ハーレーを新車で購入した場合、「マフラー」や「エアクリーナー」、「EFIチューニング」などの給排気系のカスタマイズ(チューニング)は、どのタイミングで行えばいいのだろうか?
どうせなら、納車前に済ませてしまおうとも思ったのだが、ディーラーで相談してみたところ、まずは、ノーマル状態で800Kmほどの「慣らし運転(初期慣らし)」を行ってから、「マフラー」や「エアクリーナー」を交換して、「EFIチューニング」を行ったほうがいいようだ。
焦ってはいけない。
初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)
新車のハーレーを正規ディーラーで購入すると、「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」の案内が届く。
なお、正規ディーラーの「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」は無料だ。
今後、3年間のメーカー保証を受けるためにも、定期的な点検およびオイル交換は行ったほうがいい。
そして、この「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」は、厳密には1ヶ月でなくてもよく、だいたい800Kmくらいの「初期慣らし」が終わったくらいのタイミングで、持ち込むのが良さそうだ。
もちろん、ここで、何かしらの不具合が発見されれば、調整してもらえる。(交換部品代金および工賃は必要らしい…)
メーカー保証
新車のハーレーを正規ディーラーで購入して、800Km程度の「慣らし運転」を行ったら、無料で「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」を受けることができる。
しかし、その際、すでに給排気系(マフラー・エアクリーナー・EFIチューニング)などをカスタマイズしていたらどうなるだろうか?
もしも初期段階で、なにかしらの不具合が見つかった場合、それがノーマル状態でも発生した不具合なのか、給排気系(マフラー・エアクリーナー・EFIチューニング)などのカスタマイズをしたこといよる不具合なのかが問題になる。
仮に、カスタマイズには関係ないと判明したとしても、
「メーカー保証」の適応で揉めることになるかもしれない。(そうなったら面倒くさい)
保証をする方としては、
「勝手にイジったから、不具合が発生したのでは?」
ということで、すんなり保証に応じてくれないかもしれない。
ということで、アクセサリー系以外のカスタマイズ(チューニング)は、「初期慣らし」や「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」後、もしくは、「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」と一緒に行ったほうが良さそうだ。
違いを知るため
「保証」の問題以外にも、「初期慣らし」後に給排気系(マフラー・エアクリーナー・EFIチューニング)などのカスタマイズ(チューニング)を行ったほうがいい理由もある。
それは、
一度はノーマル状態で走ってみないことには、カスタマイズ(チューニング)によって、どれだけ変わった(良くなった)のかが分からない
ということだ。
せっかくお金をかけるのに、違いがわからないのでは切ない。
マフラー交換、エアクリーナー交換、EFIチューニングを別々に行えば、さらにそれぞれの違いが分かりそうだが、そこは、時間や手間、工賃などを考えて判断しよう。
おわりに
せっかちな私のように、ハーレーを新車で、購入した場合の給排気系(マフラー・エアクリーナー・EFIチューニング)などのカスタマイズ(チューニング)を、納車前に済ませてしまおうと考える人もいるかもしれない。
しかし、いろいろな面で、まずは、ノーマル状態で800Kmほどの「初期慣らし」を行い、「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」を受けてから、「マフラー」や「エアクリーナー」を交換して、「EFIチューニング」を行ったほうがいいようだ。
または、800Kmほどの「初期慣らし」を行い、「初回1ヶ月点検(1ヶ月フィット調整)」を受けるのと一緒に、「マフラー」や「エアクリーナー」を交換して、「EFIチューニング」を行ってもいいかもしれない。
ただし、車検非対応の社外のマフラーは、正規ディーラーでは取り付けをしてくれないので、自分で取り付けるか、カスタムショップなどに持ち込んで、交換してくる必要がある。
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