ベックマンと ベックマンFLAT BOX(フラットボックス)の違い【買うなら 9060 茶芯 ブラッククローンダイク】

BECKMAN FLAT BOXAPPAREL-GEAR
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私は、レザー製品に関しては、味わいのあるブラウン系が好きなようだ。

 

先日、レッドウィングのベックマンを買ったのだが、カラーは、チェスナッツ(チェスナット)という、明るい茶色を迷わず選んだ。

 

 

とは言え、やはり、ブラックも捨てがたく、そのうちに、ブラックのワークブーツも買おうと思っている。

  

FLAT BOX(フラットボックス)

今回、レッドウィングのベックマン(4313)を買ったあとに、いろいろ調べていて知ったのだが、ベックマンには、「FLAT BOX(フラットボックス)」という、別のモデルがあるようだ。

 

 

もちろん、私の住む地域では、見かけたことはない。

 

もしも、こちらが売っていれば、先にこちらを選んだかもしれない。

 

そして、カラーは、おそらくブラック(茶芯)を選んだと思う。

ベックマン と FLAT BOXの違い

通常のベックマンには、つま先の部分に樹脂でできた先芯が入っている。

 

そして、ソールには、ミッドソール(板)が入っている。

 

しかし、「FLAT BOX」には、敢えて、それらが入っていない。

 

それらにより、「FLAT BOX」は、つま先まで柔らかくて履きやすくなる。

 

そして、先芯が入っていないので、履いているうちに、つま先が反り返り、沈んで、薄くもなる。

 

このタイプであれば、私のハーレー(FLHC)のフットボードとシフターペグの間にも、つま先が入りそうだ。

  

FLAT BOX のカラー

ベックマンの「FLAT BOX」のカラーは、

 

9060 ブラッククローンダイク
9062 ブラックチェリーフェザーストーン
9063 チークフェザーストーン

 

の3色なので、私が買ったベックマンのチェスナッツとは、かぶらない。

 

BECKMAN FLAT BOX

 

ベックマンで、ブラックや、ブラックチェリーを選ばなくてよかった。

 

ベックマン「FLAT BOX」を買うなら、おそらくブラックだろう。

 

ベックマンの「FLAT BOX」の黒は、ただの黒ではなく、「茶芯」というのが良い。

茶芯とは

茶芯」とは、ブラウンに染色したレザーの表面を、別色で染色したレザーのことで、経年変化により、表面が擦れて下地の茶色が現れてくるのが特徴だ。

 

レザージャケットやレザーのワークブーツなどでは、経年変化による味わいが楽しめる。

 

ベックマンの「FLAT BOX」のブラッククローンダイク(9060)の場合、ブラウンの上にブラックが乗っているので、ブラウン好きの私には、ピッタリのブラックだ。

 

これなら、キズも楽しめるだろう。

  

おわりに

「Red Wing Shoe Store 東京青山」あたりに行けば、豊富な在庫のなかから、気に入った1足を選べるだろう。

 

しかし、地方では、限られたアイテムしか、店頭にない場合が多い。

 

もしも、ただのベックマンとベックマン「フラットボックス」を、両方とも試着することができたら、おそらく、ベックマン「フラットボックス」の方を選んでいたと思う。

 

スニーカーに近い感覚でラクに履けるし、つま先が薄いので、ハーレーのフットボードとフットペグの間にもつま先が入りそうなので、キズやシワを気にしなければ、こちらのほうが、絶対に使いやすい。

 

しかも、茶芯ブラックというのが、味わい深くて良い。

 

ブラックのブーツが欲しくなったら、ぜひ買ってみようと思う。

 

最後に、ベックマン「フラットボックス」について分かりやすい説明があったので、引用して終わりたいと思う。

ベックマン「フラットボックス」説明引用

REDWING (レッドウィング) Beckman Boot FLAT BOX (ベックマンブーツ フラットボックス)

 

1905年にレッド・ウィング社を創業したチャールズ・ベックマンにちなんで名付けられた「ベックマンブーツ」は、社の創業期より存在したラウンドトゥのブーツを、今日の素材で再現したものである。

 

自動車がまだ普及しておらず、道路の舗装が未発達であった当時、道端の土埃や泥から足を守ることができる6インチ丈のブーツは、オックススフォード(短靴)以上に、日常的な靴として広く履かれていた。

 

そして、その多くは、「先芯」を入れない「フラットボックス」仕様でつくられていた。

 

「先芯」とは、靴のつま先に、その形を維持するため入れる硬い部材のことだが、これを入れない靴は、つま先まで柔らかく非常に履きやすいものであった。

 

ベックマン「フラットボックス」は、この当時の先芯を入れない6インチブーツを再現したものである。

 

ベックマンと同じデザインのアッパー(靴の甲部)で、同じ「8番」ラスト(木型)を使用している。

 

先芯を入れる普通のブーツでは、つま先部分は形状が変わらない分、革が馴染む事はなくソールの反りもないが、「フラットボックス」仕様では、先芯で固定されていないつま先の革は、足に合わせて馴染み、ソールも自在に反るため、通常のブーツにはない快適な履き心地となる

 

そして、革の馴染みと共に、つま先が平たく沈んできて、独特の形状になってゆく

 

20世紀初頭~前半のアメリカのブーツによく見られたスタイルで、履き心地と共にこうした経年変化もこの「フラットボックス」の魅力である。

 

ソールは、ミッドソールを使わないシングルソール仕様のグロコード・メダリオン・ソールとして、柔らかなソールの反りを実現し、このブーツの特長である履き心地の良さを高めている。

出典:amazon.co.jp

 

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