ハーレー乗りといえば、ワークブーツである。
しかし、どうも私はラクなスタイルが好きなので、スウェードのチャッカーブーツのような、ラクに履けるブーツは履けても、芯が入っているような硬いブーツは、これまで履く気になれずにいた。
しかし、
「せっかくハーレー乗りになったことだし、いっちょ、ブーツでも育ててみるか!」
と思うようになった。
レッドウィング ベックマン 9413
そして、先日、偶然の出会いがあり、以前から気になっていたREDWING(レッドウィング)のBeckman Boot(ベックマン)を買うことになった。
カラーは、チェスナッツ(チェスナット)という、明るい茶色で、履き込んでいったときのエイジングが楽しみだ。
ハーレー乗りなら、エンジニアブーツが定番かもしれないが、普段遣いも含めて、ベックマンを選んだ。
そもそも、私は、都会に住んでいるわけではないので、すべてのブーツの、すべてのカラーを試着できるような環境にはない。(取り寄せは可能だが)
というか、いつも、かなり限られたアイテムのなかから、選ぶことになる。
取り寄せは別として、気に入った形や色、サイズのブーツが、店頭にないことのほうが多い。
さらに、私は、シューズや衣類を、ネットで注文するは好きではない。
サイズ交換が可能だとしても、その作業自体が、けっこう面倒くさい。
しかし、今回、ふらりと立ち寄ったシューズショップに、チェスナッツのベックマンが、飾ってあった。
どうせ、私の足に合うサイズはないだろうと思って、スタッフに確認したみた。
すると、先日、ほかのお客がサイズの比較のために取り寄せた2つのベックマンのうち、選ばれなかったほうのサイズが、箱に入ったまま残っていて、それを履いてみたら、なんと、ぴったりだった。
これもなにかの縁だと思い、せっかくなので買ってみた。
ビブラム社製ラバーソール
レッドウィングのベックマンは、2018年に、モデルチェンジが行われている。
具体的には、それまで社外(イタリアやメキシコ)で製造していたソールが、米国内のレッドウィング自社工場での製造に変わった。
同時にソール底面前部の素材が、ウレタン素材から、ビブラム製のラバー素材に変更になった。(ソールに「Vibram」の刻印あり)
これにより、この部分の耐久性と反りが改善されるようだ。
その他の素材、製法等に変更はない。
レッドウィングのブーツの価格は、年々、上がり続けているが、直近では、税込みで5万円を超えるまでになっている。
旧タイプの在庫が残っていれば、若干だが、安く買うことができるが、サイズがなくて取り寄せる場合は、5万円の新タイプが届く可能性が高いようだ。
品番(スタイル番号・モデル番号)
2018年のモデルチェンジにより、品番(スタイル番号・モデル番号)は、以下のように変わっている。
・チェスナッツ「9013」→「9413」
・ブラック「9014」→「9414」
・シガー「9016」→「9416」
私は、明るいブラウンが好きなので、チェスナッツ(9413)を選んだ。
というか、先ほども書いた通り、サイズがぴったりの、チェスナッツのベックマンが、たまたま、おいてあったので、思わず買ってしまったのだ。
おわりに
残念ながら、私のFLHCでは、おそらく、今の状態では、フットボードとシフターペグの間に、ベックマンのつま先は入らない。
現状では、スニーカーのつま先が入るくらいのクリアランスしかないのだ。
そのことは、分かっていた。
もちろん、調整は可能だが、それほど細かく調整することはできないようで、けっこう上になってしまうかもしれない。
そうなると、シフトアップで蹴り上げるのが大変になりそうだ。
そこで、ブーツのつま先を保護する意味でも、ベックマンを履くときは、シーソーペダルを使って、かかとでシフトアップして乗るのが良さそうだ。
おそらく、それが、いちばんハーレー乗りっぽいだろう。
最後に、レッドウィングは、Made in USAのワークブーツなので、正直言って、高い割に作りは雑というのが定説だ。
確かに、それは否めず、バイクで言えば、さながら、ハーレーのような存在である。
そういう意味では、レッドウィングは、ハーレー乗りには、ちょうどいいワークブーツかもしれない。
また、新たな相棒が増えた。
【関連記事】
⇒ レッドウィング・ベックマン・ブーツの手入れにはミンクオイルかシュークリームか⁉【履きおろし前のプレケア編】
⇒ ベックマンと ベックマンFLAT BOX(フラットボックス)の違い【買うなら 9060 茶芯 ブラッククローンダイク】
コメント