大型自動二輪免許 第1段階みきわめ

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大型自動二輪免許の第1段階が終了した。

 

第1段階では、1日に2時限までしか、予約が取れないことになっている。(第2段階からは、1日3時限まで可能になる。)

 

教習を終えてから(夜、遅い時間のときは教習前に)、次回の予約を入れて帰るのだが、思っていた以上に予約が取れない。

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次回の予約が取れるのは、だいたい4〜6日後なので、第1段階(14時限)を終えるのに、約1ヶ月かかった。

 

毎日、「キャンセル待ち」を申し込んでいるのだが、これまで1回も「キャンセル待ち」で乗れたことはない。

  

「みきわめ」とは

大型自動二輪免許の第1段階は14時限だが、14時限目は「みきわめ」になる。

 

「みきわめ」とは、第1段階の技能が習得できていて、第2段階に進む準備ができているのかを、教官が見極める教習だ。

 

「みきわめ」で落とされると、次には進めない。

 

ただし、検定ではないので、これまでの「課題」を、すべて完璧にこなさないとパスできないというわけでもない。(私は、ダメだと思ったが、なんとか合格の印をもらえた。)

 

第1段階の「みきわめ」では、安全確認を含め、基本的なバイク操作を身につけていることが求められる。

 

第1段階では、「急制動」と「波状路」の課題は、やっていないので、それらを飛ばして、それ以外の課題(8の字、クランク、スラローム、1本橋、坂道)をこなしつつ、規定のコースを走ることになる。

 

教官の後ろで先導されながら走ったり、教官の前を走ったりして、基本的なバイク操作をチェックされる。

 

出来ていないことは、その場で注意されるが、だからといって、「不合格」になるわけではない。

 

また、苦手な課題は、繰り返して練習することもある。

 

どれかひとつでも、まったくできていない課題があれば、おそらく、第2段階には進ませてもらえないのではないかと思う。

  

第1段階・教習効果の確認(みきわめ)

第1段階の「みきわめ」では、以下の15項目がチェックされる。

・安全運転の前提として、エンジン停止状態における取扱いができること

・運転装備の機能や原理を理解し、各名称を覚え、日常点検が正しくできること

・乗車用ヘルメットを正しく着用し、乗降および運転姿勢が正しく保てること

・基本的な各種ブレーキ操作ができること

・正しい操作手順で発進、停止ができ、転倒防止のための対処ができること

・変速チェンジ(加速・減速)の手順と操作が正確にできること

・四輪車の死角と二輪車の被視認性を理解し、情報の取り方が確実にできること

・周囲の状況に応じた、確実安全な発進および減速ができること

・円滑な加・減速および意識した速度を保つことができること

・全後輪、エンジンブレーキの特性をつかみ、思いのまま安全かつ円滑で確実な制動ができること

・直線路を安全にバランスを取り走行できること

・曲線路を安全にバランスを取り走行できること

・勾配に応じた速度や変速ギヤを選ぶことができ、円滑に通過することができること

・上り坂および下り坂での停止や発進が安全かつ円滑にできること

 

以上の15項目が、第1段階の「みきわめ」で、チェックされる項目となる。

「みきわめ」と課題

「第1段階・教習効果の確認(みきわめ)」の15項目をみて分かる通り、

「1本橋」を10秒以上とか、「スラローム」を7秒以内などといった基準は、一切、書かれていない。

 

しかし、各課題が全く出来ていない場合(1本橋を渡りきれない、スラロームのパイロンを倒してしまう、転倒、エンスト…)は、もしかしたら、合格をもらえないかもしれない。

 

そのような場合には、実際、もう少し練習したほうがいいと思う。

 

教習所では、基本的に、教官によって、教え方が違うものである。

さらには、Youtube動画などを見ても、教え方はさまざまだ。

 

私の場合、今回の「みきわめ」の教官が、これまでの教官のなかで、いちばん厳しかった。

 

例えば、

私にとって、「1本橋」はまだ、渡り切ることが精一杯のレベルだったのだが、今回の「みきわめ」では、9〜10秒で渡ることを求められた。

 

これまでの教官は、そこまでは求めなかったので、私は、これまで、いちども、そんなタイムを出せたことはない。

 

しかし、何度か繰り返し挑戦したら、なんとか11秒台を出すことができた。

 

また、同様にスラロームも、繰り返し挑戦して、なんとか6秒台が出せた。

 

厳しく指導されるのも、技術の向上には必要だと実感した。

  

おわりに

正直、これまでは、第1段階のうちは、タイムをクリアするなんてムリだと思って、少し甘えていたように思う。(これまでの教官も、そこは求めなかったし…)

 

しかし、「大型バイクを操る」技術とは、それらのタイムをクリアする乗り方を身につけることだ。

 

「みきわめ」では、

「課題の意味を考えるように!」

と言われた。

 

なぜ、課題に「タイム」が設定されているのかということだ。

 

そのタイムをクリアするためいには、それ相応のの技術が求められる。

 

そして、その技術を身につけることが、「免許を取る」ということなのだ。

 

卒検」で合格するためには、「減点」覚悟で、最悪、タイムは無視して、とにかく無難に乗り切ろう!みたなアドバイスを、ブロブやYoutubeなどでよく見かける。

 

そのため、私も、いつの間にか、タイムは無視して、とにかく、1本橋から落ちないことや、スラロームも、なんとか抜けられればいいや、くらいに甘く考えていた。

 

しかし、それでは、あとあと、自分のためにはならない。

 

とっくに、私のハーレーは、ディーラーに来ているので、早く免許は取りたいのだが、せっかくなので、教習所に通っている間に、「大型バイクを操る」技術を、しっかり身に付けたいと思う。

 

今回、なんとか、第1段階の「みきわめ」をもらえ、第2段階に進むことができたので、これから、しっかりと練習して、課題のタイムも余裕でクリアできるようになろうと思う。

 

そして、「卒検」も余裕で合格して、晴れて「大型自動二輪免許」を取得し、かっこよくハーレーを乗りこなそうと思う。

 

そんなことを感じた、第1段階の「みきわめ」だった。

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