MVアグスタの「ブルターレ800ロッソ」を契約(オーダー)した。
自分でも驚くほどの、スピード契約だった(笑)
その経緯については、すでに別の記事に書いている。
⇒ MVアグスタ ブルターレ800 ロッソ増車の経緯【気がついたときには契約していた!】
では、あまたあるバイクのなかから、なぜ、MVアグスタの「ブルターレ800ロッソ」を選んだのかというと、それには、主に3つの理由がある。
スタイルがセクシーだった!
車やバイクなどの乗り物で、まず、何よりも優先されるのが、そのスタイリングだ。
よほど使用目的が限定されていて、特定のモデルしか選べないというのであれば、話は別だが、趣味で乗る自分のバイクが、かっこ悪いなんてことは、絶対にあってはならない。
見た目が、何よりも優先されるべきだ。
実際には、乗っている姿は自分自身では見えないのだが、だからといって、スタイルは何でもいいということにはならない。
それは、身につけるウェアなども一緒だ。
バイクに限らず、男が身につけるものは、カッコよくなくてはならないのだ。(ウェアについては、これから…)
ブルターレ800ロッソ
では、MVアグスタの「ブルターレ800ロッソ」は、どうかというと、カッコいいを通り越して、セクシーですらある。
私にとっては、このスタイルだけで、間違いなく「買い」なのだ。
カラーリングが気に入った!
すべてに言えることだが、何かを選ぶときは、そのカラーリングも極めて重要になる。
ハーレーの場合は、モデルにもよるが、カラーバリエーションが多く、ある程度、好きなカラーをチョイスできる場合が多い。
しかし、欧州車の場合は、それほど、カラーバリエーションが多くない。
多くないというより、発売される年ごとに、カラーリングが決まっているという場合すらある。
また、良くて、2パターンのどちらかから選ぶ、といった感じだ。
2020年モデルの「ブルターレ800ロッソ」は、その名の通り、「ロッソ=レッド」を基調とした、ブラックアウト仕様のカラーリングとなっており、このカラーリングは、「ブルターレ800ロッソ」のみの専用カラーとなっている。
ブルターレ800ロッソ
つまり、「ブルターレ800ロッソ」のホワイトやブラックなどの、ほかのバリエーションは存在しない。
あとは、このカラーリングが気に入るか、気に入らないという問題になるのだが、私は、おおいに気に入った。
レッドとブラック以外に、余計な色が使われていないところもいい。
もしも、ものカラーリングが気に入らなければ、「ブルターレ800ロッソ」を、買おうとは思わなかっただろう。
エンジン(3気筒・800cc)
「ブルターレ800ロッソ」は、並列3気筒エンジン(4ストローク 3シリンダー 12バルブ DOHC )を搭載している。
総排気量は、798ccとなっており、私のハーレー(FLHC)の半分以下だ。
しかし、私のビッグツインのほうが特殊で、実際には800ccでも、決して小さい排気量ではない。
そして、4気筒のリッターSSなどに試乗したときに思ったのが、
「こんなパワーは、公道では、使い切れない!」
ということだった。
使い切れない分のパワーを、「余裕」ととるか、「ストレス」ととるか、人によると思うが、私としては、まわせないのは、「ストレス」になると思う。(800ccでも持て余すかも…)
それに、車だったら、私はまだ、若葉マーク(初心者マーク)を付けなくてはけない程度の、バイク歴しかないのだ。
私にとっては、排気量は、800ccもあれば、十分にハイスペックだ。
そして、忘れてはいけないのが、「ブルターレ800ロッソ」が、3気筒エンジンだということだ。
ハーレーのような2気筒エンジンの良さと、S1000RRなどの4気筒エンジンの良さを、併せ持つといわれる3気筒エンジンだ。
下のトルクと上の伸びのバランスは、おそらく、3気筒エンジンが、いちばんではないだろうか。
ただし、同じ3気筒エンジンでも、MVアグスタ、トライアンフ、ヤマハの各3気筒エンジンは、それぞれ特性や味付が異なるようだ。
それらを乗り比べることはできなかったが、スタイリングが最優先なので、そこは気にしないことにしている。
それに、もしかしたら、「ブルターレ800ロッソ」の3気筒エンジンが、いちばんかもしれない。
おわりに
「ブルターレ800ロッソ」は、MVアグスタのなかでは、最も安く、ベースグレードのエントリーモデルとなる。
しかし、逆回転クランク、8段階調節トラクションコントロールシステム、4モード(スポーツ・レース・レイン・カスタム)、クイックシフター(アップ・ダウン)の採用など、上位モデル「ブルターレ800RR」などと比較しても、遜色ない仕様となている。
ただ、エンジン出力は、110馬力に押さえられている。
これは、ストリートでの扱いやすさを追求してのことだろう。
110馬力もあれば、私にとっては、ぜんぜんOKで、下のトルクが厚くなれば、なお良い。
また、ホイールの切削加工が省略されているが、金額差を考えると、それも仕方ない。
もしも、仮に、「ブルターレ800RR」のカラーリングのほうが気に入っととしたら、「ブルターレ800RR」のほうを選んだと思う。
しかし、ブラックアウトされた「ブルターレ800ロッソ」のカラーリングを、私は気に入った。
そのため、ベースグレードのエントリーモデルである「ブルターレ800ロッソ」のほうを選んだが、おそらく、後悔はないだろう。
スペックに関しては、それ以前に腕を磨く必要があるので、いまのところ、そこまで重要視してはいない面もある。
しかし、スタイリングとカラーリングだけは、2020年モデルの「ブルターレ800RR」を買わなかった場合、次に出てくるモデルが気に入る保証はない。
「これだ!」というものに出会えることは、人生において、そうそうあるものではない。
おそらく、いいタイミングで、「ブルターレ800」に出会ったのだと思う。
人もモノも、一期一会を大切にしたいものだ。
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