アメリカの一部の州では、ヘルメットの着用は、「FREE CHOICE(自由)」 や、年齢によって異なるが、日本では、バイクに乗る人は、すべての人に、ヘルメット着用の義務がある。
ヘルメットは、もしものときには、かぶっていたほうがいいとは思う。
常に事故と隣り合わせの、バイクレースや、峠を攻めたいのなら、ならなおさらだ。
しかし、私は、バイクレースをするわけではないし、峠を攻めたいわけでもないので、もしもヘルメットの着用が自由だったら、たぶん、かぶらない。
そもそも、もしものことを考えるくらいなら、家の中で大人しくしていればいいと考える人間だからだ。
しかし、そんなことを言っていても、はじまらない。
ヘルメットはかぶるとして、その下にかぶる「バンダナ」や「インナーキャップ」などを、いくつか買ってみたので、今回は、それについて比較してみる。
ヘルメットの下にかぶるもの
バイク乗りにとって、ヘルメットを脱いだ後の「髪型の乱れ」は気になる。
いろいろ試してみて、直接ヘルメットをかぶるよりも、ヘルメットの下に何かを被ったほうが、髪型の乱れ方が、少しはマシだということが分かった。
冬場であれば、ヘルメットの下に「ニットキャップ」をかぶるのもよさそうだ。
そして、夏場もヘルメットの下に、何かをかぶったほうがよさそうだ。
もちろん、顔に汗が垂れてくるのは、よろしくないので、それを防ぐ目的もある。
半ヘル(半メット・半キャップ)であれば、ヘルメットの下に、ベースボールキャップをかぶりっぱなしの人も多い。
しかし、ジェットヘルメットやフルフェイスの下に、ベースボールキャップをかぶるわけにはいかない。
そこで、「バンダナ」や「インナーキャップ」の出番というわけだ。
バンダナ
「夏場も、直接ヘルメットをかぶりたくないな」
そう思って、「バンダナ」の存在を思い出した。
「アメリカンバイク」と「バンダナ」は、相性が良さそうだ。
今回は、メイド・イン・USAのバンダナ(コットン100%)を買ってみた。
「バンダナ」は、頭に巻く以外にも、さまざまな使い方ができるので、持っておくと役に立ちそうだ。
インナーキャップ
「インナーキャップ」にも、二通りある。
「ニットキャップタイプ」と「バンダナキャップタイプ」だ。
どちらがいいのか分からなかったので、とりあえず、両方とも買ってみた。
不思議なことに、1枚入と2枚入りで、それほど価格が変わらなかったので、2枚組を選んだ。
「COOLMAX」素材なら、ドライな着心地が保たれ、夏場も快適に過ごすことがでそうだ。
ニットキャップタイプ
インナーキャップの「ニットキャップタイプ」では、たとえば、このようなものがある。(無地の黒バージョンもある。)
ニットキャップのように、ただ、かぶるだけなので、いちばんお手軽だ。
しかし、「バンダナ」や「バンダナキャップタイプ」のように、縛らないので、人によっては、フィットしないかもしれない。
バンダナキャップタイプ
インナーキャップの「バンダナキャップタイプ」バージョンはこちらになる。(無地の黒バージョンもある。)
この商品は、バンダナをキャップ状にし、柔らかいゴムバンドが縫い付けてある。
かぶった感じは、後ろで縛るので、「ニットキャップタイプ」よりも、フィットする。
ただ、この商品のプリントは表面だけなので、結んだときに、裏面の白い部分が出てしまうのが、よろしくない。
また、中途半端に垂れ下がった布が、首に当たるのが、私には気になった。
もっといい商品を探そうと思う。
おすすめは?
機能性で言えば、「COOLMAX素材」のものが良さそうだ。
しかし、
頭に巻いた感じでは、やはり、正方形の「バンダナ」が、いちばん様になる。
インナーキャップの「バンダナキャップタイプ」とは違い、折り方を変えれば、後ろに垂れ下がる部分の調節も自在にできる。
少し長めに垂らせば、首の後ろの日焼け防止としても使えそうだ。
また、「バンダナ」にも裏表があるが、縛ったときに裏面が出てしまって気になるほどではない。
インナーキャップの「バンダナキャップタイプ」が、「COOLMAX素材」と「バンダナ」のいいとこ取りのようだが、実際には、不満点が多い。
裏面が目立たず、後ろに垂れ下がる部分が、もう少し長い商品ならば、いいとこ取りになるかもしれない。
今回の商品で比較した限りでは、私なら、「COOLMAX素材」で選ぶなら、インナーキャップの「ニットキャップタイプ」を選ぶ。
そして、機能性よりも、見た目重視の場合は、コットン100%の「バンダナ」を選ぶ。
今回、初めて、頭にバンダナを巻いてみたが、思いのほか見た目が良かったので、けっこう気に入ってしまった。
また、バンダナは、鼻と口を覆うマスク代わりにもなるし、そのほか、どこにでも巻くことができる。
そのため、「バンダナ」は、常に1〜2枚、持っておこうと思う。
おわりに
ヘルメットの下に何もかぶらない場合は、髪型はかなり乱れるが、ヘルメットの下にインナーキャップをかぶった場合は、変に乱れることはない。
乱れるというよりは、「ただ潰れるだけ」だ。
そして、ヘアワックスなどの整髪料が付いていれば、手ぐしで、ある程度は直すことができる。
私は最近、基本的には、横分けからのオールバック風にしている。(アイコン参照)
今の髪の長さでは、それがいちばん、ヘルメットを脱いだときに髪型が気にならないからだ。
「インナーキャップ」や「バンダナ」は、夏場の汗対策としても有効なだけではなく、髪型の乱れを最小限に留める効果もあるので、なにかしら使用したほうがいいように思う。
もちろん、「ベースボールキャップ」に「半ヘル」というのの、ハーレーらしくていいと思うので、近場で乗るときと、遠出のときで、「半ヘル」と「ジェット」を使い分けたい。
そして、「ジェット」の下にかぶる「インナーキャップ」や「バンダナ」の、「COOLMAX素材」と「コットン100%」の違いなども、改めて記事にしたいと思う。
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