大型自動二輪免許教習も、第二段階になり、3回目のシュミレーター教習と学科のセットをこなすと、いよいよ、終わりが見えてくる。
残る課題は「波状路」だけだ。
「波状路」は、大型自動二輪免許だけに存在する教習課題らしい。
普通自動二輪車免許では、場所によっては、任意教習として実施されているようだ。
波状路
「波状路」とは、不等間隔に並んだ突起物の上を、オートバイで走行する課題。
悪路やオフロードを走行することを前提にしているので、スタンディング(立乗姿勢・中腰姿勢・立ち乗り)で、バランスを保ちながら、安全に走行することが目的の課題となっている。
卒検では、コースから脱輪したり、足を付いてしまったり、転倒したり、エンストしたりすると、検定中止となってしまう。
合格基準タイムは5.0秒以上となっているが、早すぎても5点減点になるだけなので、それほど気にする必要はない。
タイムを気にして、バランスを崩したり、エンストしてしまうくらいなら、勢いで渡り切ってしまおう!
エンスト注意!
おそらく、ここまでいろいろな課題を練習してきたからかもしれないが、「波状路」はそれほど難しくない。
しかし、アクセルを開けるタイミングを間違えると、エンストしてしまうこともあるので、そこだけ注意が必要だ。
多少、タイミングがずれても、暴走族の人たちがやるように、少し多め(3,000rpmくらい)にアクセルを開けることで、勢いで乗り切ってしまうこともできる。
あまり、難しく考える必要はないが、うっかりエンストしてしまわないように気をつけよう。
おわりに
「波状路」は、最後まで残っていた課題なので、どれだけ難しいのだろうと思っていたが、別に大した課題ではなかった。
「半クラ」と「フットブレーキ」を使った低速走行ができれば、まったく問題ない。
それをスタンディング(立ち乗り)で行うだけだ。
この課題のあと、コース内をスタンディング(立ち乗り)で、縁石などの段差を乗り越えたりしながら、適当に走り回った。
思えば、技能教習初日、跨っただけで転倒していたのが嘘のようだ。
いまや、スタンディング(立ち乗り)で、クラッチ操作をしながら、段差を乗り越えて、コース内を縦横無尽に走れるようにまでなった。
あとは、これまでの課題も含めて、すべての課題をミスなく無難にこなすことと、安全確認を怠らなければ、「卒検」も余裕でいけそうだ。
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