オーダーしていた、インドネシア生産のXSR155が、およそ1ヶ月遅れて、納車になった。
インドネシアからは、まず横浜港に届き、輸入業者の倉庫に送られ、販売店に配送されるという流れで、横浜港に到着してからは、およそ1週間くらいで、ようやく販売店まで届いたことになる。
その後、登録関係や依頼したライトカスタムなどを、同時並行で行ってもらい、さらに1週間程度で納車となった。
5月にオーダーしてから、2ヶ月近く待ったことになる。
日常的に使える1台を選ぶとしたら…
バイクの免許を取って、ハーレーからはじまり、MVアグスタ、ZX-25Rと何台かのバイクに乗ってみて、個人的な好みは、けっこうはっきりと分かった。
もちろん、人それぞれ、好きなバイクに乗るのが一番だとは思うし、欲を言えば、用途別に複数のバイクがあるのが理想だ。
しかし、バイクにかけられる時間やお金も限られている。
通勤や通学に使う人を除けば、バイクに乗ることができる時間は、それほど多くはないのではないだろうか。
というわけで、とりあえず、日常的に使える1台を選ぶとしたら、私なら、こんなバイクがいいかもしれないと思うバイクが、今回、納車になったXSR155だ。
実際に試乗したわけではないので、納車後に、実際に乗ってからでないと分からないという状態でのオーダーではあったのだが…
たどり着いたバイク
いろいろな種類のバイクに乗ってみて、私がたどり着いた好きなタイプのバイクは、こんなバイクになる。
・すっきりしたボバースタイル
・エンジンを使い切れる
XSR155の車両重量は、134kgなので、十分に軽い。
スタイル的には、ボバースタイルにしやすい。
カフェレーサースタイルなんかも、よく似合う。
エンジンは、155ccなので、パワー的には、物足りなさは否めないが、使い切れることは間違いない。
また、履かせるタイヤによっては、いろいろな使い方もできるオールマイティなバイクだと思う。
国内で正規販売されているXSR125との違いは、
エンジン排気量のほかに、高速道路に乗れるか乗れないか、ナンバープレートが白かピンクか、ABSが付いているかいないか、といったところになる。
ちなみに、日本国内での新車価格は、XSR125のほうが高いみたいだ。
とても乗りやすいバイク
都内のショップでオーダーしたので、納車の日は、電車に乗って、バイクを引き取りに言った。
行きは、乗り換えで少し手間取ったりもしたので、4時間近くかかってしまった。
しかし、帰りは、高速道路を使ってまっすぐ帰れば、2時間ちょっとの計算だった。
梅雨真っ只中ということもあり、帰りの高速道路では、結構な雨に振られ、パーキングで雨宿りをしながらゆっくり帰ったので、3時間近くかかってしまった。
詳しい走行レビューについては、後ほど詳しく書くことにするが、納車して100km程度を走った感想としては、とても乗りやすいバイクだ。
とりあえず、慣らし運転も意識しながらの走行だったが、交通の流れに乗るために、つい6,000回転くらい回わしてしまった。
XSR155は、VVA(可変バルブ機構)搭載なので、7,000回転くらいから、吸気側のバルブ開閉タイミングが切り替わるようだが、それを試すのは、1,000kmでオイル交換をしたからにしようと思う。