梅雨の中休みの休日、朝、起きると、以前、峠で知り合ったS1000RR乗りの先輩ライダーから、お誘いがあったので、急いで用意して、日差しぶりのマスツーに行ってきた。(やはりS1000RRはカッコいい…)
前もって予定を立てて、前日までに誘ってこないところは、自分と似ている気がする。
私も、休日は、朝、起きたときの気分や天気で、その日の行動を決めるタイプなので文句は言えない。
天気予報はあてにならない
バイクツーリングの場合は、前もって予定を立てたところで、雨が降ればすべてはパーになる。
たいてい、そのツーリング計画が延期されることはない。
そのため、前もって計画するとしても、ある程度、天気が予測可能な、前日か前々日が多い。
週間天気予報なんて、だいたいは、あてにならない。
1日経てば、晴れが雨に変わっていたり、その次の日には、また晴れに変わっているなんてことはよくある。
つまりは、1週間先の天気予報なんて、ほぼ、あてにならないのだから、計画するだけムダなのだ。
そして、誰とも予定が合わなければ、ひとりで走ればいいだけだ。
自分のペースで走れる、ひとりツーリングも楽しいものだ。
共通の趣味
ツーリングの待ち合わせは、一般道の場合、たいていはコンビニを目印にすることが多くなる。
そして、集合場所のコンビニで、コーヒーなど飲んでいると、まったく知らないライダーと仲良くなることも、まぁまぁ、よくある。
基本的には、止まっているバイクに興味が湧けば、話しかけることが多いのではないだろうか。
逆に、旧車愛好会の方々とか、あまり良くわからない分野の人には、声をかけない。
私は、それほど声をかける方でもないが、一緒にいる人が声をかけることも多い。
朝、コンビニで出会って、声をかけて、そのまま一日、一緒にツーリングということも、けっこうある。
これは、ナンパの成功率よりも、遥かに高い確率のような気がする。
やはり、共通の趣味というのは、仲良くなれる、最大のツールなのだ。
連帯感
共通の趣味があれば、たいていは仲良くなれる。
もちろん、乗っているバイクや年齢にもよるが、バイク乗りという部分での、連帯感のようなものは、バイクに乗っていると、なんとなく感じる。
けっこう攻めているようなときでさえ、対向車線で手を振られると、つい、手を振り返してしまう。
危ないからやめようと思っているのだが、反射的に手を出してしまう。
私もけっこう、人がいいのかもしれない。
タイプやペースは重要
意気投合して、一緒に走ってみると、数分で、その人のモラルとか性格とかが分かる。
もちろん、法定速度で安全運転をする人を責めることはできない。
追い越しも、スリ抜けも、けっして推奨される行為ではない。
法治国家の日本にあっては、彼らが正しい。
ただ、その後、何度も一緒に走るかどうかということになると、やはり、同じようなタイプの人や、同じようなペースで走る人でないと難しい。
ペースが合わないと、お互いに楽しくない。
どちらかが、どちらかに合わせる必要があるが、人間関係と一緒で、そのような関係は長続きしない。
おわりに
個人的には、自分よりも速い人と走るのが、いちばん楽しい。
私よりも速い人には申し訳ないのが、私も懸命に着いていこうと頑張る。
まだまだ、免許を取って1年足らずの初心者なので、自分よりも速い人に着いて走ることで、少しずつレベルアップできる。
ただし、危険なので、ハーレーでSSやネイキッドに着いていこうとすることは、もうやめた。
私も、少しずつ学習しているのだ。
峠などでは、先頭を走るよりも、前の人の後を走るほうが、圧倒的に楽だ。
それでも着いて行けないなら、なぜ着いて行けないのかを、考えたり、質問することで、ステップアップすることができる。
反対に、自分よりもゆっくり走る人と一緒に走るときは、前でも後ろでも、あまり楽しくない。
後ろだと、煽るつもりはなくても、間がつめまってしまうし、前なら、常に後ろを見ながら、ペースを落として走る必要がある。
一緒に走っておきながら、置き去りにするほど、性格は悪くないほうだと思う。
今回、一緒に誘って走った人は、だいぶペースが違ったので、誘って悪かったような気がする(私が声をかけたのではないが…)
一緒に食事をしながら、情報交換をするのは楽しいが、おそらく、彼も自分のペースで走ったり、止まりたかったはずだ。
せっかくのツーリング日和に、ちょっと申し訳なかったと思った(私が声をかけたのではないが…^^;)
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