーナ)の日本語のサイトには、いまのとことは掲載されていないので、時間差で発売ということもあり得る。
VITPILEN と SVARTPILEN の違い
スウェーデン語で、VITPILEN(ヴィットピレン)は「白い矢」を、SVARTPILEN(スヴァルトピレン)は「黒い矢」を、それぞれ意味する。
VITPILEN(ヴィットピレン)とSVARTPILEN(スヴァルトピレン)は、共に、エンジンやフレームなどは共通しており、ベースは、どちらも、KTMの「DUKE(デューク)」となる。
2台の大きな違い、そして特徴は、ハンドルとタイヤ。
・「セパレートハンドル」と「オンロードタイヤ」
… VITPILEN(ヴィットピレン)
・「アップハンドル」と「ブロックパターンタイヤ」
… SVARTPILEN(スヴァルトピレン)
となっている。
そのほかは、シート高や車重、ディテールやカラーリングが微妙に違ってくる。
もちろん、味付けが違うので、乗り味も異なるようだ。
おわりに
VITPILEN(ヴィットピレン)とSVARTPILEN(スヴァルトピレン)の違いは、実際に試乗していないので、今回は書けない。
また、排気量による違いも、同様に試乗していないので、わからない。
2020年モデルでは、排気量の違いまで含めると、6種類の前後のピレン・シリーズが登場することになるが、どれも気になって仕方がない。
250ccも含めて、ピレン・シリーズの2020年モデルが、日本でも試乗できるようになったら、ぜひ試乗してみようと思う。
そして、もしも、気に入ったら、どれか1台を買ってみようと思っている。
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